あたたかな まなざしを「外遊びの重要性 バイオレットライト」(2018年9月)

外遊びの重要性

バイオレットライト

 本当に暑い、酷暑でしたが皆さん夏休みいかがお過ごしでしたか。
 夏休み、私は研修会で慶應義塾大学医学部教授の坪田一男先生のご講演をお聞きする機会が与えられました。

 「バイオレットライト」という言葉を聞いたことがありますか。
 メディアでも取りあげられていたのでご存知の方もおられるのではないでしょうか。
 坪田先生たちの研究チームは、可視光と紫外光のちょうど中間にあたる紫色の見える光を「バイオレットライト」と呼ぶことにしました。研究チームは、屋外での活動における近視抑制のメカニズムとして「バイオレットライト」が大きく影響していることを見つけ出されました。
ご講演の中では外遊びで太陽の光を浴びることが大切だと言われていました。太陽の光から「バイオレットライト」を浴びるのです。外遊びをして「バイオレットライト」を浴びることで、近視の予防につながるということです。車や住宅の窓はUVカットがされており、紫外線がカットされ、「バイオレットライト」もカットされるとのことでした。ご講演の後、本園の園庭の外遊び環境について質問しました。樹木がたくさんあっても「バイオレットライト」の効果には問題ないとのことでしたが、「外で遊ぶ時間は2時間以上が理想ですね」とご助言いただきました。

 本園の外遊びは、土、砂、水、草花、樹木、昆虫などに触れ、自由な発想で遊べる自然豊かな森の園庭で遊びます。森の園庭で遊ぶことで神さまの創造された自然を感じてほしいと願っています。絶えず変化している自然のなかで、五感を使い、状況が変化するなかで遊ぶことで、感性を培い、無限の発見を体感していきます。また、起伏のある園庭で身体を使って遊ぶことで、しぜんと様々な動きが身につき、運動能力などが養われていきます。
 そして新たに、子どもの育ちにおいて、「バイオレットライト」の効果が得られることが分かりました。

 2学期も子どもたち一人ひとりに「あたたかな まなざしを」注いで、保育者も共に太陽の光を浴びながら、外でからだを動かして遊びたいと思います。
 

(アウトドア派園長:あかぎ としゆき)