3つのポリシー

[ 編集者:大学院 司法研究科       2017年3月2日   更新  ]

アドミッションポリシー

関西学院大学ロースクールは、スクール・モットー“Mastery for Service”(奉仕のための練達)のもとに高度専門職業人の養成に特化した専門職大学院(法科大学院)であって、人権感覚豊かな、かつ、現代社会の多様な法的ニーズに応える市民法曹として、法曹にふさわしい良き仕事(Good Work)を遂行できる人材の養成を目的とする。この目的の達成をめざし、広い専門知識と深い洞察力、豊かな人間性と強い責任感、高度な倫理観を育成し、社会に貢献する法曹を養成するため、次のような人物を求める。



1.ロースクールにおいて必要とされる論理的思考力、分析力および表現力を有する者。
2.幅広い分野において顕著な活動を行った者や、専門的な能力、資格を有するなどで、将来法曹となった時にその特長を十分に活かし社会に寄与する活動が期待できる者。
3.出身学部にかかわらず、ロースクールにおいて必要とされる法学の基本的な学識を有する者。

ディプロマポリシー

3年(6学期間。なお、法学既修者については 2年・4学期間)以上在学し、「法律基本科目群」「実務基礎科目群」「基礎法学・隣接科目群」「展開・先端科目群」「特別演習科目群」の5つの科目群から、修了に必要な所定の単位を修得することを要求している。なお、1年次から2年次、および2年次から3年次への進級に際しては、「法律基本科目群」および「実務基礎科目群」の必修科目の平均GPAを基準にした進級制度を設けている。これら5つの科目群の学修を通して、厳格な成績評価のもと、法曹に求められる最低限の法に関する専門知識と、それをもとにした体系的な法的思考能力、創造的・批判的な法的思考能力、事例の分析能力を身につけた者に、法務博士の学位を授与する。

カリキュラムポリシー

基礎から応用へ。実定法を中心とした法の基本知識の修得、その理解の進化、実務の基本知識の修得、そして総合的学習、展開・先端科目の学習へ。このような段階的学修のために、独自のカリキュラムを用意し、司法ニーズに的確に対応できる、幅広い教養と人間性を身につけた法曹を養成する。最終年次のカリキュラムは、一人ひとりの自主性を尊重した自由度の高いものとなっており、それぞれの目標に応じた学びを実現することができる。完全セメスター制を採用し、集中的に学修する。

まず1年次では、法律の基本的な知識の修得を目的とした法律基本科目を必修科目として配置するとともに、幅広い教養と豊かな人間性を養うことを目的として基礎法学・隣接科目群を配置している。また、少人数で行う基礎演習を設け、導入教育を行う。

次に2年次では、法律基本科目の他、その発展として、各実定法の演習科目を必修科目の要とし、重要論点を双方向のケースメソッドなどで学修することにより、当該法律についての理解をより深めていく。また、実務基礎科目群は、ロースクール教育の柱の一つである「実務教育の導入部分」を担い、1年次で修得した基本的知識をもとに法曹としての責任感・倫理観を涵養する。現実と触れ合う科目を幅広く設置することにより確実な実務基礎の修得を図り、エクスターンシップ、ローヤリング、クリニックなどにより実務的感覚を体得する。さらに、展開・先端科目群は、法曹としてどのようなフィールドに進むのかを発見したり、すでに関心のある専門領域を持っている者の基礎的教育を目的としている。「企業法務科目」「国際関係科目」「現代社会と法関係科目」「政策法務科目」という4つの領域に配置された科目は網羅的であり、現代の各領域における問題点を取り扱う。

最後に3年次では、法律基本科目について総合的・横断的な学修を行う。また、少人数で行う特別演習を設け、思考力、論理力、表現力などの養成を行う。