2025.10.20[お知らせ]
10/14タウンミーティング「呉江浩・駐日中国大使 青柳陽一郎衆議院議員と本音で語り合おう」を開催しました
東京キャンパスでは、10月14日にタウンミーティングを開催しました。様々な社会の問題などをオープンな雰囲気で応答しあう場として、フェローの鷲尾友春先生が企画し、運営してくださってきました。今回は、中国の呉江浩特命全権大使をお招きし、チャイナフェスティバルの事務総長をなさっている衆議院議員の青柳陽一郎氏に来ていただき、日中の草の根交流をテーマにしました。会場は満席となり、オンラインでの参加も百名を超え、また上ケ原キャンパスからは国際学部の学生60名が参加して、モデレーターの鷲尾先生の司会を通して活発な質疑応答が重ねられました。
日中の貿易額が3000億ドルを超え、対中国投資の利益率も18%と高く、互いに経済的に深い関係にあるなか、呉大使は隣国中国との交流の大切さをお話になりました。今年中国では抗日勝利80周年も祝われたが、そもそも日中の過去については「過去は過去、今は今」と述べ、両国が単なる「引っ越しできない関係」に止まらず、もっとポジティブに両国の関係を深めて行きたいとのことでした。
青柳議員は、処理水、東シナ海、レアアースの問題など日中間には課題があるものの、対話の大切さを説き、ネットだけを見るのではなく、実際に中国に行く必要性、中国に行って人びとと交流することの大切さを強調しました。日本で毎年開催されるチャイナフェスティバル、また中国で開催されるジャパンフェスティバルのことも紹介なさいました。
フロアからは沢山の質問が出され、一時間以上あった質疑の時間もたちまちすぎてしまいました。なお国際学部の学生さんから6名が質問者として呉大使に日中関係について尋ねていました。呉大使の応答は率直かつ誠実なもので、その温厚な雰囲気も重なって実りのあるミーティングの場となりました。





