ミッション・ボード(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

ミッション・ボード

 ミッション・ボードとは、教会が宣教師を派遣し、その活動を支援し監督するために設置する「伝道局」(Board of Missions)の通称である。
関西学院の創立母体であるアメリカ・南メソヂスト監督教会の場合、ミッション・ボードは1845年、ケンタッキー州ルイヴィルに設置され、66年以後別々に存在したテネシー州ナッシュヴィルの内国伝道局(Board of Home Missions)とメリランド州ボルティモアの外国伝道局(Board of Foreign Missions)両ボードの統合が70年の年次総会で決議され、ナシュヴィルに本部を開設した。

 1910年、カナダ・メソヂスト教会が関西学院経営に参加し、合同条項(Articles of Union)がノースカロライナ州アッシュヴィルで採択された。
その結果、関西学院の経営主体は、両教会のミッション・ボードにより指名され、それぞれの総会で同意を得た各7名からなる本国の合同全権委員会(Joint Educational Commissions)と定められたが、学院の教育事業にかかわる事項の監督は、両ボードがそれぞれ選んだ3名の代表者、合わせて6名からなる日本での合同教育全権委員会に委ねられた。
財産の所有権は両ミッション・ボードを平等に代表する宣教師によって同年新たに構成された関西学院社団に属することも合同条項に規定されたが、その後、法人組織は社団から31年に財団に変更され、学院は経営面ではミッション・ボードから独立し、戦後の学制改革によって51年に学校法人に改組されることになる。

【参照】Ⅰ 40,228,241,252