玄永学(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

玄永学

ヒョンヨウハク・Hyon Yong-hak

1921.1.6~2004.1.14

玄永学

玄永学

韓国・梨花女子大学文理大学長。
神学者。
旧朝鮮咸鏡南道に生まれる。
1938年、永生高等普通学校を卒業後、父、玄垣國が関西学院神学部別科の卒業生(1931年)ということもあり、関西学院神学部に入学、43年、神学部を卒業。
戦後、ニューヨークの聖書神学校およびユニオン神学校を卒業。
47年に梨花女子大学基督教学科教授に就任、同大学文理大学長を務め、79年には梨花女子大学より名誉博士学位を授与される。
82年、アメリカのミズリー州のエデン神学校より名誉神学博士を授与される。
86年に梨花女子大学を退任する。

 徐南同とともに「民衆神学」を提唱し、世界的に脚光を浴び、特に韓国の民衆文化である仮面劇(タルチュム)の神学的考察は高く評価されている。
ニューヨークのユニオン神学校など多くの大学で客員教授として招かれ、87年には関西学院大学神学部の客員教授として来学。
また、韓国基督教教会協議会(NCCK)神学委員、都市産業宣教委員としてキリスト教界で幅広く活躍し、韓国民主化運動に貢献する。
著書に『民衆神学』(1981)、『イエスの仮面劇』(1997)、翻訳書にS.ケイプ『新約聖書の倫理問題』(1960)、J.A.T.ロビンソン『神への誠実』(1970)、J.H.コーン『抑圧された者の神』(1980)などがある。

【文献】『民衆の神学』(翻訳版)1984;『韓国文化と基督教倫理』1986