12月11日 PS冬企画 オンラインゼミ紹介 @Zoom

[ 編集者:社会学部・社会学研究科       2021年5月19日   更新  ]

もはやPSの定番行事となった学習イベント、通称:冬企画。2019年までは各専攻分野の先生をお招きし、班ごとに分かれて教員と学生が一緒にテーマについて議論し社会学について学ぶという内容でした。2020年度は感染症対策の観点から先生方と学生が同じ机を囲む対面企画の実施が難しいため、PSスタッフが制作した動画と、Zoomのブレイクアウトルームを駆使したオンラインイベントを開催しました。

平常時であれば、オフィス・アワーやゼミ見学会が開催されており、「ゼミの先輩にはどういう雰囲気の人がいるのかな?」「講義の時と演習の時では、先生の教え方は違うのかな?」「○○ゼミに入るためには1回生のうちからどんな講義を履修して、どんな準備をしなくちゃいけないんだろう?」等の疑問を、教員やゼミの先輩に直接伺う事が出来ていました。しかし、2020年度はオンデマンド型講義が中心で学生さんが殆ど来校できず、演習授業もZoomでのオンライン形式と対面形式のハイブリッド型であったため、1回生が各ゼミ情報を得るための手段が限られていました。

 そんな状況下で、イベントに参加してくれた1回生のゼミ選考の手助けになれば、とPSの皆さんが企画してくださったのが、この「オンラインゼミ相談会」です。

【ゼミ相談会の進め方】

  • ①ゼミ紹介一覧の案内

  • Zoomの招待URLと一緒に配信された「ゼミ説明会リスト」12種から3種、自分の関心のあるゼミを選択します。今回紹介するゼミは、次の通りです。
  • 今回のイベントで紹介するゼミは、PSの方が所属しているゼミからの選出なので、社会学部全教員を網羅する事はできませんでしたが、ゼミの比較検討をするのに十分役立つと思います。

②説明会ルームへの移動

  • 全体説明が終わり、イベントが始まると、Zoomのブレイクアウトルームとして用意された各ゼミの説明会ルームに移動します。

  • ③学生目線でのゼミ紹介

  • 移動ができたら説明会ルームで、PSスタッフが作成したPPTと一緒に「学生目線でのゼミ紹介」を聞きます。

 

こちらのPPTでは、ゼミ生による教員の他己紹介、最近のゼミの様子が分かる活動写真、「研究演習」では具体的にどんな事をしているのか、このゼミに入って良かったところやしんどいところの紹介等、それぞれのゼミ生が多角的にゼミを紹介してくださいました。学生の質問したい事を予め想定したPPTの作成とプレゼンテーションのお蔭で、多くの方にご満足いただけたようです。3分経過したら、次の関心のあるゼミの部屋に移動します。これを3回繰り返します。

  • ④先生インタビュー動画の視聴

  • 全員がメインセッションに戻り、「先生インタビュー動画」を視聴します。今回ご協力いただいた先生は、鈴木謙介先生(現代社会学専攻)、打樋啓史先生(フィールド文化学)、関嘉寛先生(フィールド社会学専攻)、渡邊勉先生(データ社会学専攻)、清水裕士先生(社会心理学専攻)、阿部潔先生(メディア・コミュニケーション学専攻)の6名の先生方です。

まずは、鈴木謙介先生のゼミから。社会学部のゼミの中には、外部企業とのコラボレーションを行うゼミがいくつかあります。詳しくは2020年10月16日配信の教学WEB

でお伝えした、OneDriveでの社会学部教員によるゼミ紹介の資料をご確認ください。

「(データ社会学や社会心理学志望だったら)数学出来ないとダメですか⁉」という質問に対しては、「(清水)ぶっちゃけ、いりません」「(渡邊)ほぼいりません」と意外なお答え。

 『セミナーガイド』の渡邊先生のコメントにもありますように、データを扱うのに必要なのは『数学』の知識ではなく、人が生きていく上で基本的なツールである『数字』に対して苦手意識を持たずに根気強く付き合っていけるかどうかが一番重要なのでしょう。

フィールドワークに関係するゼミでよく出る質問、「ゼミ以外の時間でやる事多いって噂をよく聞くけど…」もありますね。学生の部活動やアルバイトでゼミ以外の時間を確保できない方もおられるでしょう。『セミナーガイド』で、予め授業時間外のグループ活動に参加出来ない学生をお断りしているゼミももちろんあります。

これに対しては、「(関)ゼミの時間は、自分が見聞きして、これまでに準備してきた事をゼミの皆の前で発表し、意見を貰って共有し、深めていく時間です。なので、ゼミの時間と同じくらいゼミ以外の時間もとても大切です」とお話しています。

おそらく領域を問わず、どのゼミも同じだと思いますが、ゼミ内での研究発表を行うためには、あるテーマに関していくつも専攻研究にあたる研究書や論文を講読して内容をまとめる、場合によってはフィールドに赴いて調べる、発表後の議論の際に出てくるであろう質問を予め想定してその回答も用意しておく等、時間をかけて念入りに準備をする必要があります。どうかそれらを負担と思わずに、新しい事を知る楽しさに繋げて貰えればと思います。さて、入りたいゼミがすでに決まっている場合は、1回生のうちにどのような準備を行う必要があるのでしょうか。

阿部先生からは、「(阿部)知識を身に着ける事も勿論大切なのだけれど、自分がどんな事が一番「惹きつけられるのか」を自身で明らかにすることが大切。それを研究として考えていく為にはどんな本を読めば良いのか、どんな研究分野が関係しているのかと考えてみる方が楽しいと思いますよ」とのコメント。今回はPSメンバーが所属しているゼミの先生方にインタビューをお願いし、ゼミ生だからこそ聞ける質問などに答えていただきました。もし、今回自分が入りたいゼミ情報が無かったという方は、『セミナーガイド』での情報を熟読いただくか、今後学部から発信される情報にご期待ください。

⑤ゼミ座談会

ゼミ紹介後は、「座談会」となり、ゼミについて気軽に質問したり学生同士でお話したりする時間になります。どのゼミの方も自分のゼミについて活き活きと語っておられ、参加者の方の中には志望理由書の書き方のアドバイスを受けた方もいたようです。

イベント終了後

イベント終了後はPSの皆さんからのクリスマスプレゼントという事で、今回ゼミ座談会で使用したPPTのデータをお送りし、公開した動画の数々は12月25日までYouTubeにて限定公開されました。

1回生へのメッセージ動画で打樋先生や鈴木謙介先生がお話されたように、ゼミ選びで人生全てが変わってしまうという訳ではありません。皆さんがゼミを選ぶ時、履修登録の時に、「そういえばPSの人たちが、こんな風に話していたっけ」と思い出して、参考の一つにしていただければ幸いです。