2015.12.15.
外務省と外交講座「国際裁判と日本」を開催

講座の様子

講座の様子

 12月15日、西宮上ヶ原キャンパスA号館で渋谷尚久氏(外務省北米局日米安全保障条約課課長補佐)を招いた外交講座を開催しました。
 渋谷氏は「国際裁判と日本」をテーマに、以前まで在籍されていた国際法局国際法課での取り組みを中心に話されました。ICJ(国際司法裁判所)や日本が関わった国際裁判についての解説後に、捕鯨裁判を取り上げ、国際裁判の構造や手続、外交上の駆け引き、判決のポイントなどをご自身の経験も踏まえ解説しました。その中で、「目の前の裁判に勝つことだけが目的ではありません。法的な議論だけではなく、外交上のツールとしての国際裁判ということも意識しなければなりません。他の外交問題に波及しないためにも、水面下での対応も必要となってきます」などと話しました。

講演する渋谷氏

講演する渋谷氏

 最後に学生に向けて、「ある事柄の文言だけに注目しがちだが、その背景にある事情について意識をすることが大事です」というメッセージがありました。