教員の新刊 [神学部]

[ 編集者:神学部・神学研究科 2019年3月27日 更新 ]

『スピリチュアルケア学概説』

『スピリチュアルケア学概説』

窪寺 俊之 神学部教授 著

三輪書店, 2008. 3
x, 177p ; 26cm
関西学院大学論文叢書第16編
2,600円+税

・・・本書におけるスピリチュアルケア学とは「危機状況に置かれた人間のいのちを支える根源を見つけ出して、その本質を明らかにし、患者の魂の痛みへの具体的ケアの方法を見つけ出す学問」と定義したい.そしてその学際的方法は、「病いや死の危機に直面した「いのち」を支える方法を、宗教・心理学・医学・看護学・介護学に学びながら、患者がその人生を完成するための援助を多角的に研究する」方法をとる.・・・(中略)

・・・本書では先に提示した諸学問に学びつつ、人間固有の自己防衛機能としてのスピリチュアリティという新たな視点から、死にいたる病を負いつつ、存在の揺れ動きを感じながらも、その人が魂のケアを受け、人間らしく生きることができるための道を学問的に模索し、スピリチュアルケア学として提示しようと試みるものである.【「はじめに」より抜粋】

『イエス最後の一週間 : マルコ福音書による受難物語』

『イエス最後の一週間』

J.D. クロッサン /M.J. ボーグ 著
浅野 淳博 神学部准教授 訳

教文館, 2008. 2
333, ip ; 19cm
2,500円+税

イエスの生涯における最後の一週間について語りましょう。聖金曜日(受苦日)と復活聖日をその頂点とする「聖週」は、文字通り教会暦上もっとも聖なる週として、キリスト者がその意味に思いを馳せる時です。・・・(中略)

・・・イエスの生涯最後の一週間には、どのような意味があったのでしょうか。そして神の啓示として継承されてきたイエス最後の一週間の物語は、私たちにとっていかなる意味があるのでしょうか。【「序章」より抜粋】

『脳科学と哲学の出会い : 脳・生命・心』

第13章 「修道女の師母マクリナの死 -キリスト教の生命観の一断面」

『脳科学と哲学の出会い』

/土井 健司 神学部教授 著

『脳科学と哲学の出会い : 脳・生命・心』
/中山 剛史 ・ 坂上 雅道 (玉川大学) 編著

玉川大学出版部, 2008.2
254p : 挿図 ; 21cm
4,000円+税

「脳」を探求する脳科学と「意識」や「心」を問う哲学の対話
脳科学の発達は人間と社会のあり方をどう変えるのか?

『聖餐の豊かさを求めて』

第II部 実践神学・組織神学から 第3章 「聖餐の豊かさを味わう」

『聖餐の豊かさを求めて』

/中道 基夫 神学部准教授 著

『聖餐の豊かさを求めて』
/山口 雅弘 編著

新教出版社, 2008.1
229p ; 22cm
2,200円+税

聖餐とは何か?-
組織神学・実践神学・宣教学・聖書学・歴史学などさまざまな視角から聖餐を捉える全く新しい試み。

開かれた聖餐を指向する著者たちが織りなす、聖餐の肥沃さ、豊穣さの調べ。エキュメカルな流をも見据えつつ、現代にふさわしい聖餐のあり方を考えるための画期的な一冊。礼拝メッセージも収録。

『キリスト教スタディーブック・シリーズ-1: GoodNews 新約聖書』

GoodNews

関西学院大学神学部 監修
福島 旭 関西学院中学部教師(本学部OB) 著

新教出版社, 2007.12
139p : 挿図 ; 26cm
914円+税

◆聖書そしてキリスト教に初めて接する人でも、段階的に関心を深めながら気軽に学習できます。
◆学校では授業教材として、また自習課題として、宿題として、試験問題として利用できます。
◆「スタディー・シート」はテーマごとに聖書テキストを掲載し、POINTS(要点)・WORK(作業)・STUDY(研究)・RESEARCH(探求)・SEARCH(検索)などに分類しています。
◆REPORT(レポート)は豆知識や情報を記しています。

関西学院大学神学部監修の「キリスト教スタディーブック・シリーズ」は、長い間、学部の中で話し合い、学校や教会のために、またキリスト教界のために、いかにして有益な情報をお伝えできるかを議論した結果、生まれたものです。このシリーズが、学校や教会の現場で聖書理解を助け、学びの意欲をかきたてるためにお役に立つことを願っています...。
(関西学院大学神学部長 木ノ脇悦郎)

内容を少し紹介【Click!】その他のファイルリンク

『50の天使 : 1年の歩みのために』

『50の天使』

アンゼルム・グリューン 著
中道 基夫 神学部准教授,
荻原 佳奈子 日本基督教団広島流川教会担任教師(神学部OG) 訳

キリスト新聞社, 2007.11
208p ; 20cm
2,000円+税

天使たちとの出会いから 新しい何かが始まる。

スピリチュアル・カウンセラーとしても活躍している、ドイツ・聖ベネディクト会修道院院長のベストセラーをあなたに贈る。

『山上の説教 : その歴史的意味と今日的解釈』

『山上の説教』

H.ヴェーダー 著
嶺重 淑 神学部准教授, A.ルスターホルツ 訳

日本キリスト教団出版局, 2007.10
315p ; 22cm
5,400円+税

「演説の中の演説」と呼ばれる山上の説教を読み解く

あくまでも伝統的な研究方法に基づいて、テキストの歴史的意味をしっかりと踏まえながら、マタイによる福音書5-7章の今日的意味に関する解釈学的地平を切り開いて、現代の読者に直接訴えるメッセージを抽出する。
 

『司教と貧者 : ニュッサのグレゴリオスの説教を読む』

『司教と貧者』

土井 健司 神学部教授 著

新教出版社 , 2007.5
220p ; 20cm
2,400円+税

「人間である限り、人間を愛し、お金を愛してはいけません」

カッパドキア三教父の一人ニュッサのグレゴリオスが教会の講壇から語った説教3篇を収録。貧者や病者といった社会的弱者への奉仕を説き、高利貸しを舌鋒鋭く糾弾する。

ここには、泣く者と共に泣く一人の牧会者・預言者の赤裸な声が響いている。訳者による周到な注解・解説・資料により、4世紀の教会の姿が生き生きとよみがえる。

『ヨセフスと新約聖書』第2版

『ヨセフスと新約聖書』

スティーヴ・メイソン 著
浅野 淳博 訳

リトン, 2007.5
420p ; 21cm
6,000円+税

・・・『ヨセフスと新約聖書』 (Josephus and the New Testament) 初版は1992年に刊行された。そしてドイツ語翻訳版出版(2000年)のために、この初版は大幅に改訂された。この改訂作業が英語版第2版(2003年)の基礎をなしている。そして本書は、この英語版第2版をもとに翻訳された。新約聖書の歴史的背景に関心のある読者にとって、私は本書が有益な道標となることを望むとともに、これを機に読者のさらなる探求が促されるよう願って止まない。2006年1月 トロントにて スティーヴ・メイソン 【「著者の緒言」より抜粋】
 

『現代ドイツ教会事情』

『現代ドイツ教会事情』

中道基夫 神学部准教授 著

キリスト新聞社 , 2007.4
241p : 挿図 ; 19cm
2,500円+税

ドイツと聞いて、何となく親近感を持つことはないだろうか。諸外国の中でもドイツは日本人にとって好感度の高い国であると言われている。...(略)...こうしたドイツへの関心の中で、多くの人がキリスト教国としてのイメージを強く持っていることであろう。...(略)

...しかし、今日、そのキリスト教が危ない。キリスト教自体が危機的状況にあるのではなく、ドイツのキリスト教、教会が危ないのである。...(略)...日本の教会が一種あこがれを持って見ていたドイツの教会の危機を描くことは、日本の教会におけるキリスト教の古いイメージからの解放をもたらすであろう。さらに、新しい取り組みを紹介することは、共に等しく神の宣教に召された教会同士が互いに刺激を受けつつ、新しい展開に向かって歩み始めるきっかけとなってくれると信じている。...【「はじめに」より抜粋】

『聖書の解釈と正典 : 開かれた「読み」を目指して』

『聖書の解釈と正典』

辻学、水野隆一(神学部教授)、嶺重淑(神学部准教授)、樋口進著
関西学院大学キリスト教と文化研究センター編

キリスト新聞社 , 2007.3
170p ; 19cm
1,500円+税

本書は、関西学院大学キリスト教と文化研究センター(以下、RCCと略記)内の共同研究プロジェクト「聖典と今日の課題」が二〇〇五年度に開催した四回の公開研究会における発題とその後のディスカッションを収録したものです。...(略)

キリスト教が現代社会の中で「生きた宗教」となるためには、聖書を新しく読み直す作業が欠かせません。耳慣れた聖書解釈に囚われることなく、自分の「読み」を創り上げていく努力、またキリスト教の「正典」理解を自明のものとすることなく、聖書を読むことの意味を自分で捉え直そうとする努力が私たちには求められています。...(略) 【「まえがき」より抜粋】

『愛を考える : キリスト教の視点から』

『愛を考える : キリスト教の視点から』

平林孝裕 神学部助教授 編著
関西学院大学共同研究「愛の研究」プロジェクト編

関西学院大学出版会 , 2007.3
237p : 挿図 ; 19cm
2,000円+税

<<愛>>を語らずして、キリスト教を語ることは不可能である。むしろ、暴力と紛争に溢れる現代だからこそ、キリスト教は<<愛>>を力強く語るべきであろう。...(略)
...本書は、10名の執筆者による、<<愛>>に関する共同研究(2004/2005年度関西学院大学共同研究・一般研究B)の成果である。...(略)
...聖書学の立場(水野・辻・嶺重・大宮)から、またキリスト教思想・神学の立場(山上・舟木・近藤・平林・中道)から、興味深い、問題提起的な議論が展開されている。さらにこれらの議論に、今日キリスト教との関係が議論されるイスラームの立場(後藤)からの寄与が一石を投じている。...【「はしがき」より抜粋】
 

『講座 日本のキリスト教美術2 : 美術・建築』

 『講座 日本のキリスト教美術2: 美術・建築』

神田健次 神学部教授 編著

日本キリスト教団出版局 , 2006.9
328p : 挿図 ; 19cm
3,000円+税

西洋文化は、キリスト教に同行して日本に伝来し、内部で充足していたかに見える芸術家たちの魂を激しく揺り動かした。彼らは、日本文化を身にしっかりとひそませながらも、したたかに西洋文化を吸収し、美術においても、建築においても確実な成果を生み出した。エキュメニカルな視点から丁寧に検証する。