建築学部
K.G.
2025.09.18[ニュース]

春学期集中講義にて茶室空間を体験しました。

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建築学部は春学期集中講義として4日間にわたり「建築・都市演習9」(担当:木村 宗慎 国内客員教授・茶人・芳心会 主宰/八木 康夫 教授/柳 尚吾 准教授)を実施しました。
本演習では「人はなぜ建築をするのか?」をテーマとし、日本人の生活と建築様式に大きな影響をあたえた「数寄(すき)」「侘と寂(わびとさび)」との関わりを、実際の茶室空間を体験しながら考察、理解することを目的としています。
講義と並行して京都大徳寺 玉林院にて作務や茶室見学、また木村先生の稽古場にて茶道体験を行いました。
実際の空間を体験することを通じて、特徴的かつ典型的な日本文化の一つである茶の湯を俯瞰的に捉え、そのコンテクストを理解することで、伝統的な様式美や形式に対する偏見、誤解を解消し、現代に応用できる力を身に付けました。