2026.11.05[ニュース]
木村仁・法学部教授が共著『受益者連続型信託の法務と税務』を出版
木村仁・法学部教授(専門分野:英米法、信託法、英米契約法)が共著『受益者連続型信託の法務と税務』を2026年8月に出版しました。
この書籍は、1つの信託契約で、複数の受益者が後継ぎ遺贈的に財産を順次承継していく受益者連続型信託(A死亡後はBに、B死亡後はCに受益権を承継させる信託)について、法務面と税務面から、体系的・網羅的に研究し解説しています。
木村教授は第1部「受益者連続信託の法務」の第4章「受益者連続信託における収益受益権と元本受益権の調整」を担当しました。信託財産の収益を受ける収益受益権と、収益受益者の死後に信託財産の元本を承継する元本受益者の元本受益権を、受託者はどのように調整することができるのか、アメリカの統一州法を中心に検討し、これを参考に日本法の解釈論・立法論を提示しています。
木村教授は「財産承継の手段として受益者連続信託の活用が期待されていますが、その実務的、理論的課題を検討した本書は、信託の実務を担う方々にとって有益な指針を提供するものであると思います」と話しています。