国際学部のゼミ紹介

[ 編集者:国際学部・国際学研究科       2020年4月1日   更新  ]

研究演習|山本雅代ゼミ(第3・4学年)

山本ゼミ

About the Semminar
「2つの言語が交差するとき、個人・社会レベルで生じる言語についての諸経験や諸事情」と定義されるバイリンガリズム。それに対して学生が自分の関心に応じた研究課題を見出して研究することを目的にしている。

バイリンガルはいかにして生まれるのかを解明したい

片岡 桃子さん

片岡 桃子さん
2017年度国際学部卒業生
愛媛・松山東高校出身

英語を話せるようになりたい私にとって、バイリンガルは憧れの的。どうしたらバイリンガルになれるのかを知りたくて、バイリンガリズム研究の第一人者である山本雅代ゼミに入りました。
ハワイには日本語も英語も流暢にあやつるバイリンガルが存在します。また、関西学院大学内にも他人から見ればバイリンガルですが、本人はそう思っていない学生もたくさんいます。そこで私は「日本人がどのようにバイリンガルの意識を持つのか」を調査。先行研究をベースに意識調査のアンケートを作成、関西学院大学生に答えてもらうほか、インターネットを用いて他大学の学生からの回答を集めて分析しています。私自身は短期でオーストラリア、中期でアメリカ(ハワイ)と2度の留学を経験。TOEIC® Programのスコアも大幅に伸びましたが、私の目標とする「2言語を流暢に話せる」バイリンガルになったかといえばそうではありません。2つの言語をよどみなく話すには、その言語の文化的な背景を理解する必要があると感じました。私の研究が語学学習に関わる人に活用され、国際交流の活発化に寄与できたらと思っています。

研究演習|關谷武司ゼミ(第3・4学年)

關谷ゼミ

About the Semminar
3年生では開発途上国における教育開発や日本の近現代期の教育について調査。4年生では「国境を超える人の流れ」「文化の越境プロセス」「グローバル化と社会の関係」のいずれかについてテーマを設定し研究を行う。

外国籍の子どもの教育機会を調査。多文化教育の現状を探る

任在赫さん

任在赫さん
2016年度国際学部卒業生
サイパン・マウントカーメルスクール出身

私は関西学院大学の国際教育・協力プログラムに魅力を感じ、国際学部に入学。国連ユースボランティアの指導を担当する關谷武司先生のゼミに所属し、国際協力や教育開発について研究しています。
3年生のとき、ほかのゼミ生と協力して留学体験がある日本人学生を対象に、留学時にいつ自信をなくし、その後どのように成長していくのかを調査しました。私はマレーシアでの熱帯雨林保護活動のボランティアに参加したため、その時期が調査結果をまとめる時期と重なっていましたが、ほかのゼミ生とメールやスカイプを使って現地から打ち合わせに参加。ボランティア活動をしながら分析や集計などの作業を行いました。4年生からは「外国にルーツを持っている児童・生徒のための日本における教育支援の現状」の調査に取り組んでいます。私は中学1年生から短大までサイパンで過ごしましたが、現地に着いた当初、英語教育などの支援はまったくありませんでした。多文化教育をうたっている日本で、実際に外国籍の子どもたちに十分な教育の機会が与えられているかを明らかにしたいと思っています。