第21回関西学院大学神学部献身キャンプ テーマ:仕える人へ-自分らしい生き方を探して-

[ 編集者:神学部・神学研究科       2006年6月5日   更新  ]

報告

 「あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、すべての人の僕(しもべ)になりなさい。」(マルコ10:43~44)

 今年度の献身キャンプは、8月14日(水)~16日(金)、六甲YMCA研修センターにて講師に有澤慎一牧師(多度津教会)をむかえて行われました。参加者は、高校生17名、青年4名、スッタフ9名、学生リーダー2名の計32名です。
  今回初参加が14名、リピーターが7名、期待と不安を胸に御影教会に集合し、六甲へ登り、開会礼拝。続く“出会いの時”には、ゲームでみんなの名前を覚えたり、じゃがいもとにらめっこをしたり、アコーディオンや太鼓に合わせて讃美歌を歌ったり楽しい時を過ごしました。
  講演では、有澤牧師が「『仕える人へ』~自分らしい生き方を探して~」と題して、ご自分の今日までの歩みを語ってくださいました。「エリートコースを歩め」と追い立てられ、友だちはライバルでしかなく、大学受験にむかって突き進むことが良いことだと信じる中、大学受験に失敗、初めての大きな挫折を感じたこと、しかしそこで「道は一つではない」と言うことに気づかされ神学部へ入学したところで“講演1”は終了しました。
  夕食の後のグループトークでは講演1を受けて、自己紹介など、お互いについて語り、聞き、考える時を過ごしました。夕礼拝の後、六甲の夜景を見に展望台へみんなで行きました。到着してみると深い霧で5メートル先も見えない状態で、残念でした。
  二日目は、朝の礼拝、朝食、そして講演2です。有澤牧師は、競争社会の中で聖書の言葉「一番偉くなりたい人は仕える人になりなさい」(マルコ10:35~45)との出会い、競争ではなく友だちといっしょに喜ぶことの出来る、教会付属保育園の子どもたちの姿から学んだことを話されました。そして「自分らしい生き方を探し求めること」「神さまはありのままで私を愛し受け入れて下っていることを信じること」の大切さを語ってくださいました。
  昼からは弁当を持って池のほとりで、テーマ別グループトークの時間を過ごしました。テーマは、「神学部について聞く」「愛・友情について語り合う」「いのちについて考える」「受洗について考える」「講師に直撃」「人生何でも相談コーナー」でした。多少の脱線も、自然がゆったりと包み込んでくれる時間でした。
  夜のキャンプファイアーは、前半楽しいゲームに、趣向を凝らした各グループの出し物に、驚き笑い、後半は参加者やリーダーの証しを、一つの火を中心に聞き入りました。その後、元気な高校生・青年は夜が更けるまで語り明かしたそうです。
  3日目は、“わかちあいの時”を持ちました。参加者一人一人がこのキャンプで感じたこと、考えたこと、未来に向けて思うことを語り、その一人のためにリーダーの一人が祈る、讃美歌を挟みながらお互いの言葉を心に刻んでいきました。
 最後に握手を交わし、またの再開を願いつつ、それぞれの場面へと散らされて行きました。参加者を送り出してくれた各教会・学校に心から感謝いたします。なによりこのキャンプを備え、守り導いてくださった主に感謝するものです。

向井希夫(献身キャンプ・キャンプ長、大阪聖和教会牧師)