松下績雄(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

松下績雄

まつしたせきお

1890.2.22~1963.2.14

松下績雄

松下績雄

神学部長、新約聖書学者。
福岡県三池市に生まれる。
1908年、関西学院神学校に入学、12年卒業。
伏見教会、京都京南教会の両メソヂスト教会牧師、アメリカ・カリフォルニア州日系人教会牧師を務めた後、15年、アメリカのヴァンダビルト大学神学部に留学、M.A.を取得。
21年に関西学院の礼拝主事、23年に神学部教授となり新約釈義、ギリシャ語を担当。
38年には神学部長兼任となる。

 1943年に戦時下の宗教政策により神学部が日本西部神学校に統合された際、「過去五十余年、神学部は関西学院と共に起り共に成長して今日に至り今や母校と袂を分たんとするに当り別離の情切なるものなり」と、最後の学部長報告で語る。

 1943年に日本西部神学校校長兼教授となり、44年からは広島女学院専門学校教授に就任、49年新制同大学英文学部長になる。
退職後、55年から63年まで聖和女子短期大学教授兼宗教主任を務める。
著書に『新約聖書研究』(1931)、『新約書の背景』(1935)、『聖書新解コリント前書』(1952)などがある。

【参照】Ⅰ 281,572,578【文献】松下愛子編『天への旅:松下績雄の生涯』1964