2026.01.26[ニュース]
法学研究科研究員の田中豊さんがシンポジウム「中江兆民と啓蒙」で講演
シンポジウム「中江兆民と啓蒙」(主催:関西学院大学哲学倫理学教室)が1月22日、西宮上ケ原キャンパスで開催され、法学研究科研究員の田中豊さんが講演しました。
田中さんのテーマは「中江兆民研究の現在-「東洋のルソー」から「西洋の兆民」へ-」。19世から20世紀初頭の東アジアにおける中江兆民の『民約訳解』、およびルソーの政治思想の受容の様相を概観しました。さらには、フランスにおける中江兆民研究の最新の知見を紹介しました。
シンポジウムには、スイスのチューリッヒ大学で日本哲学を研究しているJan Stanisław Steiner氏が登壇。田中さんはJan Stanisław Steiner氏と意見を交わし、西洋の研究者から中江兆民に関する最新の知見を学びました。
田中さんは「昨今、中江兆民は、日本のみならず国境を越えて様々な地域の研究者によってそれぞれの関心に基づき研究がなされています。良い意味で、大変特異な状況にあると思います。このような好機をうまく活用して、将来は国際シンポジウムなどを開催できれば、中江兆民研究、ひいては政治思想史研究はさらに盛り上がると思います」と話しました。