古武弥正(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

古武弥正

こたけやしょう

1912.9.19~1997.11.13

古武弥正

古武弥正

学長、文学部教授。
1937年、関西学院大学法文学部心理学専攻第1回卒業生3名のうちの一人。

 卒業の年の7月から翌1938年12月にかけてアメリカのハーバード大学大学院に留学。
帰国後、関西学院大学法文学部助手、専任講師、助教授を経て、48年、新制大学発足とともに文学部教授となり、すでに法文学部で心理学の研究・教育活動を始めていた今田恵と新制大学の心理学科を発足させ、50年には条件反射の研究により医学博士の学位を受けた。
その強力なリーダーシップにより、心理学研究室を日本における条件反射研究のメッカにするとともに、基礎心理学において日本を代表する研究室に育てた。

 1956~57年度に文学部長、58~62年度には総務部長を務め、60年の社会学部、61年の理学部の開設を推進した。
64~65年度にも文学部長を務める。
学生の学費値上げ反対闘争が始まり、大学紛争が激化していった66年1月から69年3月まで学長を務めた。
大学紛争が一応の収束をみた69年退職した。
兵庫医科大学の創立事業に参加し、72年に創立した兵庫医科大学の教授、副学長となり、79年、理事長を務めた。

【参照】Ⅱ 35,111,208,234,713【文献】『関西学院大学文学部60年史』1994;『関西学院大学心理学研究室80年史(1923-2003):今田恵の定礎に立って』2012;『兵庫医科大学40年史』2012