第1回近畿地区スーパーグローバルハイスクール(SGH)校・SGHアソシエイト校課題研究発表会

[ 2016年3月30日 更新 ]

第1回近畿地区SGH校・SGHアソシエイト校課題研究発表会に参加しました。

 3月21日(月)関西学院大学西宮上ケ原キャンパスにおいて、第1回近畿地区スーパーグローバルハイスクール(SGH)校・SGHアソシエイト校課題研究発表会が開催され、本校のGLP生(1年生5名)が課題研究のプレゼンテーション(口頭発表)およびポスターセッションに参加しました。近畿地区SGH・SGHアソシエイト校のうち27校から高校生・教員など約1600名が集う大規模な発表会で、各校による熱意溢れる決意表明や発表を聞いたり、高校生同士の活発な意見交換に参加するなど、貴重な機会に恵まれました。
 オープニングセレモニーでは、主催者である関西学院大学の村田 治学長よりご挨拶があり、「本発表会が、高校生が高い志を持つとともに、その大切さに気付く助力になれば」「世界が大きく変化し、大学のユニバーサル化が進むなか、研究発表を通じて改めて大学進学の意味を考えよう」といったお話を伺うことができました。

 なお、本校GLP生によるプレゼンテーション・ポスターセッションの内容は以下の通りです。
■「中国の大気汚染とその解決に向けて」
COP24が開催され、今、中国が深刻な大気汚染を抱えていることが改めて浮き彫りになった。PM2.5とはどういうものなのか、また日本や世界に与える影響とは?
中国では2000年代に入ってから工業化や自動車の増加により、大気汚染がさらに加速した。また北京などの都市部では高濃度汚染が起こりやすい条件となっていることも分かった。現在では車の台数を制限したり、工場の操業を停止させるなどの対策がなされているが、いずれも一時的に抑えるためのものであって、根本的な解決がなされていない。どうすれば大気汚染がなくなるのか。中国だけでなく、世界が関心を持って取り組むべき課題である。
(*COP=国連気候変動枠組条約締約国会議)

■「技術の伝承」
夏季休暇で訪れた栃木県のアジア学院にて、海外から来ている学生さんと共に生活をさせてもらいつつ、彼らが学んでいる生活の技術を伝えているのを見聞きした。そこでインドから農業を学びにきた女性へのインタビューとインターネットを用いた情報収集によって、インドの農業について研究した。インドでは「緑の革命」の残した化学肥料の問題もふまえて、最近は循環的な地球に優しい農業にも目を向けられている。しかし気候上の問題が多く残っており、予測できない気候にも対処できるような農法で、より循環性の高い農法を目指していくことが求められている。

■「貧困・難民」
現在、日本ではそれほど問題視されていない貧困と、世界で問題になっている難民とあわせて解決方法を考える。研究方法としては主に新聞記事や書籍などから考えを導いた。そこから貧困も難民も互いに協力することや、正しい知識を持たなければならないことがわかった。日本も難民を受け入れるべきであり、法律も見直すべきである。ただ日本だけでなく、世界の貧困問題にも目を向けていかなければならない。
 

 

 当日参加した生徒は、「本で調べたりフィールドワークを行ったりと準備は大変でしたが、たくさんの方々の前でプレゼンしたことはとても良い経験となりました。」「初めて自分たちで課題を見つけ研究し、それを多くの人に発表する機会で不安もありましたが、良い経験となりました。また発表してみて気付くことが多く、今後に繋げていきたいと思いました。」と感想を述べました。