発達支援事業 うぃんぐ
【うぃんぐ】はその名のとおり【つばさ】。
子どもたちが持てる力を充分に伸ばして、羽ばたいていって欲しい・・・そんな願いがこめられています。
うぃんぐでは発達に関する配慮を必要とする子どもに対し、適切な評価をおこない、子ども・保護者に個々の課題に応じたプログラムを提供するなど、子どもたち一人ひとりに合わせた発達支援をしています。
お知らせ
公開講座など
★受付中の講座
・・・準備中・・・
★過去開催の講座
2025年度実施
◇公開講座『みんなで考えよう~現場で役立つ支援のヒント~』
講師:吉岡 紀子 氏(児童発達支援事業所 さくらっこ園 児童発達支援管理責任者・管理者)
2024年度実施
◇講演会『自分も相手も思いやるコミュニケーション:機能的アサーション』(2025年2月22日)
講師:三田村 仰 氏 (立命館大学 総合心理学部教授)
◇講演会・事例検討会2024(2024年7月13日)
第1部 講座『発達障害や「グレーゾーン」等で悩んでいる子どもの理解と支援~障害の有無に関わらない支援と気づき~』
講師:丹羽登(教育学部教授)
第2部 事例検討会(8グループに分かれて事例検討)
保護者講座(うぃんぐで療育利用中・外来利用の保護者対象)
★受付中
◇現在は予定がありません…
★過去開催の講座
◇2025年度夏イベント 保護者講座&ワークショップ
保護者講座『我が家の環境づくりを考えよう』
◇2025年度保護者講座『子どもの行動ABC』
STEPⅡ【事例で学ぶABC】 対面講座
STEPⅠ【ABC分析って何だろう】 オンデマンド講座120分+対面講座120分
◇2024年度夏のイベント 保護者交流会&ワークショップ
保護者交流会『先輩ママの話を聞いてみよう』
イベント
・・・うぃんぐで療育中の小学生対象・・・
★受付中
◇現在は予定がありません…
過去開催のイベント
◇2025年夏イベント 保護者&ワークショップ
ワークショップ『パンチニードルと毛糸を使ってオリジナルキーホルダーを作ろう』
◇運動あそびイベント
大学の溝畑先生や学生と一緒に、ボールを使った運動あそびや体力テストのコツを教わりながら行います!
◇夏のイベント 保護者交流会&ワークショップ
ワークショップ『ランプシェード作り』 学生ボランティさんと一緒に制作します。夏休みの自由研究や工作に!
うぃんぐって、どういうところ?
うぃんぐの想い
長年に渡り保育者や教育者を養成してきた聖和大学(現:関西学院大学聖和キャンパス)は、1977年に地域を問わず一般社会の子どもたちのために、さまざまな問題についての相談や療育、子どもの発達に関する研究を行うために【児童相談研究所】を設立しました。そして翌1978年に、さまざまな障がいをもつ子どもたちと保護者の方々が安心して毎日通える保育・教育施設として【障害児教室】を開室しました。1970年代の日本では、障がいをもつ子どもが幼稚園や小学校に受け入れてもらうことは難しく、適切な教育や社会生活を得られる場所が乏しい時代でした。そのような状況を憂慮し、障がいをもつ子どもや保護者のためにできることを研究・実践してきました。
【障害児教室】から2002年に【発達支援クラス ふたば組】へと名称を変更し、2009年関学校法人関西院との合併後に【子どもセンター 発達支援事業 うぃんぐ】として受け継がれてきました。ご家庭と共に子どもたちの成長を支えていきたいという想いは変わらず、時代に応じた支援の在り方を研究・実践していきます。
職員紹介
保育士・幼稚園教諭の有資格者で、豊富な療育経験を持っています。療育一筋ウン十年!
保育士・幼稚園教諭の有資格者で、幼稚園での担任経験もあります。
公認心理師・臨床心理士の有資格者。小児科発達外来や療育施設での勤務のほか、小学校・中学校・高等学校のスクールカウンセラーを10年ほど務めました。
事務を担当しています♪
関西学院大学の教員(教育学部・人間福祉学部・文学部)が運営に携わっています。
施設写真
利用されているご家族の声・・・いただいたお声のうち、少し紹介します!
【待合室があったり、図書の貸し出しがあったりして嬉しいです。同じような悩みを抱えた他のお母さん方とのお喋りの時間がとても貴重で、その時間を楽しみにしています。発達関係の本が豊富に揃っていて、うぃんぐさんの書庫には随分お世話になっています。】
【療育の振り返りや面談、相談を重ねる事で子どもの成長はもちろんですが、親の心のケアにもなっていたと思います。】
【学校で実際に役立つ内容を療育に取り入れていただいていることが嬉しいです。毎回見せていただく報告書も、具体的で分かりやすいです。また、なにより子ども自身が毎回楽しみに通っています。子どもたちが嫌にならない工夫もしていただいていて、楽しく過ごせている点も感謝しています。】
【いつも職員の方々や先生が笑顔で迎えてくれて、子どもはもちろん親も行くだけで明るい気持ちになります。】
【ペアレント・トレーニングを受けました。受講後、段階的に考えることができるようになり、感情的になりにくくなりました。療育とはいかずとも、家庭で自立に向けて一緒に取り組めるようにもなりました。定期的な面談で子どもの成長はもちろん、得意・不得意や取り組むべき課題もしっかり分かりました。】
【子どもを受け止め、寄り添った関わりを具体的に教えていただいたり、見せていただいたりして、親も子も共に成長させてくれた場所でした。】
こんな時はご相談くださいね
お子さんのことを中心に、発達や子育て、学校の様子などについて様々なご相談を受けています。
「少し気になっていて」「専門的なお話を聞きたい」「発達検査や療育を受けた方がいいのかな」など、お気軽にご相談ください。
「うまく言えないけど…」でも大丈夫。大切なお子さんのことを一緒に受け止め、考えていく場になれば幸いです。
お子さんの様子や悩み事
- 言葉やコミュニケーションが気になる
- 人や物事への関心が薄い
- 言葉が遅い・話さない
- 話し方が年齢より幼く感じる
- こちらの話を理解していない
- 集団でトラブルになりやすい
- 自分を傷つけたり、物を噛む
- かんしゃくが激しくて大変
- こだわりが強く、妥協できない
- 些細なことでひどく落ち込む
- 友達の輪に入っていけない
- 考えるより先に体が動き、危ない
- いつもソワソワしている
- 活動や勉強についていけない
- 園や学校を嫌がる・行けない
など
ご家族の方の心配や悩み事
- 目が離せず、子育てが大変
- なんとなく育てにくさを感じる
- 子育てをいっしょに考えられる場所がほしい
- ちょっとしたことで子どもの気分が変わり、どう接したらいいのか分からない
- 子どもの関わり方や伝え方を知りたい
- 子どもの得意なこと・苦手なことを知りたい
- 園や学校から専門機関を勧められた
- 園や学校に、子どものことをどうつたえればいいか考えたい
- 就園・就学や将来に向けて考えたり、必要なことを知りたい
など
相談について
心理士が担当します。発達上の悩みや子育てについて、お子さんに関するご相談をお伺いします。
必要に応じて、関係諸機関をご紹介することもあります。
料金は1回5,000円です。
検査について
心理士が担当します。ご希望や必要性に応じて、発達検査や知能検査を実施しています。
検査を受けられた方は後日、必ず検査結果の説明を受けていただき、その際に検査所見もお渡しします。
また、うぃんぐの療育を申し込まれており、発達検査をまだ受けられていないお子さん(6歳以上)は、発達検査を受けていただきます。その結果も含め、療育プログラムの参考にします。
料金は発達検査1回5,000円、検査結果説明1回5,000円です。
親子面談について
うぃんぐの療育をご希望の方は療育方針を検討するため、お受けいただきます。お子さんについて保護者の方にお話をお伺いしながら、お子さんのあそびの様子を拝見し、療育方針を検討します。医療機関を受診されている方は、診療情報提供書を必ずご持参ください。
料金は1回5,000円です。
子どもの力を伸ばす!療育プログラムのこと
療育とは
お子さんの発達段階や特性に応じて、毎日を過ごしやすくなるような支援、そして将来の自立を目指した支援をすることです。
発達障害の方は脳に起因した特性をもち、家庭生活や社会生活において心配事や困り事を抱えやすくなります。周囲の理解を得られないままネガティブな経験を積み重ねていくと、2次障害(例えば不登校、自傷他害、非行など)を引き起こす場合もあります。そのような状態を予防するためにも、できるだけ早い頃からご家族がお子さんの特性を理解し、適切な関りや療育を始める方がよいといわれています。
【うぃんぐ】では、個別療育・グループ療育それぞれでお子さんに応じた目標を立て、様々なプログラムに取り組んでいます。お子さんが安心して過ごせる環境で、安心できる関係を築くことを大切にし、ご家族の方々と共にお子さんの成長を支えていきたいと考えています。
また、お子さんの様子や必要性によって療育を検討しますので、診断の有無は問いません。
療育内容・料金
個別プレイセッション
- 年齢や発達段階に応じたきめ細かな支援
(机上課題、模倣、コミュニケーション訓練、運動など) - 担当者と安心できる信頼関係を育む
- コミュニケーションの楽しさを味わう
- 保護者に対する支援の充実
(支え合う関係作り、情報共有、情報提供など)
グループプレイセッション幼児
- 自分から先生や友達と関わる
(挨拶、自由あそび、集団あそび、制作など) - 自分の想いや気持ちを伝える
【行動で伝える】から【言葉で伝える】へ - 自分でできることを増やす
(生活習慣、園生活の習慣、個別課題など) - 連絡帳の活用
(生活と療育の連携、情報共有、情報提供など)
グループプレイセッション小学生 (グループは複数あり)
- 子どもの性格や特性などに応じたグループおよびプログラム編成
- 個別の関わりを大切にしながら、グループ活動に取り組む (日直、机上課題、余暇活動など)
- 少人数グループの中で、友達との適切な関わりを学ぶ (見るトレ、聞きトレ、コーディネーション・トレーニングなど)
- 保護者に対する支援 (課題の振り返り、療育の報告面談、他機関との連携など)
料金
| 内容 | 料金 | |
|---|---|---|
| 個別 | 個別プレイセッション 対象:~小学6年生 回数:通年 月2~4回 1時間 |
1回 4,000円 |
| グループ | グループプレイセッション幼児 対象:就学前の幼児 回数:通年 週1回 9:30~11:30 |
1回 3,000円 |
| グループプレイセッション小学生 対象:小学生 回数:1クール7回 年2クール制 16:00~17:30 |
1クール 30,000円 *一括払い |
*通所受給者証はご使用いただけません
ご利用の流れ
アクセス・お問合せ先
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月~金曜日 9:00~17:00