GLPセッション・デイ「発展途上国の支援について」

[ 2019年1月9日 更新 ]

  日時:2018年12月12日(水)13:00~14:00 高等部特別教室棟にて

  講師:関西学院大学法学部3年 杉本夏奈さん

  目的:国際貢献プログラムに参加した大学生から国際協力や大学生活について学ぶ

  参加生徒:GLP1年生

12月12日(水)GLPセッション・デイを開催しました

 

 12月12日(水)高等部特別教室棟にてGLP1年生を対象にGLPセッション・デイを実施し、関西学院大学在学中の杉本夏奈さんにお越しいただき、「発展途上国の支援」をテーマにカンボジアでのボランティア活動についてご講義いただきました。

 はじめに杉本さんから、「なぜGLPを志望したのか」「現在興味があるグローバル問題は何か」など、GLP生徒への質問が投げかけられ、その後「途上国とはどんな国のことか」を生徒と共に考える時間が設けられました。

「子ども達が教育を受けることができれば子どもの将来が変わる」

 

 杉本さんは、より良い社会のためには教育が一番必要だと感じ、インターンシップでカンボジアでの教育支援を志願されました。当初は途上国で暮らす人々のことを悲観的に感じていたけれど、次第に現地の人々が目を輝かせ満足そうに暮らしていることに気付いたそうです。また、自分の立場が上だと思って現地の人々に接していたことにも気付き、恥ずかしいと感じたこともあったそうです。支援する側の一方的な想いで支援を押し付けることは、むしろ発展途上国の人々には迷惑かもしれない。現地の人々が何を望んでいるのかを考え、手を差し伸べることが本当の支援であることに気付いた、と述べられました。

 「学校に通えない子どもたちはまだ世界にたくさんいる。恵まれた環境で教育を受けられることは素晴らしいこと。固定概念を取り払うチャンスでもあるので、ぜひ自ら現地に出向き体感してほしい。」と生徒たちにメッセージをいただきました。ボランティア活動や支援する側の心得を教えていただき、相手の立場に立って考えることが必要不可欠であることを改めて考えさせられる良い機会となりました。

生徒の感想

●発展途上国をイメージするとどうしても悲観的にみてしまう。治安が悪い、食料が十分にないと思いがちだが、全部の途上国がそうではないことを忘れてはいけないと思った。その勘違いがニーズに合わない支援に繋がるのだと思う。先進国の人だから支援してあげなきゃ、と心のどこかで思っていたことが恥ずかしくなった。半分自己満足のために支援したいと思っていた。先進国でも途上国でも同じ立場で支え合う、お互いのことを親身になって考えることが大切だと感じた。自分の間違った考えを改めるためにもカンボジアなどの途上国に行きたい。

●私も大学で発展途上国の支援に関するボランティア、海外派遣に参加したいと思っているので、今回の講義で実際に行った人の感じたことや学びを具体的に聞くことができてよかった。私も正直、発展途上国に対して悲観的に見てしまっていたが、本当はそうでないと知った。私も現地で経験することで考えが変わるのではないかと思った。

●今までは途上国支援といったら何かをしてあげることだというイメージが大きかったけど、現地の人に寄り添って手を差し伸べることだと知り、支援やボランティア活動へのイメージが、よりプラスに感じられるようになった。同じ地球に住む仲間同士として、互いに支え合うことが大切だと思った。また、当たり前のようにある今の幸せを大切に、これからも生活していきたいと感じた。私も杉本さんのように、現地の人に寄り添って支え合えるようなボランティア活動に参加できる人になりたいと思う。