瀧 久範(たき ひさのり)教授

[ 編集者:法学部・法学研究科 2018年4月3日 更新 ]

研究内容

 不当利得法とは、例えば契約が無効であるにもかかわらず履行された場合や、ある人の財産が他人により無権限で利用された場合のように、ある人の財産的利益の変動に法律上の原因がない場合において、それをあるべき状態に回復させるルールです。不当利得の一般規定は私法の一般法である民法に置かれていますが、不当利得法は、商法や消費者契約法といったその他の私法でも問題となるだけでなく、税の過誤納など公法においても問題となる法分野です。現在では、この法分野を統一的に把握するのではなく、類型ごとにその内容を考察していくのが主流となっているところ、私は、その中でも契約の清算に関する規律のあり方について研究しています。具体的には、多数当事者関係、不法原因給付、解除法との調整といった問題を、ドイツ法を中心に欧米各国の諸法や、共通参照枠草案などの国際的なモデル準則と日本法を比較しながら検討しています。

研究分野のキーワード

民法、契約、不当利得

主な担当科目

「物権法」、「民法入門」

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