「難民」学生推薦入試制度(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

「難民」学生推薦入試制度

2004年5月に浅羽俊一郎UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日副代表が講演のため来学し、平松一夫学長に難民に対する高等教育の必要性と、日本の大学に対する期待を表明したことがきっかけとなり、本学における「難民」学生推薦入学制度への取り組みは始まった。
それまでも国連機関との連携を推進していた本学は、この問題提議を真摯に受け止め、06年度に推薦入学制度を設置し、翌07年4月より、UNHCR駐日事務所より推薦を受けた者を毎年2名を上限として受け入れることとした。

 また2012年度より英語のみで卒業する(日本語のできない)難民学生も受け入れることとし、受け入れ枠を1名増員して3名が上限となった。
07年度より14年度までの入学者は15名である。

 入学生への援助として、①学費・入学金・入学検定料の免除、②毎月の奨学金支給、③神戸三田キャンパス―上ヶ原キャンパス移動時のシャトルバス代支給、④所属学部ならびに国際教育・協力センターによる修学支援、⑤募金などを現在行っている。

 2013年度には在学中の難民学生・本学のJ-Fun Youth所属学生らとNPO法人難民支援協会、並びに関学生協の協力のもと難民問題の啓発イベントとして難民出身国の代表的な料理を生協食堂で提供する “Meal for Refugee" を実施、14年度も同イベントを継続開催し、学内外への難民問題啓発活動を実施している。