関西学院大学国連・外交統括センターは1月19日（金）、大阪梅田キャンパスでキャリアセミナー「世界銀行・アジア開発銀行で働こう！」を開催しました。世界銀行およびアジア開発銀行より各駐日代表と職員の方々6名を講師としてお迎えし、業務概要、求められる人材像、採用・奨学金制度の他、エントリーの際の履歴書の書き方等についてお話いただきました。
途上国政府に対して融資、技術協力、助言を提供する国際開発金融機関に関心がある方をはじめとして、学内外の大学生や大学院生、また社会人等39人が集まり、講師の話に熱心に耳を傾けていました。

セミナーでは、宮崎成人 世界銀行グループ 駐日特別代表より開催挨拶の後、大森功一 世界銀行東京事務所上級広報担当官および松尾隆 アジア開発銀行駐日代表より、両機関の概要や採用情報について説明がありました。また、箱崎律香 アジア開発銀行駐日代表事務所広報官および小磯佳子 アジア開発銀行 調達・ポートフォリオ・財務管理部調達専門官からは、職員としてのやりがいや課題など、実体験に基づいて紹介がありました。

その後のQ&Aセッションでは、講師6名が各々、出席者から寄せられた様々な質問に答えました。出席者からは「培った専門性をどのようにキャリアに結びつければ良いか」「GDP第2位となった中国に融資を続けるのはなぜか」「大学生の時期に準備しておくべきことは何か」「ADBとAIIBは協力関係を保てるのか」などの多数の質問があり、講師の経験に基づいたアドバイスを皆真剣に聞いていました。最後に、池上隆夫 世界銀行 東京事務所ビジネスインフォメーションアドバイザーが、エントリーのための履歴書の書き方について指導しました。

関西学院大学国連・外交統括センターでは、今後も国連・国際機関などと協力し、国際機関で働くためのキャリア情報を随時お伝えしていきます。

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