ご挨拶

[  2021年4月2日   更新  ]

子どもたちのために関西学院ができること

初等部長 小谷正登

部長  小谷 正登

多様なニーズに応える学びの場

1889年、原田の森(現在の神戸市灘区)にわずか生徒19人教師5人で始まった関西学院は、現在8つのキャンパスに保育園から大学・大学院、インターナショナルスクール、野外キャンプ場などを擁する総合学園となり、国籍・年齢・性別を超えて多様な人々にそのニーズに応じた学びの場を提供しています。このような中、社会の激しい変化に対応する上で、その重要性が再認識されている初等教育を担う初等部は、日常生活を送る上で役に立つ、将来の仕事に役に立つなど、いわゆる実用的な意味に加え、わかることやできるようになること自体に喜びを感じること、新たな次元・領域の世界を創造することをはじめとする多様な意味を備えた学びを用意しています。このような学びを通して子どもたちを、自分自身の価値を認識し、その価値観を大切にしながら他者も尊重し導いていくリーダー、そして関西学院のスクールモットー”Mastery for Service”を体現する世界市民に育成する場が初等部です。

希望を大きく成長させる場

校長 大西 宏道

関西学院は、1889年(明治22年)創立の伝統ある学校です。スクールモットー「Mastery for Service(奉仕のための練達)」は建学の精神を表し、初等部では「社会と人のために自らを鍛える」と訳しています。初等部は創立14年と学院の中では歴史の浅い学校ですが、今年度いよいよ第1期生が大学を卒業し、社会へ羽ばたきます。第1期生の諸君は、初等部時代から培われてきた建学の精神を発揮し、社会と人のために活躍してくれるでしょう。社会は、今、大きな変化に合い、人々は先の見えない不安の中にいます。しかし、聖書にはこう書かれています。「わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。」(ローマの信徒への手紙5章より)この希望の種こそが初等部の子どもたちです。子どもたち一人一人の持てる力を大切に育めば希望が生まれます。その希望を大きく成長させる場が関西学院初等部です。