[ 人間福祉学部 ]社会起業英語中期留学 参加者の声・募集要項

参加者の声 2023年度

嶋本 航 Ko Shimamoto

 

 今回の留学は僕にとって初めての海外経験でした。初めての海外経験で初めてのホームステイなど、初めてのことだらけで、最初は緊張していましたが、実際に行ってみるとホストファミリーは優しく出迎えてくれました。ホストファミリーはインド人でありましたが、とても英語が流暢で自分のミスを教えて頂きました。とても充実したものになりました。
 英語力としては、留学当初通訳機能がなければ意思疎通が難しいといった酷いレベルでした。しかしそんな自分を変えたく思い、スピーキングに重点をおいて、毎日英語力の向上に取り組みました。具体的にはクイーンズ大学のサッカーチームに入ったり、大学のサッカーコートで練習している人を誘い一緒にサッカーをしたりと、自分から英語を話さなければならない環境を作っていきました。クイーンズ大学の授業では僕のクラスでは日本人が12人、チリ人が1人でした。しかし、イングリッシュオンリールールといったものもあり、この三ヶ月間でかなりスピーキングが伸びたと自信を持って言えます。
 この留学を経て英語力向上に対してのモチベーションがかなりあがり、次回は休学してでももう一度留学に行きたいと思えるようになりました。この留学に参加して、自分の人生経験面も含めとても充実した経験が出来ました。

松村 莉沙 Risa Matsumura

 

 私は中学二年生の時に二週間だけですが、ニュージーランドに留学に行きました。その際、自分自身があまり成長できなかったことをすごく後悔していたこと、元々海外に憧れを持っていたことからこのプログラムに参加しようと思い人間福祉学部の社会起業学科に入学しました。
 私がこの学科に入学した理由でもあるこのプログラムでは沢山の経験と成長が出来ました。大きく成長できたことは「積極性」です。このプログラムに参加当初は初めての海外で1人でホームステイをすることに緊張感と不安感を抱いていました。慣れない英語での生活や人間関係などで悩み日本にいる友達に泣きながら電話したこともありました。そこでその友達に「人生でこんな経験していることはすごい事やから自信もって頑張ってね」と応援してもらいました。そこから自分の中で「一期一会」という言葉を大切に、外国人の友達に積極的に話しかけたり、会話のボランティアに参加したり、一人でバンクーバーに行って友達をつくったりすることで、自分の中で自信に繋がる経験になりました。
 この3カ月間、まったくの後悔が無かったと言えば嘘になりますが、言葉・文化・考え方の違いを乗り越え、沢山の人と出会えたことはとても良い経験になりました。この様な経験をさせてもらった親やこのプログラムを設けている社会起業学科、そして先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。この経験をこれからも生かして自分の目標達成に向けて頑張っていきたいと思います。

森 優月 Yuzuki Mori

 

 私は中学生のころから留学をしたいという夢がありました。また、いとこがクイーンズ大学に留学した経験があり、話を聞いていたので絶対に行こうと決めていました。社会起業英語中期留学は参加するために厳しい条件などは特になく、誰でも参加しやすいのでとてもよかったです。留学自体は私にとって新しく貴重な経験になりました。私はこの留学に参加するまで海外に行ったことが無かったので不安はとても多かったですが、たくさんのサポートがあり楽しむことができました。
 キングストンはとても落ち着いている町で、とにかく人が優しかったです。「分からないなあ」というような顔をしていると、声をかけてくれる人が多かったです。日本ではほとんどないようなことだったのでとても嬉しかったです。授業ではレベルが高くないクラスだったのでほとんど日本人で、少し残念にも思いました。レベルが高いクラスだと日本人がほとんどいないので、もっといろいろな経験をできたかもしれません。
 良い点も悪い点もすべてがかけがえのない思い出となり、とても成長できたと思います。留学に少しでも興味がある人は、参加することをおすすめします。

安田 光 Hikari Yasuda

 
 私は子どものころから動物保護活動や海外に興味があり社会起業学科に入学しました。海外志向があったものの英語がとても苦手で、そして人付き合いも苦手でした。大学で自分を変えるきかっけを探していたところ、社会起業学科に入学する前に興味を持っていた社会起業英語中期留学を思い出し、親とも相談をしてこのプログラムに応募をしました。
 私のホストファミリーは、ホストマザー、ホストマザー、ホストファザー、私の基本は3人でした。たまにホストシスターがトロントから遊びに来たり、ホストの友達の息子が一週間滞在、ブレイクウィーク明けからホストマザーの姪っ子もいました。ホストマザーがチリ出身のため、夕食はチリ料理が多かったです。夕食はマザーが料理好きなのでマザーの手作りでした。日本とは違い、基本はピザ、ホットドック、パスタが多めです。私の家ではファザーも家事を率先的にしており、日本とは全然違うことにとても驚きました。料理はマザー担当、片づけやその他の家事はファザー担当という感じです。マザーの料理がとても美味しく大好きだったため、マザーの手料理を食べれない今、とても恋しいです。
 学校では、初日にテストがあります。私のクラスは合計12人中10人日本人、1人メキシコ人、1人シリア人(カナダ国籍取得)でした。授業はcoreクラス、vocabularyクラス、discussionクラス、spokenクラスがありました。基本どのクラスでも毎回課題はあります。しかし、課題に追われることなどはなかったです。そして、coreクラス、vocabularyクラスは週に一回テストがありました。授業はもちろん全て英語で行われました。そのため、必然と分からない単語が出てきたり、内容が理解しにくくなることがあります。しかし、先生が簡単な単語に直してくれたり、例文を提示したり、意味を教えてくれたりしたので、焦ることはなかったです。授業中に間違った回答をしたとしても、日本とは違いチャレンジしたことをほめてくれます。そのため、発表や発言が苦手だった私も自分から意見を言えるようになりました。私のクラスは先生、クラスメイト共にとても素晴らしい人々に恵まれ、毎回のクラスがとても充実していました。積極的に授業に参加し、グループワークでも分け隔てなくみんなが一生懸命に取り組んでいたため、モチベーションも保つことができました。
 休日は様々な場所に行きました。キングストン内での観光はもちろんのこと、トロント、モントリオール、ブレイクウィークにはバンクーバーまで行きました。全ての場所で新しい発見をし、出会いもありました。ホストファミリーとはキングストン郊外にあるzip line、トロントのショッピングモール、そしてCanada’s wander landという遊園地にも行きました。そのなかでも思い出深いのは、中国人の友達の家に遊びに行ったことです。彼女は学校でもとてもフレンドリーに話しかけてくれる友達です。私は彼女の家にお邪魔し、私はお好み焼きを、彼女は麻婆豆腐を作り食文化を共有しました。そのあとは、お喋りをしたり、映画を見たりなどとても楽しかったです。
 動物保護に興味がある私は企業訪問について、キングストンにあるKingston Humane Societyという場所を訪問しました。アポ取りメールを送ったのですが残念ながら返事がなく、しかし諦めることができなかったため、突撃訪問しました。この訪問では私のホストファザーもついてきてくれました。ファザーが私を紹介してくれたため、少しの時間でしたが見学とお話を聞くことができました。突撃訪問だったにも関わらず、快く受け入れてくださいとても感謝しています。
 この留学で私はさまざまなことを学びました。私の中で何かが一歩進んだ気がします。正直なところ留学はすべてが楽しいわけではありません。とてもしんどく、つらい時もありました。早く日本に帰って家族に会いたいと思ったり、はじめての留学ではじめはとても心細かったですが、多くの人に支えられ留学を終えることができました。家族や先生方、友人、私を支えてくださったすべての人々に感謝の気持ちでいっぱいです。私はこの留学での経験を忘れず、活かしていきます。

山崎 太暉 Taiki Yamazaki

 

 私は、社会起業英語中期留学のプログラムを利用してカナダのキングストンで3か月間留学しました。この留学に参加した理由は、英語力の向上や異文化交流をしたいと考えていたからです。また、社会起業英語中期留学が他のプログラムと異なるところは、現地の社会企業に自分でアポイントを取り企業訪問をするところや、語学力を修得することで他の留学プログラムより多く言語の単位を取れることです。これらのことからこの留学に参加することを決めました。
 私のホームステイ先は、ホストマザーとルームメイトの日本人でした。マザーは本当に良い人でどんな相談でものってくれて地元の人とたくさん交流できる場所などなんでも教えてくれました。また、休日にはナイアガラやトロントに連れて行ってくれてすごく楽しかったです。
 学校では、日本人、中国人、アフガニスタン人、パキスタン人のいるクラスでした。授業では学術的な英語を学び、Queen’s Universityの正規学部生になることもできるカリキュラムが組まれているクラスに入りました。常に積極性や発言を求められ最初の頃はついていけるか不安になりましたが徐々に慣れていき発言できることが増えて嬉しかったです。
 この留学を通して、英語力の向上だけではなく、サッカーリーグでの現地の人との交流やキングストン、ナイアガラ、ニューヨークなどでの様々な経験や出会い、異文化交流は留学に行かないと体験できないものであり本当に行ってよかったと思いました。

米田 悠雅 Yuga Yoneda

 

 私は約3か月間、カナダにあるキングストンのクイーンズ大学で中期留学のプログラムに参加しました。このプログラムに参加した理由としては、私はかねてから留学に興味があり、機会があれば留学したいと思っていたからです。はじめは人生初の留学ということもあり、緊張や不安もありましたが、留学先での仲間やホストファミリーとの出会いや環境に恵まれ、私にとって最高の3か月にすることができました。
 私のホームステイ先は、老夫婦と日本人ホームメイトでした。とても優しいおじいちゃん、おばあちゃんで、毎晩出してくれるご飯もすごく美味しくて、家に帰るのが毎日とても楽しみでした。また、日常会話の中でも英語の正しい発音や文法を教えてくれたりと、心地よい生活空間と共に、英語が身につく環境を提供してくれました。学校では、日本人が多いクラスでしたが、積極的に日本人以外の人と話すことで英語のスキルを上げることができました。放課後には現地の学生と一緒にサッカーやバレー、バスケットなどをして、スポーツを通しての異文化交流も楽しむことができました。
 この留学を通して、英語を学ぶだけでなく、異文化理解という点でも成長することができました。このような機会をいただけたことに感謝をしながら、学んだ経験を今後に生かせたらなと思います。

参加者の声 2022年度

市川 晃己 Kohki Ichikawa

 

 私は、高校時代から、大学で一度は留学したいという強い思いがありました。ですから、社会起業英語中期留学がある人間福祉学部の社会起業学科を希望し、入学を決めました。この理由が全てではないですが、私の中では大きな志望理由となりました。
 この留学では、TOEIC や他のテストのスコアに関係なく参加することができます。社会起業学科は私のように英語が得意でない生徒にも留学に行くチャンスを与えているので良いところであると思います。この留学の良いところと良くなかったところを紹介したいと思います。
 まず初めに、良いところからです。留学での良いところはたくさんあるのですが、書き始めると止まらなくなるので大きく2つにまとめたいと思います。 1つ目は、ホストファミリーです。私は先方の事情があり、ホストファミリーを2組経験しました。1組目は、老夫婦とメキシコ人留学生2人がいる家庭でした。ホストマザーとホストファザーは絵に描いたような優しいおばあちゃんとおじいちゃんでした。2人は私の事を実の孫の様に接してくれました。ホストファミリーとは基本的に毎夜ご飯を一緒に食べ、たくさんの話をしました。私が寝坊した時にはホストファザーがすぐに車で送ってくれたり、お腹が空いた時にはホストマザーが夜食を作ってくれたりしました。私はこの2人に最高の愛を与えられ、かけがえのない存在となりました。2組目は、夫婦とアゼルバイジャン人と日本人の留学生がいる家庭でした。この夫婦は、優しいのはもちろんの事で、何より夜ご飯がとても美味しかったです。夜ご飯も美味しいものばかりを食べている訳ではない友達もいる中、私は最高の食事を頂くことが出来ました。ホストファミリーには様々な人がいる中、私は2組ともが最高の人達だったのでこの方達のおかげで留学生活を楽しめたと言っても過言ではありません。メキシコ人やアゼルバイジャン人とも仲良くなり、トレーニングやショッピングを一緒にする事が出来ました。2つ目は、カナダでの生活です。カナダではたくさんのことを経験出来ました。まずは、遊びについて紹介します。私は自由時間やブレイクウィークを通してたくさんの思い出を作りました。トロント旅行に行ったり、映画を観に行ったり、オンタリオ湖に行ったり、外国の友達とご飯を食べに行ったり、メジャーリーグを見たりと沢山の事を楽しみました。経験した多くの事が初めての事だったので最高の思い出となりました。
 次に学校での生活について紹介します。授業はレベル分けされているので自分に合った勉強内容を学ぶ事が出来ました。週5日みっちり授業があるので平日は勉強が中心の生活となります。私のクラスでは、週初めに毎回テストがありました。毎日課題が出るので、英語から離れる日は一度もなかったので英語力の向上に繋がったと思います。テスト勉強や課題は大変でしたが留学に来ているのでこの生活環境は良かったです。私はトレーニングが好きなので週5日クイーンズのジムを利用していました。ジムは日本では考えられない程の規模で、何をするにしても困らない設備で大変満足しました。
 この留学生活におけるよくなかった点は一つだけあります。それは私のクラスが日本人だけのクラスであった事です。とはいえ、クラスでは留学感が少し薄れる事があったものの、クラスメイトとは日本人な分とても仲良くなる事が出来ました。今考えるとこのクラスのメンバーで約3ヶ月間学べた事は良かったと思える様になっています。
 最後に、両親をはじめ、今回留学するにあたって支えてくれた全ての人たちのためにも、カナダで勉強したことや経験した事を忘れずに日本での日々にも活かしていきます。両親、ホストファミリー、留学中に一緒だったみんな、学部事務室、先生方、そのほか支えて下さった皆様ありがとうございました。

猪俣 瞳 Hitomi Inomata

 

 私にとってこの社会起業英語中期留学は、人間福祉学部社会起業学科に入学する大きな決め手でした。約3か月間の留学で、語学力はもちろん、主体性、自信を身につけることができました。暮らしていたキングストンは、のんびりとしていて過ごしやすい街で、とにかく親切な人が多かったです。異国の地、そして拙い英語ではじめは少し緊張しましたが、“わからないことをわからないままにしない“ように行動していたことが成長できた大きな理由だと思います。
 ホストファミリーは、ホストマザー、ドイツ人留学生1人(7月末に帰国)、日本人留学生1人、私の合計4人でした。ホストマザーはインド系のマレーシア出身の方で、約7年間、何度も留学生の受け入れをしている方でした。家に帰ると、必ず一度は彼女とコミュニケーションをとるようにしていました。食事は毎日作ってくれて、食生活も充実していました。気軽に相談できる本当のお母さんのようで、私たちを本当の娘のように接してくれたので、別れがとても辛かったです。
 学校では、初日にクラス分けテストがあり、私のクラスは15人中13人が日本人でした。レポートや教科書の課題もほぼ毎日ありました。留学前にインテンシブイングリッシュを受講していたこともあり、楽しく取り組むことができました。また、プレゼンテーションをする機会も多く、人前で英語を話すことへの羞恥心や抵抗がなくなりました。
 また、放課後や休日には、ホストマザーに勧めてもらった地域のコミュニティに参加していました。そこでは、ビーチバレーを通してインドやフランス、シリア、コロンビアなどの出身の友達を作ることができました。日本に興味を持っている人も多く、文化の相違点について話す機会がよくありました。またカナダには、ホストマザーを含めインド人が多く、友達を招いて家でインドパーティーを開催したり、休日に遊んだりしていました。そのおかげで、ヒンディー語も少し話せるようにもなりました。
 今回の留学で、多くの人と関わる機会を通じて、カナダ留学ならではの多文化社会を学ぶことができました。高校1年生の時にも2週間ほどロサンゼルスへ留学した経験もありましたが、大学2年生になってからの留学は視点も異なっていて、貴重な経験になりました。また、両親をはじめ、私を支えてくれている周りの人の大切さを痛感しました。カナダで学んだ経験を活かして、今後も様々な分野で挑戦していきたいです。

大西 滋瑛  Jiei Ohnishi

 
 社会起業英語中期留学は、私がこの学科を選んだ理由の一つでした。高校生の時から大学生になったら留学に行きたいと考えていたので、この留学プログラムに参加できたことは私にとって素晴らしい経験になりました。カナダに行く前は約3ヶ月間知らない場所で過ごすことに不安がありましたが、カナダは治安が良く、カナダの方々、ホストファミリー、クイーンズ大学の学生など関わった全ての人が親切で気さくに話しかけてくれて不安はすぐに無くなりました。1ヶ月目は日本にいる友達や家族のことを考える時間がありましたが、カナダで過ごして行くうちに新しい友達をたくさん作ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
 私のクラスは日本、メキシコ、スペイン、シリアのクラスメイトがいて、クラスの友達とご飯に行ったり、週末に出掛けたりたくさんの思い出を作ることができました。また、放課後にあるSchool Activityでは他のクラスの人と一緒にスポーツをしたり、そこでもたくさんの友達ができました。
 授業は全て英語で行われていて、最初の方は緊張し、自分の英語に自信が持てず発言することを躊躇していましたが、だんだんと日常生活から英語を使い続けて、自分の英語に自信をもつことが出来ました。日本の英語の授業と違い、文字を書くことは少なく、グループでプレゼンテーションや地球温暖化などの社会問題についてディスカッションをしたり、話すことがメインの授業が多かったです。社会問題は国ごとに考え方や関心が違うと感じました。
 ホストファミリーは最初から私のぎこちない英語をなんとか理解しようとしてくれてとても助かりました。私が生活に慣れてくると英語の発音を教えてくれたり、最初に比べてすごい良くなったよなど褒めてくれたので、モチベーションになりました。ホストマザーは毎日3食ご飯を作ってくれたり、部屋の掃除や宿題を手伝ってくれました。私のホストマザーは私の友達とも仲が良く3人で出掛けたり、野球の試合を観に連れて行ってくれました。帰国の時、ホストマザーは泣いていて、私も3ヶ月間を思い出して涙が出ました。 3ヶ月間のカナダでの生活は私の人生でとても大きな出来事だと思います。英語はもちろん、コミュニケーション力も伸びました。この経験を無駄にしないようにこれからも英語の勉強を継続したいと思います。

楠崎 愛花  Aika Kusuzaki

 

 私は約3ヶ月間、カナダにあるキングストンのクイーンズ大学で中期留学のプログラムに参加しました。なぜこの留学プログラムに参加したかというと、ずっと留学に興味があり、大学に入ってから必ず留学しようと決めていました。そのため、人間福祉学部社会起業学科には社会起業英語中期留学があることを知り、この学部を選択し、留学することを決めました。初めは、初めての留学であるということもあり不安でいっぱいでした。しかし、ホストファミリーや環境に恵まれ、有意義な3ヶ月を過ごすことができました。
 私のホームステイ先は、マザー、ファザー、ブラザー、シスターの4人家族と一匹の犬でした。ホストファミリーとは、夕食をいつも一緒に食べていたため、食事の場で会話をしたり、日常会話を聞く機会がありました。また、夕食後によくマザーと日本とカナダの文化の違いなど様々なことを話すことができました。ホストファミリーは、すごく優しく、英語もたくさん教えてくれたため、3ヶ月間リラックスして楽しく過ごすことができました。また、4人家族なので家族同士の日常会話を聞く機会が多く、ホームステイを通じてリスニング力が伸びたと感じました。
 キングストンは、自然に囲まれた街で、住んでいる人たちがのんびりと暮らしている落ち着いた街でした。街の人たちは、すごくフレンドリーで優しく、初対面でも話しかけてくれるなど、いい人ばかりでした。街には、ショッピングモールやダウンタウンなどがあり、友達とショッピングをしたり、ご飯を食べたりと楽しみました。
 学校では、私のクラスは14人全員が日本人というクラスでした。授業ではエッセイの書き方などを学びました。放課後はアクティビティに参加したり、体育館に行って現地の学生のバレーボールをしたりして過ごしました。スポーツを通して現地の学生と会話する機会ができ、すごく楽しかったです。さらに、6月の後半にブレイクウィークという約1週間の休暇があり、トロントに旅行に行ったり、スクールトリップに参加したり、たくさんの思い出を作ることができました。
 この留学を通して、言語力の向上以外にも、文化の違いなどたくさん新しいことを発見することができました。初めは長いと思っていた3ヶ月という期間もあっという間に過ぎて、1日1日貴重な経験をすることができた3ヶ月間だったなと感じました。このプログラムに参加して、慣れない環境で大変なこともありましたが、いい経験ができました。

相良 望叶  Nozoka Sagara

 

 私は元々留学をしてみたいと思っていて、渡航先を決めるにあたって、言語の単位の修得との兼ね合いで今回社会起業英語中期留学のプログラムを選びました。
 私は、以前にも渡航経験があったので、比較的不安も小さい状態で今回の留学に挑むことができました。しかし、もちろん楽しいことだけではなく大変なことも沢山ありました。一緒に参加した友達、先生、現地の人たちに助けられて約3ヶ月間充実した日々を過ごすことができました。
私は今回の留学で、継続して学び続けることの重要性を思い知りました。言語というのは一度習得しても使わなければ忘れるものであり、学びに終わりがないというところが素敵なところだなと思いました。
 私のコアの先生は、「分からないと思うことは周りの人も分からない可 能性が高い。授業内で質問することは、他の生徒の助けにもなる。だから積極的に質問してほしい。」と何度も何度も繰り返し私たちに伝えてくれたので、とても質問しやすい環境でした。実際、他のクラスメイトが質問してくれることによって、新たな知識を習得でき、クラスの雰囲気はとても良くてお互いに切磋琢磨できる仲間と先生に恵まれていました。
 ただ実際、ネイティブスピーカーの英語と第二言語を英語にしている人の英語ではやはり違いがあるなと感じました。また、いくら英語を学びに来ているとはいえ、日本語が伝わる環境下で英語を使うという難しさに直面しました。この私の経験から、自分に合った環境やレベルで留学プログラムを選ぶことをお勧めしたいです。
 また、私はホストチェンジを申し出ました。私自身も留学前は、まさか自分がホストチェンジをするなんて思っていませんでしたが、誰にでもある可能性だということをしっかりと理解し、ホストチェンジに関わらず、何事も後悔する前に自分の意見をしっかりと伝えるべきだと思いました。Noを言うのはとても勇気が必要なことですが、Noを言わなければYesにも説得力がありません。私はこの経験のおかげで強くなれたと思います。 そして、留学中はアルバイトや部活動がないため、授業終わりの行動範囲が広がります。良くも悪くも自分次第なので、カナダでしかできないことを満喫するとより充実した日々を過ごせると思います。
 私が沢山の人に助けられたように、私も日本に来ている留学生をサポートするなど、何らかの形で私にできることをしていきたいと思います。

髙井 梨央  Rio Takai

 

 2022年5月2日から8月7日まで、社会起業英語中期留学というプログラムを通してカナダへ語学留学をした。留学をした希望理由としては、大学入学前から異文化での生活に興味があったことと、社会問題を学ぶ際に、日本語だけで学ぶには不十分な部分があるのではないかと考えたからである。オンタリオ州のキングストン市にあるクイーンズ大学で、留学生のための英語習得プログラムに参加した。私の所属していたクラスは英語の文法などの基礎と並行して、レポート作成やプレゼンテーションなどアカデミックなことも行うクラスであった。日々の課題は大変だと感じることも多かったが、クラスの先生はとても親身に学生に教えてくれて、スピーキングに不安を感じる学生が多いとわかると、柔軟に授業や課題の形式を変えてくれた。クラスの大半は日本人で、なかなか自分とは違う国籍の人と英語を話す機会ができなかったが、それぞれ英語で会話するチャンスを積極的に探し、授業にも意欲的であった。例えば、私は違うクラスの日本以外の国籍の留学生と話したり、友達は現地の学生とともにスポーツクラブに参加していた。このように自ら英語を身に着けられるように努力をしながら日々の学校生活を過ごした。毎日の勉強だけでなく、遊園地やナイアガラの滝への旅行、スポーツやゲームといったアクティビティも学生同士で交流する機会となっていた。
 人間福祉学部からの留学参加者は、それぞれアポイントを取って現地の社会企業へ訪問した。私は、キングストン市の移民センターを訪問した。理由は、元々移民問題に興味があり、多文化国家であるカナダではどのような制度があるのかを聞いてみたいと思ったからである。メールでアポイントを取り、インタビューを行った。そこから、カナダと日本では移民への対応に大きな差があることが分かった。歴史的な面でもカナダは移民を積極的に受け入れる国のため、移民が生活しやすい制度が整っていることが分かった。このインタビューで得た情報をこれからの日本での学びに活かしたい。
 この他にも、トロントやケベックへの旅行など、自分で好きなように楽しめる時間も多かった。楽しい旅行の中でも英語を話さなければいけない場面は当然多くあり、一つ一つの思い出が成長に繋がっていったと思う。私は留学に行く前は自分の英語力に自信がなく、学びにも消極的だった。しかし、3ヶ月という短い期間の中でも、英語と異文化に慣れ、学びに積極的になるということを身につけることができた。また、国際問題にも興味を持ち、これから私は何をしていこうかと考えるきっかけともなった。

中原 百望  Momo Nakahara

 

 入学前から社会起業学科の中期留学の制度は知っていましたが参加するつもりはありませんでした。しかしコロナが流行し、思い描いていたような大学生活が送れずもどかしく過ごしていた時に‘留学に行きたい’と思うようになり参加しました。そうはいっても正直、私の英語力は低く、留学に行って意味があるのかという不安はありました。しかし結論から言うと、行って良かったと心の底から思います。理由はいくつかあるのですが、まず学校生活が本当に楽しかったです。私が配属されたクラスには生徒が7人しかおらず、そのうち6人が日本人でした。初めの頃この環境は英語力の向上に適しているのか、という不安はありました。しかし、英語を使って会話をしようという雰囲気があり心配はいりませんでした。また何より先生が本当に素敵な方でした。私はもともと人見知りでみんなの前で意見を言うことは一切なかったのですが、先生が質問しやすい空気を作ってくださり、恥ずかしがらず何度も質問することができました。その先生に限らずクイーンズ大学の全ての先生が素晴らしかったです。またモニターという私たちをサポートしてくれるクイーンズ大学の学生もいて放課後は彼らとアクティビティをしたり、会話をしたりして楽しみました。
 次にホストファミリーの存在です。ファザー、マザー、猫、日本人のルームメイトと過ごしたのですが本当に温かい家庭でした。基本的に夕食後はダイニングルームにいて、ホストファミリーと長時間会話をしていました。時には悩んでいることを相談し、本当の両親のように信頼できる関係性を築くことができました。休日にはホストファミリーの家族の家に行ったり、カヌーをしたり、楽しい場所へ沢山連れて行ってくれました。日本にいてもSNSを通じて連絡を取ることができますが、ホストファミリーとの思い出がありすぎて別れの時は本当に辛かったです。
 最後に、私はキングストンの街が大好きでした。自然が多く野生動物たちが沢山いるところも、ダウンタウンに行けば色々な店があり必要なものはたいていそこで買える環境も、居心地が良かったです。毎週木曜日にはアウトサイドムービーがあり、各自で椅子を持ち寄って大画面で映画を楽しむことができました。私は一度ホストファミリーと観に行きました。定期的に何かのイベントが開催されるので本当に楽しい街でした。
 肝心の英語力ですが、学力的な変化ははっきり感じていませんが、英語を話すことへの抵抗がなくなったり、海外の方と積極的に話したいと思うようになったり、気持ち的な変化は非常に大きかったです。迷っているならぜひこのプログラムに参加して素敵な経験をしてほしいです。

※2020年度、2021年度は新型コロナウイルスの影響で中止

参加者の声 2019年度

京 航 Wataru Kyo

 

 私が社会起業学科に入学しようと考えた理由の一つに、この社会起業英語中期留学がありました。初めての留学ということもあり、不安でしたが、振り返ってみると、カナダでの生活はとても充実していて、有意義な時間を過ごすことが出来ました。このプログラムが終了するときには、帰りたくないという気持ちがとても強かったです。
 私たちの参加したQSoEというプログラムには、外国人も多くいたので、その人たちと話すことで、色々な国の文化を学ぶことができました。私は特に、ベトナム、サウジアラビア、中国、ドイツの文化を知る機会が多くありました。多文化を知ることにより、日本との習慣の違いや考えの違いを知ることができました。週に一回、School Activityの一つにOpen Gymというものがあり、昼休みの時間に体育館が使用することができました。そこで色々なスポーツをして、クラス以外の人たちとも交流を深めることができました。放課後には、トレーニングやスポーツ、ショッピングをよくしていました。トレーニング場や体育館には多くの外国人がいて、話す機会もありました。バスケットボールでは外国人と一緒に試合をして、仲良くなった人とは連絡先を交換し、ご飯やビリヤードをして交流を深めました。ショッピングでは学校近くのダウンタウンや、ショッピングモールに行って楽しむことができました。
 また、家ではホストマザーやホームメイトに積極的に話しかけることを意識して3か月を過ごしました。すぐに打ち解け合うことができ、ホストマザーに親戚で行うBBQなどに誘ってもらい、ホームメイトは映画やご飯などに誘ってくれました。そのように授業以外の部分でも英語に触れ合うことができ、自然と英語力の向上が出来ました。
 キングストンは、どちらかといえば田舎で、のんびりと生活することができます。田舎といってもあり、アウトレットもあり、ダウンタウンには多くの店があり充実しています。五大湖の一つであるオンタリオ湖もあり、そこで泳ぐこともできます。夏には多くの人々がそこに集まって泳いでおり、私も休みの日によく泳ぎに行っていました。クイーンズ大学のメインキャンパスから歩いてすぐのところにあります。トロントにはバスで3時間ほどで行くことができます。私は友達と放課後にバスに乗り、トロントで開催されていたパブリックビューイングでバスケ観戦、応援をしに行きました。
 今回の留学を通して、様々なことを知ることができ、素晴らしい経験ができました。この貴重な経験を無駄にしないよう、これからも成長していきたいと思います。

谷川 美羽 Miu Tanigawa

 

私は大学入学前から、一度は留学してみたいという思いがありました。入学後、社会起業学英語中期留学の存在を知り、このプログラムに参加することを決めました。私が一度は留学してみたいと思っていた理由は、自分の視野を広げ、新しいことに挑戦してみたかったからです。もともと英語力にあまり自信がなく、英語の勉強もあまり好きではなかったので、留学に行く前はとても不安が大きかったです。
 私のホームステイ先は、ホストマザーと二人きりでの生活でした。ホストマザーは、私と同じクイーンズ大学に勤務しており、毎朝車で大学まで送ってもらうことができました。なので、毎朝の車での時間はホストマザーと沢山話すことができる貴重な時間でした。初めのほうは自分の英語に自信がなく、ホストマザーの話を聞き取るだけで精一杯で、あまり自分から積極的に話すことはできませんでしたが、時間が経つにつれ、自分からも話を振ることができるようになっていました。
 クラスは13人中12人が日本人でしたが、英語を積極的に使っていこうと思える雰囲気があったので、そこまで気になりませんでした。先生にも恵まれて、とても充実した授業を受けることができました。週に一度、エレクティブという選択制の授業があり、そこで外国人の友達を作ったり、自分よりも英語をよく話せる人たちと交流することができたりしたので、それもよかったです。
 キングストンは、とても落ち着いた静かな町で、自然が多く、とても住み心地がよかったので、3か月間快適に過ごすことができました。授業終わりはアクティビティに参加したり、ジムに行って運動したり、オンタリオ湖で泳いだり、ダウンタウンでショッピングしたりして遊びました。
 ブレイクウィークの10日間は、カナダでできた友達や、社起中期留学のメンバーでニューヨークに行ったり、バーベキューをしたり、有意義に過ごしました。ニューヨークでは、自分たちでホテルやレストランを予約し、それまでに学んできた英語を使えたのでうれしかったです。
 高いレベルの英語力を求める人には、日本人が多く、物足りなく感じるかもしれませんが、自分の英語力を確かめたい、新しいことに挑戦してみたい、海外経験をしてみたいと考えている人にはとてもいいプログラムだと思います。3か月間、楽しいことばかりではなかったですが、私にとってとても良い経験になりました。この留学プログラムに参加してよかったです。

南野 考祐 Kosuke Nanno

 

 私は高校の時から留学に興味があり、大学に入ったら留学しようと思っていました。人間福祉学部の社会起業学科を選択した大きな理由に、この社会起業英語中期留学がありました。この留学では、TOEIC や他のテストのスコアに関係なく、参加することができます。そのため、私は英語の勉強を受験以来、授業以外一切せずに留学に行きました。留学を終えて今考えると、留学前にもう少し、英語に触れていれば良かったなと思います。この反省を踏まえ、留学後は身につけた英語を忘れないよう、またもっと向上するために、英語の勉強を続けたいと思います。
 3ヶ月間の留学は不安よりも楽しみが大きく、実際、ホストファミリーにも友達にも恵まれ、日本に帰りたくないと思うことは何度もありましたが、日本に帰りたいと思ったことは一度もありませんでした。私にとって、この3ヶ月間は人生で一番充実し、一番楽しかった夢のような3ヶ月間でした。
 英語に関していうと、スピーキングとリスニングが最も苦労しました。カナダに来てからの最初の1ヶ月は、話している人が何を言いたいのか、また自分の言いたいことをどのように相手に伝えるのか、ということに苦労しました。しかし1ヶ月が過ぎてきたあたりから、授業でも、日常のネイティブの方との会話でも大体聞き取ることができるようになり、話が弾むようになりました。実際、リスニングのクラスの先生やホストマザーからも来た時よりも、すごく上達したと言われました。
キングストンの町並みは、自然豊かで、人口も多過ぎず少な過ぎず、気温も暑過ぎず、とても過ごしやすい環境でした。町にいる人たちは初対面でも話しかけてくるフレンドリーな人たちが多く、とても驚かされました。友達がケータイや財布をバスに忘れてしまった時も、忘れ物として届けられていたことにも驚かされました。
 カナダでの生活は本当に毎日が楽しく、学校終わりの自由な時間や休日はもちろん、学校の授業もとても楽しかったです。こんなにも楽しく過ごすことができたのは、先生や友達、ホストファミリーに恵まれたからだと思います。私に関わってくれた全ての人に本当に感謝しています。またこのような素晴らしい経験をさせてくれた両親にもとても感謝しています。ありがとうございます。

難波 野明 Noa Namba

 

 私は、2019年5月7日から8月10日までカナダのキングストンにあるクイーンズ大学に留学しました。なぜこのプログラムに参加しようと思ったのかというと、このまま大学生活を送っていたらなにも挑戦しないで終わってしまうと思ったからです。私は中学生の頃から英語が大の苦手で、できないという理由から英語を勉強することや英語圏の文化にあまり興味がわきませんでした。しかし、大学に入学してから英語を喋れる友達や熱心に勉強している友達に出会い、私もこうなれたらいいなと思い始めました。そんな時に、友達に誘われ留学プログラムの説明会に参加し、苦手なことに挑戦してみたいと思いました。このプログラムの1番良いところは、TOEICなどのスコアは関係なく参加できることで、私のような今までずっと英語から逃げてきたけれど、がんばってみたいという人にとてもぴったりだと思います。
 次に、私のカナダでの生活についてです。ホストはマザー1人と犬2匹でした。マザーはとても忙しい人だったので、一緒に食事をとることはほとんどなく、多く会話できるのは犬の散歩の時間でした。今日どんなことを習ったとか、日本とカナダの違い、私が将来どんなことをしたいのかなど、色々なことを話しました。もちろん、最初から質問を聞き取れたり、話せたわけではなく、徐々に言葉のキャッチボールができるようになっていきました。一人で犬の散歩を任されることが数回あったのですが、歩いている人がしゃべりかけてくれることが多く、温かい町だなと思いました。マザーはとても交友関係の広い人で、休日にはヨガレッスンやハイキング、イタリアンレストランのパーティーに連れて行ってくれました。また、カナダでの生活はとても規則正しく、朝6時半に起きて、授業を受けて、放課後は友達と遊ぶか宿題をして、家に帰ってご飯を食べて夜10時半には就寝していました。日本では、授業が終わったらアルバイトするという忙しい生活をしているせいか、キングストンの時間はとてもゆっくり流れているように感じ、その中でたくさんのことを考える時間も増えました。
 学校で開かれるアクティビティにも参加し、様々な国籍の友達ができました。私は英語を自由に使えるわけではなかったので、もっといろんな話をしたいのに言葉がでてこないもどかしさを感じました。しかし、私にたくさん話しかけてくれたり、遊びに誘ってくれたり、とてもやさしい子が多かったです。このもどかしさが、私のカナダでの英語を勉強する原動力になっていたと思います。
 この留学に参加して、英語力が向上したことはもちろんですが、楽しかったり、苦しかったり、達成感を得たりと、自分にとってとても有意義な時間を過ごせたと思います。英語力は、留学前のレベルと比べると上達したと思います。しかし、もっと英語がわかる状態で留学していたら、もっと沢山のものを得ることができただろうと思いました。そういった面では少し悔しいところもありますが、これから英語を勉強する意欲につながりました。初めての経験ばかりでしたが、わたしのカナダでの生活は、とても大切な宝物になりました。

村松 圭太 Keita Muramatsu

 

 今回の留学で、僕自身初めて海外に行ったので留学前はとても不安でした。しかし、ホストマザーや先生、クラスメイトの人たちに支えられとても充実した留学生活を送ることができました。留学を希望したのは、英語力の向上とTOEICのスコアアップ、海外の異文化に触れてみたいという想いからでした。
 授業では、テキストを使った授業のほかに、ゲームをしたり、音楽を使った授業をしたり、動画を撮って発表したりと毎日飽きることなく、楽しく授業を受けることができました。先生のキャリーは、いつもニコニコしていてとても優しく、どんなに間違えた発言をしたり、遅刻したりしても怒ることがありませんでした。授業以外にも色々な話をして、今までの人生の中で一番の先生でした。
 定期的に授業以外にアクティビティもあり、みんなでトロントやオタワに旅行に行ったり、お菓子作りをしたりしました。トロント旅行のときに行ったナイアガラの滝は、想像を超えた迫力でとても感動しました。ボートで滝のふもとまで行くことができ、大自然の迫力を肌で感じました。また、毎週木曜日の昼休みはオープンジムの日で、体育館を使ってバスケットボールやフットサルなどをしていました。中国人はバスケットボールが好きでよく一緒にしていました。
 ホストマザーは、消防士のチーフとして働いているため、少し話す機会が少なかったですが、家にいるときには積極的に話すようにしていました。息子のニックは僕が英語の勉強をしているときに英単語の意味を教えてくれたり、宿題をみてくれたり、好きな音楽を教えてくれたりしてくれました。ホストマザーとの一番の思い出は、消防署に連れて行ってくれたことです。ホストマザーの働いている署に連れて行ってもらって、消防車に乗ったりユニホームを着させてもらったりしました。海外の消防の方々は体つきが日本とは違ってとてもかっこよかったです。
 この三か月間は今までで一番短いと感じた三か月間でした。毎日が充実していて、日本に帰国するときは本当に寂しかったです。今回の留学で自分の英語力をしっかり見直すことができ、これからももっと英語を勉強しようというモチベーションにもなりました。カナダでの三か月を糧として、これからの大学生活、人生に繋げていきたいです。

山口 輝 Hikaru Yamaguchi

 

 私は、カナダのキングストンにあるクイーンズ大学で3ヶ月のQSoEのプログラムに参加しました。なぜこの留学プログラムに参加したかというと、留学に昔から興味があり、英語の能力を伸ばしたいと考えたからです。さらに、この留学プログラムでは、言語の単位を取得できるのでこのプログラムに参加することを決めました。留学することに少し不安がありましたが、楽しみという感情の方が強かったです。
 私はホームステイを選びました。ホストファミリーは母子家庭だったので、マザーと10歳のブラザーの二人しかいませんでした。マザーは、終日仕事があったので、会話をする時間は多くはありませんでしたが、ブラザーとはほぼ毎日遊んでいました。ブラザーとの会話を通してかなり英語力が伸びたと思います。ブラザーとはとても仲が良くなり、一緒にいろいろなところに行きました。一番印象に残っていることは、ブラザーのサッカーの試合を見に行ったことです。私は、サッカーがとても好きなので楽しむことが出来ました。とても仲良くなったので別れるのがとても寂しかったです。
 学校では、130CBというクラスに所属していました。生徒は13人でその内12人が日本人で、1人が中国人でした。授業では、英語しか使ってはいけなかったので、そこでも英語力が伸びたと思います。授業は、楽しみながら英語を学ぶことが出来ました。授業は午前中だけの日もあり、午後に授業があっても、遅くても4時には終わるので、その後自由な時間がありました。私は、友達と買い物に行ったり、クイーンズのジムに行ったりしました。クイーンズのジムはとても設備が整っていて、広く、バスケや卓球なども出来ました。土日でも空いていたので、頻繁に行きました。
 私たちの行ったキングストンという街は、どちらかというと田舎の町でした。自然が多く町の人たちもとてもいい人ばかりだったので、とても住みやすかったです。地域のイベントなどもあり、とても楽しめました。夏にはオンタリオ湖で泳ぐことができます。オンタリオ湖はとても綺麗で、たくさんの若者たちが夏はそこに集まります。クイーンズ大学の近くにあるので、授業終わりに行って遊ぶことが出来ました。とても有意義な留学生活を送れたと思います。
 私はこの留学でスピーキングとリスニング能力が伸びたと思います。この三ヶ月で英語の能力がとても上がる人もいれば、そこまで上がらない人もいます。大切なのは、留学に行くことではなく、そこで何をするかだと思います。

募集要項(ご参考)

2022年5月出発分

参加資格

次の全てを満たすこと。
1)社会起業学科の2年生以上であること。
2)第1学年終了時に次の授業科目の単位をすべて修得していること
  ・第1学年度配当の第一言語科目 4単位
  ・第1学年度配当の第二言語科目のⅠ 2単位
  ・2020年度以降入学生 基礎演習、社会起業入門、社会起業フィールドワーク(国内)
3)カナダ入国に必要なVISAを2022年3月17日までに取得していること(該当者のみ)
4)上記3に該当しない者は2022年3月17日までにカナダ電子渡航認証(eTA)を取得していること
5)事前研修会・オリエンテーション・帰国後報告会の全日程および次年度募集説明会に必ず参加できること
6)出発前及び帰国後にTOEICまたはTOEFLを受験し、そのスコアを提出できること
7)①毎年4月の定期健康診断を受診し、②①で再受診が必要と判断された場合は対応ができること

参加費用

■ホームステイの場合 約135万円(1カナダドル=100円換算)
■寮の場合 ※2022年度は新型コロナウイルスの影響で寮の提供なし

・本プログラムに参加しても本学への学費の納入が必要です。
・参加費は為替レート、授業料、寮費、旅費等の値上げにより毎年変動します。
・課外活動参加費、お小遣い、その他の生活費に係る費用は含まれていません。

人間福祉学部海外語学研修奨学金

本プログラム参加者で、一定の基準を満たす者に20万円の奨学金を支給します。<返還不要>

募集説明会

11月上旬~中旬に実施予定です。
日程は決まり次第、掲示板およびKwicにてお知らせします。

申込手続

申込み手続きは12月上旬~中旬の予定です。
詳細は、募集説明会で配付する資料を確認してください。

授業内容

滞在中は教室内外の全てにおいて英語以外の言語の使用が禁止されます。
 ●Core Class ●Lab-spoken ●Discussion ●Vocabulary ●Elective Class
※年度、学期によって異なる場合があります。