理事長メッセージ
「Mastery for Service」を次代へ。150周年を見据えた教育基盤づくり
理事長 荻野 昌弘
関西学院は1889年の創立以来、キリスト教主義に基づき、他者と世界のために献身する「世界市民」を育んできました。先日、私は本学図書館でベーツ初代院長の署名がある1908年発行の「人格主義」に関する古書に出会いました。そこには、自らの立場を絶対視せず、異なる価値観を尊重し、異質なものが出会う「交差点」で新たな価値を生み出すという、本学の教育の根幹が記されていました。
なぜ今、皆さまのご支援が必要なのか
現代は激動と不確実性の時代です。経営環境が厳しさを増す今こそ、私たちは学生が「責任ある人格」として成長するための環境を守り抜かねばなりません。
現在、私は「KGルネサンス」を掲げ、以下の改革を進めています。
- 教育の質向上 : AIとの共生や地域資源を生かした社会の再生など、時代を先取りする研究。
- 学生支援の拡充 : 経済的理由で学びを断念させないための奨学金制度の強化。
- 平和への貢献 : 紛争の絶えない世界で、平和を希求する真のコスモポリタンの育成。
これらを実現するためには、学納金だけに依存しない、多様で強固な財政基盤が不可欠です。
共に「問いを立てる力」を育むパートナーとして
寄付とは、ビジョンへの「共感」であり、次代への「信頼」の証です。皆様の志は、学生が既成の見方にとらわれることなく、自ら「問い」を立てて世界と対峙する糧となります。
2039年の創立150周年に向け、関西学院が「本当に学びたい人が集う場」であり続けるために、温かいご支援を心よりお願い申し上げます。