GLPセミナー 社会・家庭科

[ 2015年12月22日 更新 ]

1年生 <社会>八尋孝一先生「イスラームを知ろう」

 12月8日(火)GLP1年生を対象に社会科の八尋先生を講師として、GLPセミナーを行いました。
 「イスラームを知ろう」というテーマで、イスラームの歴史や文化、ムスリム商人たちの活躍について学びました。
 まず、唯一神アッラーの預言者として活動したムハンマドという人物についての知識や、イスラームの根幹ともいえる「六信五行」のなかでも特に重要な「喜捨」についてお話いただきました。また、製紙法や羅針盤など新しい技術を世界に広める役割を果たしたムスリム商人が契機となったイスラームのグローバル化について、そして西欧の植民地体制により、その支配下に置かれた19世紀以降のイスラーム「原理主義」や、イスラーム過激派についても学び、知識を深めることができました。
 参加した生徒は、「ニュースなどの少ない情報からイスラーム教のことを判断してしまっていた。多くの情報から正しい知識を得たいと思った。」「一部の悪いところだけを見るのではなく、良いところも悪いところも知った上で受け入れることが大切だと思いました。」と感想を述べていました。

2・3年生 <家庭科>谷三栄先生 三木真也先生 「和食について」

 12月8日(火)GLP2・3年生を対象に家庭科の谷先生と社会科の三木先生を講師として、GLPセミナーを行いました。テーマは「和食」。前半は谷先生に「和食と日本文化」についてお話ししていただきました。「和食」は2013年にユネスコ無形文化遺産に選ばれました。
 「和食」という魅力ある日本の伝統文化を継承するために、我々日本人は、より自国の文化について関心を持ち、伝統を守る精神を持つことが大切であることを学びました。
 後半は、三木先生に「和食から考える日本とグローバル化」についてお話ししていただきました。1980年代に世界中で起きた日本食ブームの中で、世界各国で独自にアレンジされました。これを受けて日本政府は、正しい日本食店を認証する制度「海外日本食レストラン認証制度」の創設を発表したところ、世界中から非難が集中し実施には至りませんでした。
 和食の根幹、一番大切な本質(繊細さ、心配り、丁寧さ、アレンジ力など)については、自分たちで見極め、守っていく必要があります。日本では料理人の後継者不足や国としての和食の技術や本質を守り、伝えていく体制の不備といった問題が生じていますが、それを解決するためには、日本人一人ひとりが和食についてしっかりと考えていく必要があります。また、和食に限らず、今後日本がグローバル社会の中で存在感や影響力を示していくには、客観的に世界と自分自身を見つめなおす視点も必要になります。
 参加した生徒は、「グローバル化していく世界の中で、文化を大切に継承しつつも、経済などの分野で苦しまないためにも、客観的な視点で物事を見る能力を身に着けていくことが大切だ。」と感想を述べていました。