神学部
K.G.

神学部の歴史

略年表

1888年 8月

南メソジスト監督教会、W.R.ランバスは神戸に青年のための学校開設を提議。
関西学院大学神学部は、現在の日本で、メソジストの伝統をくむものとしては唯一の存在となっています。

W.R.ランバス宣教師愛用の聖書
1889年 7月

学院憲法を制定し、校名を「関西学院」とする。初代院長W.R.ランバス、神学部長J.C.C.ニュートン。


1891年 6月

神学部英語神学科より最初の卒業生3人。
同年、邦語神学科が新設されましたが、1896年には神学簡易科に変わります。草創期には学科の改編が続きます。

1904年

学科が改編され、本科 3年と伝道科 2年となる。

4年後には、本科 4年、専攻科 1年、別科 2年と分けられました。さらに1911年には、本科 5年、専攻科 1年、別科 3年となります。

1907年

日本メソジスト教会成立により、関西学院神学部は、西日本における神学教育機関となる。

1908年

専門学校令により、私立関西学院神学校として認可を受ける。

1912年

「神学館」神学部と高等部生用の寄宿舎「成全寮」落成。
現在の成全寮は全学部の学生対象の寮です。

神戸原田の森神学館 (1912.4.18献堂式)
1914年

青山学院神学科と連合で『神学評論』を創刊(41年休刊)

1918年

神学生会ができたのをきっかけに巡回伝道を実施。

1929年 3月

神戸原田の森から西宮上ケ原へ移転。

上ケ原移転時の神学部校舎
1933年

専門部神学部となり、予科 2年、本科 3年、専攻科 1年と制度を改める。(教師数23、学生数63)

1943年 3月

専門部神学部閉鎖。同年5月、日本西部神学校に統合される。

1944年 3月

西部神学校廃校、日本基督教神学専門学校に合併。

1947年 4月

文学部宗教学科を神学科に名称変更。

1948年 4月

新制大学文学部神学科開設。

1951年

大学院文学研究科に聖書神学専攻を設置。

1952年 4月

神学部開設、大学院神学研究科修士課程聖書神学専攻の設置。
研究科博士課程設置は1954年。

1953年 3月

神学部学術雑誌 『神学研究』 創刊号を発行。

1953年 6月

神学部後援会設立。

1954年 4月

大学院神学研究科博士課程聖書神学専攻の設置。

1956年 7月

『神学部報』発行開始。

第3回夏期セミナービラ(1963)
1959年 8月

第1回夏期セミナー開催[1966年まで。その後は、教職セミナー として継続される。2008年からは、神学セミナーに]

第8回教職セミナー集合写真(1967)
1969年 1月

学生会、神学部本館封鎖、「闘争宣言」(1月27日付)を公示。

機動隊による全学封鎖解除にあわせ、神学部本館も封鎖解除(2月)

1976年 4月

大学院神学研究科が、博士課程前期課程および博士課程後期課程となる。

1982年 4月

神学部パイプオルガン設置[1995年、阪神淡路大震災により倒壊]。

大学紛争時に神学部学生会より出された闘争宣言(1969)
1982年 7月

第1回献身キャンプ。

献身キャンプ 集合写真(1995)
1989年

神学部創立100周年記念集会。

1992年 4月

セメスター制の導入。

1995年12月

スイス・ベルン大学神学部 と学術文化交流協定。

1997年 4月

大学院神学研究科聖書神学専攻から神学専攻に変わる。

2000年 9月

神学部校舎改修工事。エレベータの設置。

2002年 4月

新制大学神学部開設50周年を迎える。

2004年 4月

神学部コース制スタート[キリスト教神学・伝道者コース、キリスト教思想・文化コース]

第2代院長・吉岡美国
2006年 3月

 韓国・監理教神学大学校 と学術文化交流協定。

2006年 3月

「吉岡記念館」竣工。[創立者W.R.ランバスのビジョンを直接継承し、学院史上最も長く院長を務めた第2代院長(1892-1916)吉岡美国を記念]
吉岡記念館事務室(宗教センター, 神学部事務室, キリスト教と文化研究センター, 人権教育研究室の4つの事務機能を統合)の業務開始。

関西学院吉岡記念館
2008年 4月

神学研究科博士課程前期課程履修コース制スタート[キリスト教神学・伝道者コース、キリスト教思想・文化コース]

2011年 4月

神学部「キリスト教神学・伝道者コース」の名称を「キリスト教伝道者コース」に変更。