保健だより(2012年5月)


園医より

2012年5月16日

園医より 

 皆さん、こんにちは。聖和幼稚園園医の芦田 乃介(あしだ だいすけ)と申します。皆さんのお子さんの健康面をいろいろな面でサポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 今の子どもたちは便利な世の中に生きています。でもそのことが逆に子どもの生きる力を弱めているケースもあるかと思います。例えば自動車です。車をお持ちの方、少し振り返ってみてください。皆さん、お子さんとお出かけする時に、あえて歩いていくことをされていますか?それをされている親御さんは、ここから先を読む必要はありません。「いやぁ、ついついどこでも車で行っているよ」と答えられた親御さん、車の中で得られる経験と、歩いて出かけることで得られる経験は、こどもにとってどちらが有益か考えてみてください。車の中からは雑草が生えていることはわかりません。でも歩いているとそれがわかります。そして葉っぱをちぎることができます。手についた汁のにおいを嗅ぐことができます。これらの経験の一つ一つがこどもの大きな財産になります。道草を食うことはこどもにとっては大事なことなのです。そして、何より歩くことで足が鍛えられます。歩く方がこどもにとっては良いことが一杯あることがわかっていただけましたよね。なかなか時間を取るのは難しいかもしれませんが、今度お出かけされる時はお散歩がてら歩いていただけたらと思います。

 これからも、時々こんなお便りを出させていただきます。また皆さんが気になる事柄があれば、園の先生に伝えていただくと、それをテーマにさせていただきます。皆さんと一緒にこどもの真の幸せを考えていきましょう。
 

芦田 乃介 (関西学院 聖和幼稚園園医)