2023.03.02.
【実施報告】#被災者の思い出を守ろう! 写真洗浄会

2023年2月26日(日)、写真洗浄会を実施しました。
写真洗浄とは、泥で汚れた写真を洗浄して被災者に返却する活動です。泥で汚れた写真は放置しておくとバクテリアが侵食し、いずれ見えなくなってしまいます。写真洗浄は、その侵食を防ぐため、水、エタノールで写真を洗います。場所を問わず活動できるため、コロナ禍の影響などで現地に行けない場合でも復興支援に貢献することができます。

   

今回は神戸で写真洗浄を行う『被災支援ボランティア団体おたがいさまプロジェクト』の皆さんと連携し、被災地の状況や写真洗浄のやり方、活動の意義などを教えていただきながら開催しました。参加した学生たちの多くは災害ボランティア未経験でしたが、「何かしたい」という思いから申し込み、真剣な表情でお話を聞いて洗浄活動に取り組んでいました。

ヒューマン・サービス支援室では引き続き『関西学院大学災害コミュニティつむぎ』など学生の皆さんと連携しながら、私たちにできることを考え取り組んでいきたいと思います。

   

日程:2023年2月26日(日)13:00~15:00
場所:西宮上ケ原キャンパス大学院I号館210教室
参加者数:13名
内容:オリエンテーション、プチ防災セミナー(昨年度活動報告_南越前町/清水)、写真洗浄、感想共有
目的:
(1)被災地から離れていてもできる支援活動を行う
(2)学生・教職員が災害ボランティアに取り組むきっかけを作る
共催:
関西学院大学災害コミュニティ つむぎ
被災支援ボランティア団体おたがいさまプロジェクト
参加者の感想:
・普段なかなか意識することができない被災者支援に携わることができ、また写真洗浄を通して思い出を守ることができることを実感できた。
・写真の持ち主の方やそのご家族の方々が、綺麗になった写真を見て、思い出を振り返って喜んで頂けると嬉しい。また機会があれば参加したい。
・被災地に行けなくても、このような形で思い出を残す取り組みがとても素敵だと感じた。データではなく、「現像した」「現像するしかなかった」写真は特に大切な思い出だと思う。災害について学びながら、私たちができることをする大切さを実感した。