森本 郁代(もりもと いくよ)教授
[ 編集者:法学部・法学研究科 2014年7月1日 更新 ]
研究内容
人と人との間の日常的なコミュニケーションの分析を通して、社会のさまざまな場面がどのように構成されているのかについて研究しています。私たちが日々当たり前のように行っているコミュニケーションも、そのメカニズムを解明しようとすると、実に奥が深く興味深い問題がたくさんあることに気付かされます。私たちが、会話の相手や人数、場所、話題などといったそのつどの状況や場面に応じて、適切なコミュニケーションの方法をほとんど無意識に選択できるのはなぜなのか?こうした問題に対して、実際の会話を録音・録画し詳細に書き起こして分析する「会話分析」という方法を通してアプローチしています。また、最近では、研究を通した社会貢献の一環として、コミュニケーション研究の成果を、日本語教育の方法論や、人々による話し合いを通じた社会問題の発見や解決のための方法論の構築に生かす道を模索しています。
研究分野のキーワード
コミュニケーション論、会話分析、日本語教育
主な担当科目
「法政文化研究演習Ⅰ・Ⅱ」