2022年度大学主催秋季人権問題講演会「ビルマ(ミャンマー)クーデターを受けて」(講師:中尾恵子氏)

日時:
2022年10月18日(火) 17時00分 ~ 2022年10月18日(火) 18時40分
場所:
西宮上ケ原キャンパスB号館302号教室・オンライン同時配信

2022年度大学主催秋季人権問題講演会

演  題:「ビルマ(ミャンマー)クーデターを受けて
       -日本からできる市民の支援活動について」
講  師: 中尾 恵子 氏(日本ビルマ救援センター代表)
日  時: 2022年10月18日(火)17時00分~18時40分
場  所: 西宮上ケ原キャンパス B号館302号教室・オンライン同時配信
参加方法:【会場】事前申し込み不要
     【オンライン】詳細は以下よりご確認ください。

2022年度秋季人権問題講演会(中尾恵子氏)オンライン参加について
 

*本講演会では、手話通訳・パソコンテイクによる情報保障を予定しています。
 また、講演会は録画し、後日、字幕をつけた動画を本学Webサイト等で配信する予定です。

<講演内容>
「アジア最後のフロンティア」と呼ばれ、経済的な潜在力だけでなく、民主化の進展が期待
されていたビルマ(ミャンマー)。しかし、2021年2月、国軍クーデターを境にすべてが
大きく変わりました。武器を持たないデモ隊に、実弾の入った銃を向ける国軍。略奪、放火、
性暴力。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ビルマの国内避難民の総数は
120万人を上回りました。
在日ビルマ人コミュニティーと日本人支援団体が連携し、全国各地で市民による支援活動が
続いています。長期化する紛争と失われていく関心の中、祖国への思いを胸に、週末には
街頭募金活動をするビルマ人の若者たち。それを応援する日本人グループと学生たち。
こうして集まった支援をビルマ国内避難民に届ける活動が、現地のカウンターパートとともに
行われています。今、ビルマの人びとのために何ができるのかを一緒に考えたいと思います。

<講師紹介>
1958年、大阪府生まれ。88年設立の日本ビルマ救援センター (BRCJ)に97年参加。99年より
同センターの代表をつとめる。ヴェリタス城星学園中学校・高等学校英語科教員。人権教育担当。
学校の長期休暇に大学生とともにビルマ ・ タイ国境訪問を続けている。コロナ禍のため
2019年8月が最後となっていたが、今年8月には3年ぶリの訪問を行った。

2022年度秋季人権問題講演会 中尾恵子氏チラシ