PICK UP! 法学部生 今西 未来さん

[  2019年10月10日   更新  ]

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関学法学部での学びを通して、新たな道を志すため「早期卒業」で大学院へ

【名  前】今西 未来(イマニシ ミク)
【出身高校】筑紫丘高等学校
【人物紹介】
福岡県出身。2017年度一般入試で法学部法律学科に入学。
大学公認の文化総部茶道部に所属し、部長を務めている。茶道部独自の活動はもちろんのこと、日本文化に関する授業でのお点前披露や留学生に対するお茶会等、大学からの様々な依頼にも「おもてなし」の精神で応えている。
部活動で忙しい中、工夫を凝らして成績も維持。今後は海外進出も検討中?!
検察官を目指して法学部に入学したが、現在は企業法務に興味あり。
 

地元福岡を離れ関学法学部を選んだ理由

ハラスメントを受けたとき

大学選びよりも先に、まず法学部を受験することは決めていました。当時は検察官になりたいと思っていたので...
そして次に決めたのが九州を出ること!その一番の理由は一人暮らしがしたかったからです。高校までずっと福岡で生きてきたので、大学では別の世界を見てみたいと思っていました。でも一人暮らしを始めるにあたって関東は遠すぎるということで、まだ近場でフレンドリーなイメージもある関西の大学に進学しようと決めました。

とはいえ関西圏の大学もたくさんあり迷っていたので、高校3年生の夏休みに関西の色々な大学を訪問したんです。それで関学を訪れた際に、多文化的で自由な雰囲気に惹かれました。ほんとに多種多様な学生さんがいる中で、その一人ひとりが自由にのびのびと過ごしているのがとても魅力的に見えました。自分もそのような環境で学びたいと関学を目指すことに決めました。

友達作りのきっかけ

ハラスメントを受けたとき

最初は正直、関西弁がとても怖かったです。しかし、1年生の春学期、法学部では「スタートアップ演習」という学びの基礎を養うための少人数制の授業があり、グループワークなどにより自然と友達がたくさんできました。その授業を通して大学での学習スタイルにも馴染むことができ、そこからは大学が楽しくなりました。だから友達ができるか、大学の環境に馴染めるか不安という方も安心して関学法学部に来てくださいね!

法学部に入ってからの印象と変化

法律の勉強に対してはやはり堅そうなイメージを持っていましたが、実際に学んでみると、私たちの日常生活に密接に結びついていて身近なものであることを感じ、そこからは法学への印象が変わりました。勉強内容の性質上たしかにテストは少し多くなりがちですが、普段の授業ではレジュメ(講義内容の要約資料)もわかりやすく、身近な事例を取り扱って授業がされるので、高校生が想像しているほど堅いものではないと思います。また大学では、自分の好きな授業を選ぶことができるのでむしろ勉強が楽しいと感じています。

入学前は検察官をめざしていたので日本の法律を深く学びたいと思っていたのですが、「英米法」の授業をきっかけに海外の法律に関心を持ち始めました。今は世界の法律と比較して学ぶのが楽しいと感じています。例えば「日本人が海外でトラブルに巻き込まれたときどちらの国で裁判をするのか」といった、私のような一般人にも十分起こり得る問題を授業で考えられるのって面白いと思いませんか?私たちの日常の中には法律がたくさん潜んでいることを知るとちょっと得した気分になります(笑)

法学部での学びを通して、自分のキャリアへの考え方にも変化が生まれ、現在は企業法務の道に進みたいなと思っています。グローバル化により海外とのやり取りが日常的となっている現代社会において、国内のみならず海外企業との契約やトラブルにも対応できる人材として、企業の法務部門で活躍したいと考えています。

渡邊ゼミ

茶道部部長との両立

ハラスメントを受けたとき

留学生のためのお茶会の様子

茶道部に所属しており、昨年秋からは約40名をまとめる部長を務めています。普段は季節ごとのお点前を学んだり自分たちのお茶会に向けての練習をしていますが、大学からの出張依頼があればそれにも対応しています。最近であれば、日本文化に関する授業で盆点前を披露したり、留学生に向けてお茶会を開催したりしました。

部活動はかなり忙しいので、基本的に授業内でしっかり学ぶ工夫をしています。1回の授業は90分もあるので内容は盛りだくさんですが、先生の話をよく聞いてメモを取っています。そして授業が始まる前には前回の授業内容をパラパラと復習して、試験前に一気に勉強しないといけない状況を防いでいます(笑) でも基本的には興味のある分野の内容なので特に負担が大きいとは感じません。でも留学プログラムなどは参加しにくいので引退してから4年次に何か参加できたらなと思っています。

大学以降の明確な目標が定まっていない高校生にメッセージ

大学進学を決めるにあたっては確かに明確な目標があるといいと思います。ですが、今の段階で将来やりたいことが特にないという人も、様々な人や文化に出会える大学、様々なことに挑戦できる大学で経験を重ねることで、きっと将来の目標が見つかると思います。私は検察官になりたいと思い法学部への入学を決めましたが、関学で過ごす中でさらにおもしろい、より深く知りたいと感じることに出会え、新たな道を志すようになりました。数えきれないほどの可能性に満ちており、そのような中で楽しめる環境が関学にはありますし、やりたいことがある人もない人も関学で視野を広げてみませんか?

渡邊ゼミ