茶道部(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

茶道部

 1947年、高碕農夫也、藤田真司、木田早苗の3名を発起人として、三井宗豊師匠(表千家)を迎えて創部。
旧保健館で初の茶会を開催した。

 当時、表千家の学生茶道として茶道界でも話題となり、1951年の5周年には記念茶会を大阪美術倶楽部で開き、同年「関西学院同窓会文化賞団体賞」を授与された。
翌年、学生として初めて湊川神社で表千家献茶副席を懸釜した。
56年、10周年を記念して久田宗也宗匠命名(額)の道場「恵風庵」が完成、新道場記念茶会を開催し、記念誌を発行した。
その後、学院創立記念協賛の茶会を各地で開催し学生茶道の評価を高めた。
その頃、表千家13代即中斎宗匠から「学生茶道」としての実績と功績が認められ「関学茶道」(掛軸)を頂く。
65年、スタンフォード大学招待茶会。
以降、訪れる海外の方も増え、茶道を通じて日本文化を積極的に世界に紹介している。
89年、学院創立100周年では阪急百貨店で開催された「オール関西学院グラフィティ」会場で1週間の茶会を開く。
96年の創部50周年には、学院と卒業生の援助を得て道場を大幅に改修、柚木学学長、木村正春同窓会長ら学院関係者および久田宗匠を迎えて茶会を開催、翌年、記念誌を発行した。

 部員は「恵風庵」で週数回の稽古を通し、茶道のお点前による心身の鍛練と社会人として必要な礼儀の基本を習い、春秋の茶会や協賛茶会で主客のコミュニケーションを身に付けて巣立っている。

 1950年に発足したOB・OG会の如月会は、定期総会、見学会、勉強会などを開催し、継続した茶道部の援助と、会報『恵風』やホームページなどを通じて、会員間の親睦を図るとともに茶道を教育に役立てる方法を模索している。
2016年に70周年を迎える。

【文献】『関西学院大学茶道部創部50周年誌』1997;関学茶道部如月会総会資料