参加学生の声(神田 麻由香さん)

[ 編集者:人間福祉学部・人間福祉研究科 2018年11月5日 更新 ]

神田 麻由香(Mayuka Kanda)

 カナダで過ごした三ヶ月間は、今まで生きてきた中で一番と言えるほどあっという間に感じた期間でした。一方で、暮らしていたキングストンは、非常にゆったりした時間が流れている場所でした。人も動物もマイペースで、ほとんどの店がまだ明るいうちにきっかり定時で閉店してしまうような環境が自分にとって新鮮でした。
 大学での授業は、個人レベル別に分けられ、その内容はクラスによって大きく異なります。私のクラスは、文法とリーディング中心で、英語で英語を学ぶことの難しさと痛感しました。扱うトピックもテクノロジーなど現代的なものが多く、生徒同士での議論を促すような内容だったので難しかったですが、英語以外にも知らなかった世界を知ることができて充実していたと思います。課題は、ライティングばかりで、英語のレポートなど書いたこともなかったので本当に苦労しました。しかし、毎週さまざまなレポートの提出と添削を繰り返し、最終的に長い文章を書くことができたのは、自分の手元にも残り自信にもなったと思います。休日以外は授業が中心の生活になるので、そこでいかに興味をもって参加できるか、外国人の生徒と関われるかが大事になると感じました。私も含めて、日本人は大人しくて発言が少なく、受け身であることを実感したので、もっと積極的であるべきだったと今でも思います。クラスメイトの国籍は4か国だったので、違う国の人の意見などはとても興味深かったです。
 学校が中心とは言え、一週間の休暇があり、旅行などの楽しみも充実していました。映画を観に行ったこと、大都会ニューヨークを満喫できたこと、カナダのフランス語公用地域で戸惑ったことなど、全てが良い経験になりました。そういった旅行から帰ってくると、キングストンの穏やかさを再確認しました。大きな商業施設などはありませんが、湖と自然に囲まれ、地域のイベントなどがたくさん行われる素敵な町です。天気の良い昼間にテラスでランチを食べながら談笑するキングストンの人々をみて、幸せとは何かを考えさせられました。
 最後に、両親をはじめ、今回留学するにあたって支えてくれた全ての人たちのためにも、カナダで勉強したことや経験したことは失いたくないし、ずっと維持する努力をしようと思います。

神田 麻由香 写真1