源豊宗(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

源豊宗

みなもととよむね

1895.10.7~2001.1.17

源豊宗

源豊宗

文学部教授、日本美術史。
福井県武生市に生まれる。
1918年、駒沢大学を卒業後、京都帝国大学で美学美術史を専攻。
24年、斯界をリードする美術季刊誌『仏教美術』の主幹となり新知見による論文を次々と発表。
日本美術史の流れの中に仏教美術の確固とした位置を据えた功績は広く知られる。
46年から関西学院大学文学部嘱託講師(日本美術史)を務め、52年4月、文学部美学科開設にあたって教授に就任。
すでに在任の張源祥教授(音楽美学)とともに美学科をスタートさせた。
その薫陶を受けた多数の学徒の中には、磯博関西学院大学名誉教授(近世初期風俗画)、吉村元雄関西学院大学名誉教授(日本工芸史)、斉藤孝仏教大学名誉教授(仏像彫刻史)らがいる。

 長年にわたり兵庫県文化財保護審議会委員をはじめ文化庁の文化財審議会専門委員を務めて文化財の調査、指定にたずさわった。
1961年2月、論文「大和絵の研究」により文学博士。
66年3月、定年退職し、帝塚山学院大学教授に就任。
多数の研究業績の中でも比類のない綿密な考証による『日本美術史年表』を公刊。
83年、日本美術史研究における多大の業績で朝日賞受賞。

【参照】Ⅰ 111,113【文献】『関西学院文学部60年史』1994