【講座・研修】学生ボランティア団体向け講座「メンバーが続かないのはなぜ!?―“来なくなる”の裏側を考える―」
「続かない」を本人のやる気だけの問題にしない。続きやすい団体づくりとは?
2026年7月30日(木)、西宮上ケ原キャンパスにて、学生ボランティア団体向け講座「メンバーが続かないのはなぜ!?―“来なくなる”の裏側を考える―」を開催し、9団体から12名の学生が参加しました。
「新歓では人が集まったのに、その後なかなか続かない」「いつも同じメンバーが活動している」など、メンバーの継続や定着は、多くの学生団体が抱える悩みの一つです。
今回は、人間福祉学部社会起業学科の川中大輔先生を講師に迎え、講義だけでなく参加者同士のグループワークも交えながら、どうすればメンバーが続きやすい活動・団体になるのかを考えました。
講座で示されたのは、「モチベーションを上げる」のではなく、「下がる要因を減らす」という視点です。
メンバーが来なくなってから働きかけるのではなく、続かないこともあるという前提に立ち、日常の中に活動との接点をつくる「習慣化」と、活動の中から自分にとっての意味を見つける「承認」をキーワードに、続きやすい環境づくりについて学びました。
また、役割を単なる仕事の分担にせず、一人ひとりの好きなことややってみたいこと、得意なことを知り、その人だからこその役割をつくることや、日頃の挨拶や声かけ、振り返りなどを通して関係をつくっていくことの大切さについても考えました。
グループワークでは、異なる団体の学生同士がそれぞれの経験や工夫、悩みを共有。
参加者からは、講座後に「新メンバーについて知る機会をつくる」「日頃から振り返りの機会をつくる」「夏休みにメンバーの交流会も兼ねた勉強会を計画する」「挨拶や声かけをより意識する」など、自分たちの活動で試してみたい具体的なアイデアも挙がりました。
今回の学びが、それぞれの団体で続けたい・ここにいたいと思える活動や関係をつくっていく一歩につながればと思います。
開催概要
日 時: 2026年7月30日(木)13:30~16:00
場 所: 西宮上ケ原キャンパス H号館 302教室
参加者数: 9団体12名
講 師: 川中 大輔 先生(人間福祉学部社会起業学科 専任講師)
内 容: メンバーの継続・定着をテーマとした講義、個人ワーク、グループワーク
目 的:ボランティア団体・サークルが抱えるメンバーの継続・定着について学び、それぞれの団体で実践できる工夫を考える
参加者の感想:
・習慣化と承認という、団体へのメンバーの定着について重要な事柄を学ぶことができた。
・ただ内容を受動的に学ぶのではなく、他の学生とのグループワークを交えて思考したことで、内容理解がスムーズにできた。
・積極的に活動しない人はやる気がないのだと思っていたため、やる気はなくなっていくものであるという見解は非常に興味深かった。今後の活動にすぐにでも取り入れられる手法も学ぶことができた。