2015.06.05.
教員リレーエッセイ:上ヶ原キャンパスの花、木/東 よしみ 助教

上ヶ原キャンパスの花、木

4年前に初めてこのキャンパスに来て以来、キャンパスの多種多様な花や木に魅せられている。2014年から神学部公式Facebookへの記事の編集、投稿を担当しているが、チャペルpickupと共に、わたし自身が撮影したキャンパスの四季折々の写真を投稿するようにしている。このエッセイでは、投稿した写真と共に、上ヶ原キャンパスの花や木について書いてみたい。

まずは、中央芝生をぐるっと取り囲む生け垣のピラカンサ。5月のゴールデンウィーク頃になると可憐な白い花を咲かせる。毎年のことだが、ピラカンサが開花すると一夜にして景色が華やぐのには驚く。秋学期開始頃には、可愛らしい赤い実をつけ、冬までの長い期間、目を楽しませてくれる。ピラカンサの白い花も赤い実も、緑の中央芝生に実に色鮮やかに映える。生け垣越しに神学部校舎を望むことができるのが嬉しい。

写真1

また、アメリカ南部に多いハナミズキとマグノリア(大山木)の木が、上ヶ原キャンパスに多く植えられていることは、留学先のアトランタから上ヶ原へとやって来たわたしにとっては特別に感慨深かった。ハナミズキ(Dogwood)は、アトランタでは人々に特に愛され、春にはあちこちで色とりどりの花を咲かせる。関学に来て一年目の春に、上ヶ原キャンパスそしてキャンパス周辺で、白、ピンク、黄色と様々な色のハナミズキの花が一斉に咲き出したのを見た時は、胸がいっぱいになった。アトランタでわたしが通っていた教会では、庭いっぱいに満開のツツジとハナミズキが咲き誇り、色鮮やかな美しさが印象的であった。嬉しいことに、ツツジとハナミズキという組み合わせを上ヶ原キャンパスのあちこちで見ることができるのである。先に開花したハナミズキの後を追うようにツツジが開花し、位置的にはちょうどツツジの上をハナミズキの花が覆う。様々な色の組み合わせを楽しむことができる。

写真2

そして、アメリカ南部を象徴する花木であるマグノリアの大木を、財務課前と法学部前に見つけた時も感檄した。マグノリアは、アトランタ、そしてアメリカ南部で至るところに見られる花木で、大きな白い花と甘い香りが特徴的である。マグノリアはモクレン属の総称でもあり、アメリカ北部では、マグノリアというとモクレンを指すようだが、南部ではマグノリアと言えば何と言っても大山木を指す。神学部の建物を出ると、左手に、財務課前にあるマグノリアの大木の先端が見える。マグノリアはつぼみの形も美しいが、人の顔ほどの大きさがある花が開花すると、息をのむような美しさ。エキゾチックなマグノリアの花を見ると、留学一年目の5月、池の横を散歩中にマグノリアの花が開花したのを発見した時の感動を思い出す。5月はアメリカの学年度末にあたる。多くのレポートを書かないといけないことに疲れきっていたわたしは、散歩中、たまたまマグノリアの花が開花しているのを見つけた。マグノリアの大輪の花が、その甘い独特の香りとともに、疲れていたわたしに大きな慰めと励ましを与えてくれた。それ以降、留学中は毎年、初夏になるとマグノリアの花に、背中を押されるような気持ちになったものだが、上ヶ原キャンパスでもマグノリアと巡り会うことが出来るとは。感謝である。ちなみに、上ヶ原でのマグノリアの開花時期はアトランタよりやや遅く5月後半である。

まだまだ書きたい花や木はあるが、紙幅の関係上、いったんここまでにする。是非、神学部Facebookページも御覧ください。
(東 よしみ; 2015年 6月)
 

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