橋本 祐樹 (はしもと ゆうき)准教授

[ 編集者:神学部・神学研究科       2019年6月11日   更新  ]

研究領域キーワード

実践神学 /現代ドイツ・プロテスタントの実践神学 /説教と牧会

わたしの研究は、...

私の研究領域である実践神学というのは、従来、説教学、牧会学、礼拝学、宣教学、カウンセリング、宗教教育等の科目によって構成される、教会ないし牧師の「実践に関する理論の学」でした。
名実共に実践神学を神学の一部門として学的に組織付けた人物として評価される19世紀のドイツの神学者シュライエルマッハーの理解に沿って、更に今日的な観点をも加えて言えば、それは神学諸領域の積み重ねを前提とした上で、キリスト教の幅広い働きをも念頭に置いて「直接の実践を用意するもの」であり、そのわざを批判的に検討し探求する営みであると言えます。
この領域での関心の下に、特に私は現代ドイツ・プロテスタントの実践神学の研究に取り組んでいます。
近年では、英語圏でもドイツ語圏でも、教会の実践の固有性が曖昧化していることが実践神学者たちによって批判的に指摘されていますが、社会的な領域に開かれた柔軟な実践の観点をも担保しつつ、技術的にも諸学に開かれた仕方で、教会ないしキリスト教固有の実践の在り方を新しく見出していくことは出来ないでしょうか。
先の研究上の取り組みは、そのための有益な対話を導いてくれるものと考えています。

プロフィール

【はしもと・ゆうき】 関西学院大学神学部卒業/ 同大学大学院神学研究科博士課程前期課程修了(神学修士)/ 同大学大学院博士課程後期課程修了/ハイデルベルク大学神学部博士課程/ 博士(神学);関西学院大学