藤井美和ゼミ(人間科学科)

[ 編集者:人間福祉学部・人間福祉研究科 2017年11月2日 更新  ]

ふじい みわ

【担当教員】
藤井 美和(ふじい みわ)

研究テーマ

「生と死・いのち」について考える

研究内容

 今ここに生きている私たちは、生の中に在りながらも、いつか必ず死を迎える存在であるということを知っています。しかしながら私たちは、日常生活の中で、生きること死ぬことについて考える時間をほとんど持っていません。死生学は「死」のみを対象にする学問ではなく、「死」に焦点を当てることで見えてくる「生」、つまり、いかに生きるかについて学び、いのちの在り方について深めていく学問です。
 現代社会に生きる私たちが向き合わなければならない課題は、年々多様化し複雑になっています。どのように生き、どのように最期を迎えるかという根源的課題、大切な人を失った家族の悲嘆にどう寄り添うかという課題、生きづらい社会における自殺(自死)の問題、こころの病、ホームレスや貧困の問題、そして、出生前診断、代理母、安楽死など生命倫理にかかわる問題…。私たちはこれらにどのように向き合っていけばよいのでしょう。実は、このような「いのち」にかかわる議論の根底にあるのが、個々人の死生観、価値観、生命観なのです。
 演習では、まず人の「いのち」について考えるための基本的理論を学びます。そして生と死にかかわる事象がどのような死生観・価値観を背景として起こっているのか明らかにしながら、議論します。また、皆さん自身がどのような死生観を持っているのか自覚していくためのワークショップ(体験学習)、現場見学/体験、またゲストスピーカーを招いて話を聴く機会等をもっています。
 研究演習では、ゼミ生同士が真剣に語り合える仲間になることも大切にしています。そのため、研究演習の目的の一つとして、「支え合い、お互いが必要な存在になる」ことをあげています。

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