12月16日 #PSサンタがお手伝い~社会学について学ぼう~」

[ 編集者:社会学部・社会学研究科       2020年5月22日   更新  ]

昨年に続き、12月の企画は学習イベントを開催しました。その内容は、1つのテーブルに学生と教員が交じり合って座り、あるテーマについて話し合うワークショップです。流れは、班ごとに分かれて(1班‐1テーブル)話し合いをします。次に先生を交代し(先生が別の班のテーブルへ移動する)、学生は移動してきた先生にどんなことを話し合ったかを伝えて、前に話し合った内容を踏まえた上で、もう1度新たに話し合いをします。最後、2回の話し合いで得られた結論を全体(自分たち以外の班)に向けて発表するとなっています。
当日の流れ

参加いただいた先生は、渡邊勉先生(データ社会学)、村田泰子先生(現代社会学)、大岡栄美先生(フィールド社会学)、打樋啓史先生(フィールド文化学)、清水裕士先生(社会心理学)、阿部潔先生(メディア・コミュニケーション学)の6名で、社会学部の6つの専門分野から各1人ずつという構成です。

テーマは「SNS」で、各先生にはこのテーマに沿った資料をそれぞれ用意していただきました。先生の組み合わせについては、専門分野ごとではなく、資料の寒冷性の高いもの同士にしました。以下は、各組合せとその理由を記して、その様子の一端をお伝えします。

全体の様子司会進行


 

渡邊勉先生(データ社会学)ー 村田泰子先生(現代社会学)

渡邊先生と村田先生については、両先生の資料ともに、ネット上の「同じ考えを持つ者同士を結びつけやすい」という面に焦点を当てているように思いました。渡邊先生の資料は、そのせいで「自分の見たいものしか見なくなる」「自分とは違う考え方があることが理解できなくなる」ことを問題にされています。村田先生の資料は「#MeTooという形で賛同者を募りやすくなっているが、一過性で終わりやすく後が続かない」ことを問題にされています。

渡邊先生村田泰子先生

大岡栄美先生(フィールド社会学)― 打樋啓史先生(フィールド文化学)

大岡先生と打樋先生については、両先生の資料ともに、「SNSによって色々な事が手軽にできるようになる」という面に焦点を当てているように思いました。

打樋先生の資料は、誘拐事件を例にして「トラブルに巻き込まれるリスク」に焦点を当てているのに対し、大岡先生の資料はご近所SNS「マチマチ」を例にして「つながり作りのチャンス」に焦点を当てているように思いました。

大岡栄美先生打樋啓史先生

清水裕士先生(社会学心理学)ー 阿部潔先生(メディア・コミュニケーション学)

清水先生と阿部先生についてですが、まず、阿部先生の資料については、「せっかくの学生企画なので」ということから、阿部先生に相談に乗っていただきながら、PS側で用意することになっています。清水先生の資料はSNSの中のインスタグラム(ツイッターやフェイスブックとの違い)に照準されており、そこで、言葉(文字)ではなく写真(映像)をメインにしたコミュニケーションを問題にしようとしてくれていますので、阿部先生の資料もそれに見合う形で作成させていただきました。

清水裕士先生阿部潔先生