子どもたちの「本当の気持ち」を
大切にできる保育者になりたい。
幼児教育コース 2年 中原 美紀
(大阪府・関西学院千里国際高等部出身)
「子どもが好き」で教育学部に入学。幼児教育コースには同じ道をめざしている人が多いので、授業外でも「子どもとの関わり方」などについて話題にすることがあり、とても勉強になります。大学祭では模擬店を運営しましたが、子ども目線を意識して企画することで参加者に気に入ってもらうことができ、大成功を収めました。実習先では子ども一人一人に寄り添った対応をする理想的な先生に出会い、めざす将来像が明確に。それぞれの気持ちを引き出して的確な対応ができる保育者として活躍していきたいです。
「食育」という観点から
子どもたちの成長に関わりたい。
幼児教育コース 2年 中村 葵
(長野県・松本県ヶ丘高校出身)
農家だった祖父の影響で、私にとって「食」や野菜の生育は身近なもの。そんなことから、野菜栽培の経験やさまざまな味覚に触れることが子どもの成長にどのような影響を与えるのか興味を持ち、研究しています。実習に役立った授業は「ことばの表現教育」。子どもの言葉に対する感覚を養うためにページのめくり方や声のトーンなどを工夫し、子どもの興味をひく読み聞かせができるようになりました。保育者の仕事は幼い頃からの夢。そして食育の重要さを子どもたちに発信する保育者になれるように努力していきたいです。
小学校教員という目標に向かって、
日々努力を続けています。
初等教育コース 3年 前田 拓馬
(広島・海田高校出身)
良い意味でキャンパスが狭く、1年生では少人数クラスも多いので、入学してすぐに仲間ができます。実践的な授業が多く、「子どもと英語」という授業では英語の歌を学び、実習で役に立ちました。模擬授業では人前に立って話さなければならず、毎回緊張していましたが、次第にうまく内容をまとめられるように。人前でも緊張せずに自分の思いを伝えることができるようになりました。実習やレポートなど苦労することはありますが、教員になるという夢を叶えるための良い環境が整っています。
実習で得た気づきが
教員としての未来に役立つ。
初等教育コース 2年 中山 実優
(奈良・郡山高校出身)
小学校の先生になることが夢だったので、初等教育コースを選択。意欲があれば多数の実習経験を積むことができる所が非常に魅力的です。実習で印象に残っていることは、声掛けの仕方で子どもの反応が変わったという点です。「○○しないで」と禁止するのではなく、「○○しよう」と促すように声をかけることの大切さに気づき、少しの工夫で子どもの反応が全く違ってくることを体感しました。今後は実習で得た実践力とあわせて、ゼミで心理学に関する知識を身につけていきたいです。
すべての子どもが
安心して学ぶための居場所をつくる。
教育科学コース 2年 松﨑 順平
(福岡・八女高校出身)
いじめや不登校など子どもを取り巻く問題に関心があり、問題のバックグラウンドや対応方法について深く学びたいと思い、教育科学コースを選びました。現在は学内外でのボランティア、他学部の授業履修と、さまざまな活動に積極的に挑戦中です。多くの人との出会いや、子どもたちと時間を共にすることで、入学前よりも自分の視野が格段に広くなりました。これらの経験は将来、教師になった時に活かせると確信しています。
友人との意見交換が学びのモチベーションに。
教育科学コース 3年 西岡 侑香
(大阪・大阪YMCA国際専門学校出身)
私自身が不登校だったことがあり、語学専門学校を経てグローバル入試で入学しました。自分の経験から教育現場のもつ問題に対して興味がありました。教育科学コースにはさまざまな分野の先生方がいらっしゃいます。スクールカウンセラー経験がある先生からは教育現場への臨床心理学的な意見を、グローバル教育の先生からは外国との教育の違いや日本の課題を伺いました。主体的に取り組めば、どの先生も全力でサポートしてくださいます。大学はとても自由な場所。自分が学びたいことをしっかり考えて受験勉強に励んでください。
夢を現実にできた4年間。
小学生に理科のおもしろさを伝えたい。
実験を交え理科のおもしろさを教えてくださった先生に憧れ、自分も自然科学を楽しく子ども達に伝えたいと思い教師を志望。教員採用試験対策を始めたきっかけは友人の勧めで参加した未来塾でした。学内講座やキャリアセンターも利用し、試験に必要な知識と面接や模擬授業に役立つ実践的な技術を身につけました。教員や面接官の経験を持つ講師の方にアドバイスをいただけることや熱意ある仲間と一緒に学べることは、夢を叶えるためのモチベーションにつながりました。
杉山 涼
静岡県公立学校教員 合格
個性を大切にする保育に感銘を受けました。
実習園の、幼児の興味に合わせた保育が印象的でした。担当したのは5歳児30人のクラス。実際に保育を行ってみると予想以上に準備することが多く、苦労しました。「製作あそび」では、めあてに沿って楽しめ、かつ簡易すぎない素材を考える必要があります。幼児は一人ひとりできることも興味のあることも違うため、何人かに試してもらうなど工夫し、相応しい素材を探しました。3週間という短い期間でしたが、子どもの個性を知り、それぞれに合わせた保育ができれば、心を開いてくれることに気づきました。実習後は、幼児の気持ちに寄り添った保育を心がけるようになりました。現在は、実習で学んだことを活かして子どもと関わっています。
大園 由香
初等教育コース 2017年3月卒業
子どもが「楽しい」と思えることを
とことん考える教員になりたい。
ボランティアとして参加している子ども教育キャンプでは、子どもが参加するキャンプの企画・運営を行います。子どもたちが本当に楽しんでくれるかだけでなく、教育上の意味があるのかどうかも考える必要があり、やりがいを感じます。加えて、子どもや他の学生と関わることで、自分と向き合い、自分の成長を実感できます。このボランティアや実習で実際に子どもと触れあうことで授業を受けるモチベーションが上がり、より有意義に学べていると感じています。将来は教員として、地元の教育現場を盛り上げていきたいです。
米川 楓
高知・高知西高校出身
初等教育コース 2年
「みんなちがってみんないい」を
大切にしていきたいです。
高校時代をニュージーランドで過ごし、グローバル入試制度を利用して関西学院大学に入学しました。現在は授業の傍ら、不登校の子どもたちへのボランティア活動に参加しています。子どもたちと一緒に遊ぶことで信頼関係を築き、大人に話しにくい悩みなどの聞き役になっていますが、良かれと思ってやったことが逆効果だったこともあり、それぞれの子どもに合わせた接し方が大切だと痛感しています。海外で高校時代を過ごしたことで価値観や文化の多様さを学び、ボランティアで子どもに合わせた接し方の大切さを学びました。広い視野を持ち、多様性に寛容な人間の育成のために、この経験を生かしていきたいです。
大野 智子
ニュージーランド・St. Dominic’s College出身
教育科学コース 2年
アメリカでの経験が、
積極性の大事さに気づかせてくれました。
US“アシスタントティーチャー”ボランティアは、英語力を伸ばしたい、将来に活かしたいと思った私に最適のプログラムでした。私はカリフォルニアで小学校3年生のクラスを担当しました。日本文化について紹介したあと、子どもたちとトントン相撲で遊びました。言葉の壁を完全に越えることは難しかったのですが、子どもたちの楽しそうな笑顔を引き出すことに成功。積極的に相手と向き合うことの大切さを実感しました。アメリカに英語が母語でない子どもがいるのと同様に、日本の保育・教育現場にも日本語を十分に話せない子どもたちがいます。今後はそれぞれの国の教育について多角的な視点から考えを深め、教育者としての自分の軸を持ちたいと思います。
齋藤 琴子
京都・南陽高校出身
幼児教育コース 2年
保育について学びを深め、
社会に役立つ研究をしたい。
より学びを深めたいと思い、大学院への進学を希望。大学院では「男性保育者の研究」に取り組んでいます。研究に海外の知見を取り入れるため、男性保育者確保に先駆的に取り組んできたデンマークに目を向け、大学院1年目では現地に足を運び、保育園の視察調査および男性保育者にインタビューを実施しました。男性保育者が子どもや保護者に与える影響、男性保育者の参入を妨げる社会問題などについての理解を深め、今後の日本での男性保育者確保の一助となるような研究にしたいと考えています。また、後期課程ではデンマークを拠点に、子育て支援の研究に取り組む予定です。
上田 星
関西学院大学大学院 教育学研究科
博士前期課程1年(乳幼児教育研究領域 研究者養成コース)
幼児教育コース 2017年3月卒業
保育士として
地域全体の子育てを支えていきたいです。
大学では、講義や実習を通して抱えた疑問を先生方にすぐに尋ねられる安心感と、保育・教育現場で役立つ実践的な知識や技術を学ぶ充実感を感じながら、学びを深めることができました。私の勤務する保育所には0~5歳の子ども120人が在園しています。保育士は保育をする役割だけでなく、子どもとその保護者、地域の方々など、地域全体の子育てを支えていくという大きな役割も担っています。子育て家庭の孤立化などの問題を抱える社会背景の中で、「ちょっと頼らせて!」と言ってもらえる“拠り所”となれるよう、様々な知識をつけたいです。いつか教育・保育現場で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
篠原 健太
兵庫・公立保育所勤務
幼児教育コース 2015年3月卒業
子どもたちの成長に、
やり甲斐と楽しさを感じる毎日です。
一年目からクラス担任を持ち、さまざまな困難がありましたが、子どもたちの毎日の成長が何よりのやりがいであり、楽しさです。大学の講義で身につけた知識はもちろん、たくさんの実習で経験した気づきや失敗が学びとなり、現在の私の保育につながっていると感じます。今後も、子どもたちに寄り添い、子どもの心の拠り所となれる保育者をめざします。私は、幼い頃からの夢であった幼稚園の先生になれたことを心から嬉しく思っています。大学には同じ夢を持つ仲間や親身な先生方がたくさんいます。素敵な仲間たちに出会い、夢に向かって突き進んでください。
上崎 裕加
大阪・私立幼稚園勤務
幼児教育コース 2014年3月卒業
新たな英語教育を作り上げることに
やりがいを感じます。
大学では、授業だけでなく実習など教育現場を知る沢山の機会を与えていただきました。就職支援については、面接や小論文の指導もしていただき、礼儀・作法のみならず、自分の教育観を確立していくことができました。現在は、英語科教科主任及び国際教育部長を兼任し、2020年学習指導要領改定に向けた新カリキュラムの作成や、英語の活用を視野に入れた新たな指導形態の在り方を模索しています。私立小学校ということもあり、英語教育を自分の考えでクリエイトできることにやりがいを感じます。教員というのは毎日子どもが成長していく姿に感動できる、とても素敵な職業です。自分の目標に向かって、学び続けてください。
酒井 将輝
大阪・私立小学校勤務
初等教育コース 2015年3月卒業
目標は、未来を担う子どもたちを
たくましく生きる人に育てること。
在学中に多くの実習を経験し、小学校の先生になりたいという夢が決意に変わりました。自信をもって難関に挑むことができたのは、恩師の親身な指導や充実した就職支援のおかげです。念願かなった今は『心のキャッチボール』を心がけた教育活動に勤しんでいます。日記に「ないて、わらって、たすけあって、おうえんして、とてもいいクラスになっています」と書いてくれた子がいて、本当に嬉しかったです。神戸市の教育理念「人は人によって人になる」のもと、「未来を担う子どもたちを、たくましく生きる人に育てる」ことが、私の教育目標です。
吉川 明香里
兵庫・公立小学校勤務
初等教育コース 2015年3月卒業
授業や「未来塾」で身につけた技術が
実際に役立つことを実感。
大学では授業や「未来塾」という就職支援講座で、黒板の書き方や生徒の興味を引くための工夫を学びました。教員をめざす仲間と有志で模擬授業を開催したこともあり、これらの経験は現在の授業やクラブ活動の指導に役立っています。今後、生徒全員が「楽しい」「わかりやすい」と思える授業のために、授業研究を進め、生徒の気持ちに寄り添うことができる教員をめざします。受験生の皆さん、教育学部は教員になるための授業や講座が充実しています。職員の方たちも優しく、同じ夢を持つ仲間に出会うことができます。ぜひこの教育学部で夢を実現してください。
大和 裕貴
兵庫・私立中学校勤務
臨床教育学科 2014年3月卒業
※このサイトの情報は全て2018年3月31日時点の情報です。