2015.09.06.
聖和短期大学キリスト教教育・保育研究センター(RCCEC)「第6回公開講座」が開かれました

2015.9.6 聖和短期大学キリスト教教育・保育研究センター「第6回公開講座」が開かれました。

2015年9月6日
聖和短期大学 キリスト教教育保育研究センター(RCCEC)



子どもと音楽~子どもの音への感性を育む~
講師:持田葉子(聖和短期大学保育科准教授)


◆日時:2015年9月1日(火)15時30分~17時30分
◆於:関西学院西宮聖和キャンパス 山川記念館メアリー・イザベラ・ランバスチャペル

 今年の公開講座は、持田葉子先生に導かれて、子どもの音への感性を育むために、保育者、教育者が今なすべきことを大いに学ぶ時となりました。わたしたちは今、自然音がほとんど聞き取れない代わりに、人工的な騒音がひっきりなしに流されている中で生活しています。そうしているうちに、音への感覚が鈍くなり、耳を傾け、音や言葉を意識して「聴く」ことがほんとうに少なくなっているのだと、お話を聞きながら思いました。
 保育の現場でも、わたしたちはどれだけ「聴いて」いるんだろう?日本の保育室はちょっと「やかましすぎない」?保育現場での歌は、ピアノ伴奏で、「元気に」「大きく」ばかりになっているのでは?保育者の出す声や弾くピアノの音も子どもへの音環境、どんな音をだしているんだろう?…と先生からも会場からもいろんな問いかけが、あふれ出てきました。
 子どもと音楽といえば、アウトプット、どんな歌や演奏をさせるかばかりに思いがいきがちですが、もっと、もっと、子どもへの音のインプットの方に心を向けなければいけない。子どもたちが、保育の現場で自由に音を探究し、音と出会って何かを感じとり、イメージをふくらませたとき、はじめて音楽表現が生まれるのだから―と語られる先生の想いに、みんなうなずきながら、明日からの保育へと課題や希望を与えられました。
 聖和の保育は、歴史的に音楽を大切にしてきました。キリスト教保育にとっても、「聴く」ことは何よりはじめにあるものです。この世界の雑音を離れて、あたたかく、美しい神さまの愛の語りかけを、子どもたちが、わたしたちが、耳を傾けて聴くことができますように―そんな祈りをささげながら、参加くださったみなさんを見送りました。(参加者40名)
 

聖和短期大学 キリスト教教育・保育研究センター(RCCEC)
センター長 小見 のぞみ



~ 熱心に学ぶ受講者のみなさんと講師の持田葉子先生 ~
RCCEC 第6回公開講座

*2016年2月末または3月初めに、昨年の公開講座講師の高田正久先生による「公開レッスン―よき奏楽のために(仮題)」の開催を予定しています。ご期待ください。