[ 国連・外交統括センター ] インターンシップ参加報告
藤本 実希(WHO神戸センター)

Fujimoto_Internship Photo 1

インターンシップにて。(写真左:本人)

藤本 実希(フジモト ミキ)
人間福祉研究科 修士2年(国連・外交コース履修)
神戸市看護大学 看護学部看護学科卒業
実習機関:WHO神戸センター(兵庫県神戸市)
実習期間:2019.10.22~2019.12.4





●インターンシップの内容
スーパーバイザーとともに設定した研究テーマについてリサーチし、インターンシップ最終日に研究内容についてプレゼンテーションを行う。

 


●インターンシップでの学び

WHOの研究者は、国内外の様々な機関と連携しながら、多岐にわたる研究、プロジェクトを行っている。多くの課題が存在する中で、WHOのミッション、世界情勢を十分に理解し、優先順位をつける重要性を痛感した。研究テーマについてはインターン前から取り組んでいたものであったが、スーパーバイザーとのディスカッションを重ねていく上で、研究テーマに関する理解が深まり、新たな視座を得ることができた経験は忘れられない。最終プレゼンテーション、その後のディスカッションでは、経験豊富な研究者の方々からの助言を通して、多角的な視点を得ることができ、非常に貴重な機会だった。それらをやり遂げた経験は自信につながった。
 

●国連・外交コース授業での学びとインターンシップ

インターンシップでの学びは、国連・外交コースでの学びが基盤になっている。特に、”Research project in UN”, “Global sustainable development”, “Global communication”では国際機関に求められるプロジェクトやコミュニケーションスキル、SDGsについて実践的な知識を得ることができた。それらの知識は、インターンシップにおいてWHOの役割・ミッションを理解する際、非常に役立った。
 

●将来の目標、キャリアプラン

海外の大学院に進学し、研究を継続したい。今後世界中の国々で超高齢社会を迎えようとしている。日本をはじめとする超高齢社会を経験している国々の知恵を、資源が限られている国・地域でも活かせる方策を考えていきたい。最終的には自分の経験を看護教育に還元したい。加えて、研究者、スタッフの方々が温かく迎え入れてくださり、非常に恵まれた環境でインターンシップをさせていただき感謝している。国際機関に身を置かせていただいた貴重な経験を、今後自分のキャリアに反映していきたい。
 

写真左:インターンシップでのミーティングにて。写真右:プレゼンテーションにてスーパーバイザーと共に。

【国際機関等へのインターンシップも充実!関西学院大学院「国連・外交コース」】

大学院「国連・外交コース」は、国連・国際機関職員や外交官の養成に特化した大学院副専攻プログラムです。授業は全て英語、少人数・演習形式で行われ、海外の大学院レベルの学びを通じて、グローバル課題の解決に必要なコンピテンシーを身に付けます。また、授業料全額支給(初年度)、半額支給の奨学金も充実しています。

大学院進学や国連・外交分野に関心のある方は、ぜひ以下のWebページをチェックしてください。

Kwansei Gakuin University has officially released the application guidelines and forms for the Graduate Course in UN and Foreign Affairs Studies for 2021 academic year.
Please check our web page.

大学院 国連・外交コース別ウィンドウで表示

関西学院大学 大学院研究科紹介外部サイトへのリンク