マレーシアで建築学国際プログラム(マラヤ大学)を実施しました
8月16日(日)~8月30日(日)の2週間、マレーシア、クアラルンプールのマラヤ大学で、建築学国際プログラムを実施しました。
マラヤ大学は1905年に設立されたマレーシアの最高学府で、アジアでもトップランクの大学の一つです。本プログラムでは、実践的な英語の学びを得るとともに、アジアとヨーロッパの文化が重層するマレーシアの多様な建築と都市を体験し、その奥深さを学ぶことを目的としています。
今年で5回目となるプログラムには7名の学生が参加しました。学生たちは、午前中はリーディング、ライティング、スピーキング、グラマーの英語4スキルを学ぶクラスを受講し、午後には現地の建築、都市文化を学ぶフィールドスタディに参加しました。また、8月22~23日の土日には世界遺産都市マラッカへの1泊2日のスタディツアーも実施されました。
フィールドスタディでは、19世紀の英国植民地時代に基礎が築かれ現在大きく発展したクアラルンプールの重層的な歴史を物語る、コロニアル建築群、ブリックフィールド地区、中国やインドからの移民が形成したチャイナ・タウン、マレー人たちの居住区(カンポン)と伝統的なマレーハウス、新都心KLCC地区、世界第2位の高さを誇る超高層建築ムルデカ118、新行政首都プトラジャヤなどを訪れ、多様な建築、都市の姿と、それらが形成された背景や文化、建築デザインに込められた意味などを学びました。また、クアラルンプール市建築物管理局を訪問し、歴史的建造物の保存、再生手法に関するレクチャーと再生事例の見学も行い、アジアにおける建築保存再生に関する専門的な学びも得ることができました。
世界遺産都市マラッカのスタディツアーでは、ヨーロッパ(ポルトガル、オランダ、イギリス)とアジア(中国、インド、マレー)の文化が重層、融合する、他では見られない建築、都市の姿に触れるとともに、かつての華人のショップハウスを改修したホテルに宿泊しました。また、マラッカ地域の歴史のある集落(カンポン)を訪問し、現在も生き続ける伝統的マレーハウスを体験するという得難い経験もすることができました。
最終日には、現地で学んだ建築、都市について英語でのプレゼンテーションを行い、プログラムを締めくくりました。
期間中は現地のバディ学生とともに滞在する中で、英語のコミュニケーション力が一層高まり、フルタイムの交流によって異文化理解も深まり、大変充実した2週間となりました。プログラムには山根教授も同行し、今後もプログラムを継続、発展させていくことを確認しました。