ごあいさつ

関西学院大学 丸の内講座 ごあいさつ

関西学院大学
学長 村田 治

 関西学院大学の「丸の内講座」は2004年の秋に初めて開講され、今年で15年目になります。本学が「丸の内講座」を開講した背景には、東京での情報発信もありますが、基本的には、社会人へのリカレントを含む学習の場を提供することにあります。大学の役割は、研究と教育であることは言うまでもないことですが、大学の資源を活かして、社会に対して学習の場を提供することも大きな役割であると考えております。

開設当初はエグゼクティブコースのみでしたが、現在は、エグゼクティブコース、ビジネスコースの2つのコースから構成されています。

基本的なコンセプトとしましては、エグゼクティブコースは、社会の第一線で活躍されている企業や団体のトップ層を対象とした、マクロ的な視点でわが国の様々な問題を考えるためのコースとなっています。本年度の春学期は、「世界に学ぶ」をテーマとした、グローバルな視点からの企画となっています。

ビジネスコースは、比較的若い社会人の方を対象に、ビジネスや経営の具体的な問題についてのスキルや手法を身につけていただくことを狙いとし、基礎編・発展編・最先端グローバルの3つの階層を設けました。特に基礎編、発展編は、講座後の企画も予定しており、異業種間交流の場としての役割もご期待いただけます。

皆様方が、それぞれのニードにあった講座を受講され、これから人生が豊かになることを心から願っております。

CONTENTS

コースのご紹介

エグゼクティブコース

世界に学ぶ

世界の中の日本を考えるとき、意識しておきたいいくつかの数字をご紹介します。

まず、世界の人口を100とした場合、各国の人口はどれくらいでしょうか?IMF(国際通貨基金)によれば、2017年日本は1.7。一方、中国は18.8、インドは17.8、両国の人たちだけで3割を超えます。

もうひとつ、その国の中に外国生まれの人がどれくらい暮らしているのでしょうか?OECD(経済協力開発機構)によれば、2011年日本は1.7%。一方、スイスは27.3%、カナダは20.1%、OECD加盟国平均は12.6%と、多くの国では多様な背景を持つ人たちが共に暮らしています。

少数の、同じようなタイプの人たちが暮らす日本。この社会の是非を問う前に、世界は何を考え、どう動いているのでしょうか。これを私たちは学ばなければいけません。

今回の丸の内講座は、各国の外交官や有識者の方をお招きして、国際社会の潮流を捉えたいと思います。

監修・モデレーター
村尾 信尚 写真
村尾 信尚
Murao Nobutaka

関西学院大学 教授

中央省庁・在外公館・地方自治体勤務やNPO活動等での豊富な経験を踏まえ、幅広いネットワークを形成しながら、政策提言・教育研究・情報発信を行う。
1955年岐阜県高山市生まれ。
1978年一橋大学経済学部卒業後、大蔵省(現財務省)に入省。外務省在ニューヨーク日本国総領事館副領事、三重県総務部長、大蔵省主計局主計官、財務省理財局国債課長、環境省総合環境政策局総務課長などを経て、2002年退官。
2003年10月より関西学院大学教授。
2006年10月~2018年9月 NEWS ZERO(日本テレビ系列)メーンキャスターを務める。

全6回

時間
18:30~20:30
受講料
30,000円(同窓生24,000円 ※他の割引との併用はできません。)
定員
40名

1 4月25日(木)

なぜ、世界はジェンダー平等を目指すのか?
:経済と人権の新潮流

担当講師
大崎 麻子 写真
大崎 麻子Osaki Asako

関西学院大学総合政策学部
客員教授

略歴
1994年
上智大学卒業
1997年
コロンビア大学国際公共大学院修了 (国際関係修士号)UNDP(国連開発計画)入局
2009年
関西学院大学総合政策学部客員教授
2012年
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン理事
2015年
男女共同参画推進連携会議有識者議員(内閣府)
国際女性会議WAW!アドバイザー(外務省)
2016年
国連安保理決議1325号「女性、平和、安全保障」等の履行に関する行動計画の実施評価委員(外務省)
2018年
UN Women・ILO・EU協調案件
「WE Empower」日本コーディネーター
著書

『女の子の幸福論 もっと輝く明日からの生き方』(講談社 2013年)
『エンパワーメント 働くミレニアル女子が身につけたい力』(経済界 2017年)

2 5月16日(木)

厳しい時代の友好国:
自由で開かれたインド太平洋における英国と日本

担当講師
キーア ストラー 写真
キーア ストラーKeir Storrar

駐日英国大使館
政治部 二等書記官

略歴
2002年~2006年
エジンバラ大学(英国スコットランド)にて歴史学と日本語学の修士号(3年目は京都市の立命館大学に留学)
2006年~2008年
日本のJETプログラムに参加し、岐阜県で国際交流員として活動
2008年~2009年
ヨーロピアン・ボランティア・サービスに参加し、イタリアでボランティア活動
2009年~2011年
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)にて国際公共政策学の修士号
2010年~2012年
英国外務省(英国ミルトンキーンズ)デスクオフィサー
2012年~2013年
駐スーダン英国大使館 政治部 三等書記官
2013年~2014年
英国外務省(ロンドン)中国部 デスクオフィサー
2014年~2015年
英国外務省(ロンドン)国連人権チーム 副チームリーダー
2016年~現在
駐日英国大使館 政治部 二等書記官

3 6月20日(木)

ベトナムの現在・将来と
日越関係

担当講師
トラン・ヴァン・トウ 写真
トラン・ヴァン・トウTran Van Tho

早稲田大学社会科学総合学術院教授
ベトナム首相経済諮問委員

略歴

ベトナム生まれ、高校卒業後、日本政府の国費留学生として来日。
学部・大学院とも一橋大学で学び、1993年に同大学から経済学博士号を取得。
日本経済研究センター研究員、桜美林大学教授を経て2000年から早稲田大学教授。
2017年7月からベトナム首相経済諮問委員。2018年春、日本政府から瑞宝小綬章の叙勲受章。

主著

『産業発展と多国籍企業』(東洋経済新報社 1993年アジア大平洋賞受賞)
『ベトナム経済発展論』(勁草書房 2010年)
『東アジアの経済変動とベトナム工業化の途』(ベトナム語 2013年優秀図書賞受賞)

4 7月18日(木)

世界に学ぶ

担当講師
村尾 信尚 写真
村尾 信尚Murao Nobutaka

関西学院大学
教授

略歴
1955年
岐阜県高山市生まれ
1978年
一橋大学経済学部卒業
大蔵省(現財務省)入省
1982年
外務省在ニューヨーク日本国総領事館副領事
1995年
三重県総務部長
1998年
大蔵省主計局主計官
2001年
財務省理財局国債課長
2002年
環境省総合環境政策局総務課長
2002年
退官
2003年
関西学院大学教授
2006年10月~2018年9月
NEWS ZERO(日本テレビ系列)メーンキャスター
中央省庁・在外公館・地方自治体勤務やNPO活動等での豊富な経験を踏まえ、
幅広いネットワークを形成しながら、政策提言・教育研究・情報発信を行う

5 8月8日(木)

シンガポールのスマート・ネーション構想と
イノベーション・エコシステム

担当講師
リー・チーハオ 写真
リー・チーハオLEE Chee How

駐日シンガポール共和国大使館
参事官(産業)事務所 二等書記官(産業)

略歴
2010年
日本政府(文部科学省)奨学金受賞
2011年
大阪大学日本語日本文化教育センター学部留学生プログラム修了
2014年
シンガポール経済開発庁入庁 バイオメディカル・サイエンス産業所属 Senior Officer
2015年
一橋大学経済学部卒業
国際関係副専攻修了
2017年
シンガポール経済開発庁日本事務所所長
駐日シンガポール共和国大使館 参事官(産業)事務所 二等書記官(産業)

6 9月19日(木)

多文化主義の国、カナダ
―そのダイバーシティとインクルージョンについて

担当講師
ディビッド・ボストウィック 写真
ディビッド・ボストウィックDavid Bostwick

在日カナダ大使館 投資・貿易対策・資源エネルギー・先端産業部門
(航空宇宙・防衛・運輸)統括 参事官・シニアトレードコミッショナー

略歴

2015年から2018年まで在台湾カナダ通商事務所に貿易及び投資担当統括ディレクターとして勤務、それに先立ち、カナダ連邦政府国際・貿易開発省(現グローバル連携省)国際貿易大臣室上級顧問。その他、在中華人民共和国カナダ大使館上級政務官、同国在広州総領事館領事兼シニアトレードコミッショナー、アメリカ合衆国ロサンゼルス南西アメリカ担当総領事兼貿易担当副部長を歴任。日本赴任は林産業担当二等書記官勤務に続き、今回で二度目となる。カナダ連邦政府入省前は、日本において数々の政府、民間部門に勤務。
また、カナダ陸軍将校としての軍歴を持つ。
カナダ オンタリオ州キングストンのクイーンズ大学で地理学の学士号を取得。
余暇には妻と3人の子供と共に、料理を楽しんでいる。

ビジネスコース

A マネジメント基礎編「MBAの要点」

【目標】
コースAの目標は、MBAで学ぶ主要領域の要点をつかむことです。経営倫理と企業システム、組織行動、アカウンティング、マーケティング、経営戦略、ファイナンスといった主要科目ではどのようなことを学べるのかを理解します。いわば各領域の目次解説のような内容ですので、MBAの全体像が理解でき、これから何をどのように学ぶべきかを考えるのに役立ちます。この講座で経営や経営学に対する苦手意識を払拭し、次に進むべき道を見つけるきっかけにしてください。

【講座概要】
アクティブラーニングの考え方に基づき、講義のみならずワークやディスカッションを織り交ぜた演習(ゼミナール)形式で進めます。一方的な講義のように眠くなったり退屈になったりすることなく、活気ある時間の中で必要な知識とスキルが自然と身に着きます。基本的な事項から始めますので、経営学に関する知識がない方でも安心してご参加ください。

こんな方におすすめ:
実践だけを通じた成長に漠然とした不安を感じている方、MBAで学ぶことの全体像を理解したい方、これまでのビジネス経験をきちんと整理したい方、管理職として必要な知識を身に着けたい方など。
担当講師
松田 太一 写真
松田 太一
Matsuda Taichi

「マネジメントゼミナール東京」主催
株式会社松田太一代表取締役
経営学修士・工学修士

職務経歴・資格

1993年大成建設株式会社に入社、上海でのプロジェクトオフィス駐在などを経て退職。2003年関西学院大学大学院商学研究科博士課程前期課程(MBA)を修了後、経営コンサルタントを経て、国際航業株式会社をはじめ複数の企業の取締役や代表取締役社長として約10年間勤務。現在は経営コンサルタント、研修講師及びマネジメントコーチとして活動している。
関西学院大学大学院商学研究科博士課程前期課程(マネジメントコース)修了
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了

全3回

時間
19:00~21:00
受講料
12,000円(同窓生割引9,000円 ※他の優待との併用はできません。)
定員
25名

1 5月14日(火)

企業倫理とシステム/組織行動論

前半では「経営とは何か」という問いに対する理解を深めます。一見難解な企業倫理や企業システムも、企業価値の向上という目的と、見る立場とを明確にすれば、すっきりと理解できます。後半では「組織とは何か」、「リーダーシップとは何か」、「モチベーションとは何か」といった人と組織のマネジメントに不可欠な重要キーワードを理解します。

2 5月21日(火)

アカウンティング

財務諸表を使って企業経営の実態を把握する視点を身に着けます。この時間だけで財務3表が必ず読みこなせるようになります。企業価値向上という目的と立場を明確にすれば、一見難解なROEやROAといった指標もその本質的意味がすっきりと理解できます。財務や会計分野に対する苦手意識がなくなり、自分にもできそうだという期待が持てるようになるでしょう。

3 5月28日(火)

マーケティング、経営戦略とファイナンス

前半ではマーケティングマネジメントと事業ポートフォリオマネジメントの概要を学び、後半ではDCF法の基本的な考え方を理解します。一見無関係に見える戦略とファイナンスとが、企業価値という観点から見れば密接に関連していることが分かります。短時間で並行して俯瞰することによって、他では得ることができない気づきを得てください。

Bマネジメント発展編「アカウンティングの実践」

【目標】
コースBの目標は、実践的な財務諸表分析のスキルの獲得を通じて、ビジネスパーソンとしての自信と理念とを養うことです。小手先のテクニックではなく、「経営とは何か」を本質的に理解した上で、実践的なスキルを磨いていきます。会計や財務といった分野に苦手意識を感じている方も多いですが、本講座では全く知識や経験がない方でも必ず財務諸表が読めるようになり、さらには論理的に伝えるための思考力と文章力もアップすることができます。この講座で新たな視点が切り開かれることをお約束します。

【講座概要】
Aコースと同様アクティブラーニングの考え方に基づき、講義のみならずワークやディスカッションを織り交ぜた演習(ゼミナール)形式で進めます。実在する企業の財務書類をスタディケースとして、基本的な事項から始めますので、簿記や経営学に関する知識が全くない方からベテランの方まで、ともに楽しく実践的な知識とスキルが学べます。

こんな方におすすめ:
経営とは何かを本質的に理解したい方、アカウンティングやファイナンスに関する基本的な知識とスキルを身に着けたい方など。本社部門や経営企画部門のみならず、営業や製造といった現業部門に所属する方々にもおすすめします。
担当講師
松田 太一 写真
松田 太一
Matsuda Taichi

「マネジメントゼミナール東京」主催
株式会社松田太一代表取締役
経営学修士・工学修士

職務経歴・資格

1993年大成建設株式会社に入社、上海でのプロジェクトオフィス駐在などを経て退職。2003年関西学院大学大学院商学研究科博士課程前期課程(MBA)を修了後、経営コンサルタントを経て、国際航業株式会社をはじめ複数の企業の取締役や代表取締役社長として約10年間勤務。現在は経営コンサルタント、研修講師及びマネジメントコーチとして活動している。
関西学院大学大学院商学研究科博士課程前期課程(マネジメントコース)修了
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了

全6回

時間
19:00~21:00
受講料
24,000円(同窓生割引18,000円 ※他の優待との併用はできません。)
定員
25名

1 6月18日(火)

財務3表の読み方と分析

財務3表の読み方と財務諸表分析の基本を学びます。簿記知識がなくても財務諸表分析はできるようになります。この回で「これなら自分にもできそうだ!」という期待感がわいてきます。

26月25日(火)

ROE,キャッシュフローとレバレッジ

利益とキャッシュフローとの違いを理解します。ROEやROAだけでは見抜けないリスクも、キャッシュフローと見比べると浮彫りになります。この時点で財務や会計への抵抗感は完全になくなり、自信が生まれてきます。

3 7月2日(火)

経営とは何か/文章技法

前半では経営とは何かを正しく整理します。後半では分析結果を論理的に伝えるための文章技法を習得します。一見難解に思える「経営とは何か」という問いも、目的と本質とを正しく理解すれば自然と理解できるようになります。

4 7月9日(火)

企業価値ロジックツリー

企業価値ロジックツリーを使って、何をすれば、どのような影響があるのかを理解します。企業価値を向上するためには、損益のみならず資産債務の改革も必要であることが理解できるでしょう。

5 7月16日(火)

企業価値向上のための提言

総仕上げとして、企業価値ロジックツリーを活用して、財務分析に基づき株主の視点から見た企業価値向上策を自ら考え、プロが作成した施策と比較します。この時点で既に自ら考える力が身についていることが実感できるでしょう。

6 7月23日(火)

レポート発表会

本講座で学んだ財務分析と文章技法とを活用して、作成したレポートの発表会を行います。レポート作成と発表に加えて、他の受講者の多数の分析をみることにより、一段とモチベーションがアップします。

C
〈最先端グローバル〉

これからの最重要市場となる中国・アジアの動向とビジネス

~ 日中の経済交流拡大と新たな市場動向への対応をめざして ~

最近の経済界では、世界経済における大変化として、10余年後の2030年代はじめには米国と中国の経済規模(GDP)が逆転し、中国が世界一の経済大国になるのではないかとの予想もあります。10年後を「まだ時間がある」と考えるのか、あるいは、「もう10年しかない」と考えるのかによって、企業ビジネスは否応なく影響を受け、場合によってはビジネスの行方を左右されるかもしれません。

日本にとっての中国市場の重要性は、米中の貿易摩擦により、かえって高まっており、中国市場への対応は待ったなしの状況になっています。すでにその前兆は現れており、トヨタの高級車レクサスの中国月間販売台数は、米国に匹敵する状況となっています。

日本はこうした変化にどう対応していけばよいのか。折しも、日中平和友好条約40周年(2018年)を経て日本と中国とのビジネス関係は再び活気立つ様相を見せています。中国では賃金上昇、老齢化、環境問題などの経済抑制要因を抱える一方で、全体的な個人所得レベルの向上、内陸部への市場経済の浸透、高度人材力のアップ、活発な起業活動など新たな状況が生まれています。こうした中国市場の変化・拡大にどのように対応し、いかにすればより一層のビジネスチャンスを掴むことが可能となるのか。

本講座では、アジアの動向も交えながら、経済・貿易・市場動向、消費行動、嗜好など多角的な視点から検討していきます。講義に加え、パネルディスカッションでは、受講者の皆さんとともに日本の経済、ビジネスの発展に向けて中国・アジアとどう向き合っていくのかを考え、討議を行います。

監修・モデレーター
美野 久志 写真
美野 久志
Mino Hisashi

関西学院大学 フェロー

略歴

1944年生まれ。1967年住友商事入社。中国貿易部・情報調査グループ長、海外市場企画部部長代理(アジア大洋州担当)などを経て、2002年2月同社を退社。その後、中央大学、青山学院大学ほかの非常勤講師を経て、2004年4月から2012年3月まで関西学院大学商学部教授(大学院商学研究科教授を兼任)。2015年4月から関西学院大学フェロー。

主著

『国際商取引の「しくみ」と「実際」』(単著 同文舘出版 2004年)
『FTA/EPAでビジネスはどう変わるか』(共編著 東洋経済新報社 2014年)
『中国WTO加盟の衝撃』(共著 日本経済新聞社 2001年)
『図解わかる 中国ビジネス』(共著 ダイヤモンド社 2001年)

全2回

第1回 6月5日(水)
第一部(講義) 18:30~19:30
第二部(パネルディスカッション) 19:45~20:30
第2回 6月22日(土)
第一部(講義) 13:00~14:20
第二部(パネルディスカッション) 14:40~16:00

※第二部では、受講者からも質問・意見をお出しいただき、討議を行います。

受講料
6,000円(同窓生割引4,500円 ※他の優待との併用はできません。)
定員
25名

1 6月5日(水)

日中経済と今後の展望

爆食、爆買いなど、長い日中関係史の中でここまで広く深まった時代はない。中国の経済的台頭が世界におけるアジアの存在感を高め、日本でも域内地域連携のあり方を見直す動きも出てきている。経済成長の減速、米国との激しい軋轢を生みながらも更に膨張を続ける中国。西側の普遍的価値を共有しないこの国の将来を悲観的にとらえる向きもあるが、国を挙げてのイノベーションや一帯一路構想での動きは日本のビジネス界としても看過できない状況にある。いくつかの具体的事例を踏まえて今後のこの国との取り組みのあり方について問題提起します。

担当講師
小山 雅久 写真
小山 雅久Koyama Masahisa

三菱商事株式会社
地域総括部 グローバル調査チーム(中国特命担当)

略歴

1956年大阪生まれ。1980年三菱商事入社直後に中国語研修生として台湾、北京に留学。
北京、天津、上海等での駐在が20年に及ぶ。その間、三菱商事上海有限公司総経理室長、本店業務部中国室長、三菱商事中国有限公司 企画業務部門総監、本店調査部次長などを歴任し、長く中国の政府機関や有力企業とのRelation Managementに従事。現在は本店調査部 経済調査チームの中国特命担当として現場との交流を続けると共に後進育成に努めている。日中関係学会評議委員。

2 6月22日(土)

中国・自動車市場の成長とモビリティ産業の行方
~消費者の購買行動から今後のマーケットを考察する~

中国の自動車市場は「安定成長期」に入ったものの、その規模は世界第1位を10年連続で維持している。世界的に環境・エネルギー規制や、自動車が「モビリティ」へと移行する中にあって、中国はどのような「超大国」を目指そうとしているのか?政府の産業発展ロードマップや政策動向だけでなく、中国での先端展示会(北京モーターショー、CES上海等)にみる企業の動きを見通し、担い手となる消費者実態調査を進めた中国各地の状況をご紹介する。自動車/モビリティ産業・企業に係わる事業・マーケティング戦略の方向性とその課題を考察する。

担当講師
八杉 理 写真
八杉 理Yasugi Osamu

現代文化研究所 主任研究員

略歴

明治大学大学院商学研究科博士課程修了、中国人民大学商学院中国産業経済学専攻シニア・スカラー修了。トヨタモーターセールス&マーケティング・シニアマーケティングアナリストを経て、トヨタ自動車のインナーシンクタンクである現代文化研究所に勤務。一貫して、中国・東アジアにおける自動車ブランディング戦略立案に参画、コーポレートマーケティングを中心とした調査・分析業務に従事。
この他、行政府・業界団体等でのモビリティ事業・マーケティング戦略の訴求企画・立案・調査アドバイザリー業務も実施。『巨大化する中国自動車産業』日刊自動車新聞社、『東アジア地域協力の共同設計』ミネルヴァ書房等分担執筆。

特別企画 教養・科学塾

人間探訪

2019年度前期は、肩の力を抜いた教養系の講座です。初回は、世界で初めて、蘇生困難者を生き返らせる「脳低温療法」を確立した日本大学名誉教授の林成之氏が、ゴルフに強くなる方法も含め、ビジネスマンや子供の成績を強化する脳の仕組みを語ります。2回目は、デジタル時代にあって、心温まるアナログの良さ「絵手紙」を日本で最初に広めた日本絵手紙協会名誉会長の小池邦夫氏が、実演を交えて語ります。3回目は、関西が生んだ20世紀最大の漫画家、手塚治虫の人となり、創造性の秘密を『ブラック・ジャック』『火の鳥』のエッセンスを通して、サイエンス映像学会会長の林勝彦が語ります。(司会 林勝彦)

全3回

時間
18:30~20:00
受講料
9,000円
(同窓生割引6,750円
※他の優待との併用はできません。)
定員
30名

1 7月31日(水)

勝負脳
~ビジネスからゴルフまで~

脳の医学者 林成之先生は、子どもの成績向上の条件だけでなく、ビジネスマンやオリンピック選手にも役立つ「勝負脳」の仕組みを科学的に解明しました。最新のゴルフと勝負脳の著書にも触れ、脳と心の仕組みを語ります。

担当講師
林 成之 写真
林 成之Hayashi Nariyuki

日本大学名誉教授
米・マイアミ大学生涯臨床教授

略歴
1970年
日本大学大学院医学研究科博士課程修了
1973年
日本脳神経外科認定医
1996年
マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授
2005年
日本大学大学院総合科学研究科教授
受賞歴

国際脳低温学会会長賞、アメリカ脊髄損傷アカデミー賞

著書

『『Brain Hypothermia Treatment』学術書 53冊、
学術論文402編/『勝負脳の鍛え方』(講談社 2006年)
『文武両脳の育て方』(小学館 2012年)など多数

2 8月28日(水)

真心をあなたへ!
~実演・絵手紙の創始者~

AIやITの急激な発展は、現代社会に大きな影響を与えるようになっています。デジタル全盛時代にあって、「ヘタでいい、ヘタがいい」と説く絵手紙の創始者小池邦夫先生が、久しぶりの実演を通してその心を語ります。

担当講師
小池 邦夫 写真
小池 邦夫Koike Kunio

日本絵手紙協会名誉会長
上武大学客員教授・手がき文化研究所所長

略歴
1960年
東京学芸大学書道科入学 志あって中退
1985年
「日本絵手紙協会」発足・会長
1995年〜
NHK学園生涯学習通信講座「小池邦夫のたのしい絵手紙」監修
1998年
NHKテレビ「趣味悠々」講師
受賞歴

郵政大臣表彰(1989年)、前島密賞(2004年)

著書

『小池邦夫の人を振り向かせる絵手紙』(清流出版 2011年)
『心を贈る絵手紙入門』(NHK出版 2015年)など多数

3 9月25日(水)

漫画の天才
~手塚治虫の世界~

今年は、「漫画の神様」手塚治虫没後30周年にあたる節目の年です。元NHKプロデューサー林勝彦が、生命の尊さや未来社会への警告を描いた『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』『火の鳥』などを通して語ります。

担当講師
林 勝彦 写真
林 勝彦Hayashi Katsuhiko

サイエンス映像学会会長
早稲田大学公開講座講師

略歴
1965年
慶應義塾大学卒業後、NHK入局
代表作 NHKスペシャル「人体(20本)」「原子力」など
東京大学客員教授、TUT教授、
科学ジャーナリスト塾塾長など歴任
受賞歴
1989年
「日本賞」受賞 他(作品賞/国内賞40、国際賞26)
編・著書

『科学ジャーナリストの警告』(清流出版 2012年)
NHKスペシャル『人体』 全22巻(共著)など多数

特別企画 パラスポーツボランティア養成

「観て、知って楽しもう!パラスポーツ
~ブラインドスポーツを通して学ぶコミュニケーション~」

全3回

時間
第1回 
6月  4日(火)
19:00~21:00  
東京丸の内キャンパス
第2回 
6月11日(火)
19:00~21:00  
東京丸の内キャンパス
第3回 
7月24日(水)
19:00~21:00  
※未定(23区内屋内フットサル場)
受講料
2,000円(高校生・大学生・院生は
無料
定員
20名
【注意】 動きやすい服装、履物でご参加ください。

1 基礎編① 6月4日(火)

声かけからはじめよう
~視覚障がい者とのコミュニケーション~

【講義】
「視覚障がい者」とひと言で言っても見え方は人によって大きく異なります。視覚障がい者のものの見え方や視覚に障害があることで困難が生じることなど、視覚障がいに関する基本的な知識を学びます。「視覚障がい者ってどんな人?」「どんな支援の仕方をすればいいの?」「コミュニケーションの取り方のコツはある?」といった疑問に応えます。
【体験】
受講者がペアを組み、交互にアイマスクを装着し「誘導される側」と「誘導する側」となります。
声かけ・誘導方法・教室内での介助歩行などを体験し、視覚に障害のある方への接し方を学びます。
    担当講師

    • 青木 隆明Aoki Takaaki

      東京都立文京盲学校 教諭

      栗田 誠Kurita Makoto

      関西学院大学体育会 同窓倶楽部東京支部
      Social Crescent委員会委員長


  • パラスポーツ写真01


2 基礎編② 6月11日(火)

使えるサポート技術
~伝わる表現、会話術~

【講義】
ブラインドサッカー、スキー、テニスなどのブラインドスポーツ映像を交え、ブラインドスポーツにおける支援者の活動と役割について学びます。
【体験】
第1回時と同じく、受講者がペアを組み交互にアイマスクを装着し、階段の歩き方、お手洗いへの案内、食事のサポートを体験し、誘導やガイド時において視覚障がい者に伝える表現のコツを学びます。
    担当講師

    • 青木 隆明Aoki Takaaki

      東京都立文京盲学校 教諭

      栗田 誠Kurita Makoto

      関西学院大学体育会 同窓倶楽部東京支部
      Social Crescent委員会委員長


  • パラスポーツ写真02


3 実践編 7月24日(水)

ブラインドサッカーサポート実践

【実践】
実践編では、ブラインドサッカー日本代表選手を擁する松戸・乃木坂ユナイテッドチームの皆さんにご協力をいただき、練習場の最寄駅改札から練習場更衣室までの介助歩行、練習サポートを行います。
    担当講師
    葭原 滋男
    Yoshihara Sigeo

    陸上競技・自転車競技
    パラリンピアン/メダリスト

    【略歴】

    パラリンピック陸上競技(高跳び)および自転車競技にて金・銀・銅メダルを獲得。
    ブラインドサッカー転向後、日本代表として活躍。2009年、東京で開催されたアジア選手権では対マレーシアでハットトリックを達成。現在はブラインドサッカーチーム松戸・乃木坂ユナイテッドで選手兼指導者として活躍。ブラインドサーフィンにも挑戦中。
    パラスポーツ写真03

Q & A よくある質問

学生ですが、受講できますか。
はい。受講できます。高校生、大学生、大学院生は無料で受講できるコースもあります。
申込み方法について教えてください。
受講申込フォーム にて受け付けしております。
※詳しくは、お申込み方法をご参照ください。
連続講座について、途中からの申し込みは可能ですか。
申し訳ありません。開講後(開講日以降)のお申し込みはできません。
申し込んだが、キャンセルしたい。
キャンセルをご希望の場合は、速やかに事務局までお電話にてご連絡ください。受講料の支払いが無いことをもって受講キャンセルとはみなしません。所定のキャンセル料がかかります。
※詳しくは、【お申込み方法】をご参照ください。
開講日までに振り込めそうにありません。
まずは、事務局にご一報ください。(TEL:03-5222-5678 平日10:00~18:00)そのうえで、できるだけ早めのお振込みをお願いいたします。
早めにキャンパスに行ってもいいですか。
お待ちいただくスペースがないため、講座開始時刻の30分前より受付開始、入室可能とさせていただいております。
行き方を教えてください。
JR東京駅から:東京駅直結。八重洲北口改札より徒歩2分、日本橋口すぐ。
東京メトロ(東西線・千代田線・丸ノ内線・半蔵門線)大手町駅から:B7出口直結。
サピアタワー3階(スターバックスのあるフロア)のゲートを経て右手エレベーターにて10階へおいでください。
※詳しくは、こちらをご参照ください。

【お申込み方法】

受講される講座が決まりましたら、以下の手順にそってお手続きください。

1 受講申込 → 2 お支払 → 3 受講案内 → 4 受講開始

1. 受講申込

受付開始 2019年3月1日(金)10:00~

お申込み方法

受講申込フォーム からお申し込みください。
  • 電話・FAXでのお申し込みは受け付けておりません。
  • 定員を超えた場合、抽選となるコースもあります。
  • 募集人数に満たない場合は、不開講となる場合があります。

2. お支払い

開講が決まりましたら、「振込依頼書」を郵送いたします。
お手元に届き次第、銀行窓口にてお振込みください。

  • ATM・郵便局・インターネットバンキングでの振込みはできません。
  • 関西学院東京丸の内キャンパスでのお支払いはできません。

3. メール案内(受講案内)

お支払い済みの方に、講座開講日1週間前をめどに
関西学院東京丸の内キャンパスより「受講ご案内メール」を送信いたします。

4. 当日

キャンパスへの入室は講座開始時刻の30分前から可能となります。
また、講座終了後は速やかにキャンパスから退出をお願いします。

キャンセルについて

お申し込み後にキャンセルをする場合は、速やかに関西学院東京丸の内キャンパスにお電話にてご連絡ください。

03-5222-5678 
月~金 祝日除く 10:00~18:00


  • 受講料の支払いが無いことをもって受講キャンセルとはみなしませんのでご注意ください。
  • 講座開講日以降のキャンセルによる返金は一切できません。
  • 開講日前にキャンセルの場合、所定のキャンセル料を差し引いた受講料を返金いたします。

【キャンセル料】

・ 講座開講日から起算して13日前~7日前まで
無料
・ 講座開講日から起算して6日前~前日まで
1,000円
・ 開講日以降
受講料全額


無断でキャンセルされた場合は、2期先の講座(すべてのコース)までお申し込みできませんので ご注意ください。

受講規約

受講をお申し込みいただいた時点で、本受講規約の記載内容に同意したものとみなします。

  1. 受講申込者以外の方の同伴や見学はお断りしています。
  2. 講師が特別に許可した場合を除き、講座の写真撮影、ビデオ撮影、録音はお断りしています。
  3. 講座時間を厳守してください。キャンパスへの入室は講座開始時刻の30分前から可能です。
    また、講座終了後は速やかにキャンパスから退出してください。
  4. 講師や他の受講者の迷惑となる行為、講座の進行を妨げる行為があった場合、事務局の判断で受講をお断りすることがあります。
  5. 貴重品は必ず手元に置き、盗難・紛失には十分ご注意ください。本学では一切の責任を負いかねます。
  6. 緊急時には講師および事務局の指示に従ってください。
  7. 教室設備、備品等は大切に使用してください。故意による破損と認められる場合、弁償をしていただきます。

個人情報の取り扱いについて

関西学院大学丸の内講座申込時に収集した個人情報は、丸の内講座の運営上の目的および本学が主催する各種セミナー、公開講座のご案内にのみ利用し、その他の目的には利用いたしません。
利用に際し、学校法人関西学院「個人情報に関する基本方針」ならびに「個人情報管理規程」にもとづき、情報の漏えい、流出、不正利用がないよう必要かつ適切な管理を行っております。
ご参考:関西学院 個人情報の取り扱いについて

ACCESS

アクセスマップ
  • JR東京駅 新幹線専用日本橋口改札より徒歩1分
  • JR東京駅 在来線八重洲北口改札より徒歩2分
  • 東京メトロ大手町駅(東西線、千代田線、半蔵門線、丸ノ内線)B7出口より直結
サピアタワー外観

関西学院かんせいがくいん
東京丸の内キャンパス

〒100-0005
東京都千代田区丸の内 1-7-12
サピアタワー 10階
TEL.03-5222-5678

開室時間 10:00~18:00
     (土・日・祝日と学院の定める休日は閉室)


『関西学院大学 丸の内講座 2019年度 前期』のパンフレットを、PDF形式でダウンロードいただけます。
(全8ページ:1.6MB)

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