林 眞帆 (はやし まほ) 准教授

■研究分野のキーワード
 保健医療福祉・高次脳機能障害者・意思決定支援

研究内容

 判断能力の不十分な人の生活支援や意思決定を支えるソーシャルワークに関心をもっています。近年、障害者の権利条約の批准に伴い国内法は整備され、なかでも平成27年に障害者差別禁止法が制定されました。また、保健医療福祉の分野においても「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」も策定され、意思決定支援の仕組みづくりが進められています。しかし、わが国では、意思決定できるか否かを判断する基準が明確でないことや、病気や障害のあることを理由に意思決定できないと考えられる傾向にあります。
 イギリス意思能力法(Mental Capacity Act 2005)は、すべての人は意思決定できるという立場に立ち、詳細なアセスメントや代弁機能のなかで利用者の意思能力を判断することを支えています。保健医療福祉領域で働くソーシャルワーカーの援助の根拠を示す仕組みや、医療の選択や同意を支えるソーシャルワークの必要性を感じています。
 このような問題意識に立ち、本人側から問題を把握することを重視し、質的研究法を用いて本人による問題解決を支える援助のあり方について研究を進めています。

研究詳細

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