建築学部
K.G.
2026.02.27[ニュース]

秋学期集中講義「茶の湯から学ぶこれからの空間デザイン」を実施しました。

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秋学期集中講義「建築・都市演習17」(担当:木村 宗慎 国内客員教授・茶人・芳心会 主宰 / 八木 康夫 教授 / 柳 尚吾 准教授)を開講いたしました。

本演習は、「茶の湯から学ぶこれからの空間デザイン」をテーマに掲げたプログラムです。
「侘と寂」や「数寄」の広がりについて、実際の茶室空間を体験しながら考察し、理解を深めることを目的としています。

講義と並行して行われた学外フィールドワークでは、京都・大徳寺の聚光院、孤篷庵、三玄院、および本坊という貴重な建築空間を見学し、千利休、古田織部、小堀遠州といった元祖日本のクリエイティブディレクターたちの思想に触れることができました。

さらに講義の後半では、W.M.ヴォーリズ設計による名建築 駒井家住宅へと移動し、同邸宅内にて木村先生から特別レクチャーを受講するといった、歴史的空間のなかで、深く実践的な学びに浸る貴重な機会となりました。

日本の伝統美から近代の洋風建築まで、歴史を横断するこの数日間を通して、学生たちは時代性を読み解く素地を養い、日本独自の「数寄」の手法を、いかにして現代の建築表現へ昇華させるか。その応用力を身につける、実りある講義となりました。