参加学生の声(長山 由奈さん)

[ 編集者:人間福祉学部・人間福祉研究科 2016年10月5日 更新 ]

長山 由奈 (Yuna Nagayama)

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 カナダで3か月過ごしたことによって、確実に私のなかで変化があったと思います。長期で海外に滞在することは初めてでしたし、なにより日本から遠く離れた国の習慣や文化、街並みや人々は初めて触れるものばかりでとても刺激的でした。カナダの人はおおらかで、英語が流ちょうでない私たち日本人留学生にもとても親切でした。ホームステイを受け入れてくれて、毎日を一緒に過ごしたホストファミリーやクイーンズの先生方はもちろん、留学のプログラム外で接したカナディアンもフレンドリーでした。私はよく大学のジムでスカッシュをしていましたが、たまに一緒にプレイする相手がいないときは現地のプレイヤーに声を掛けて練習を頼んでいました。たどたどしい英語を待って聞いてくれて、初めて会う相手でも快く練習を引き受けてくれて、その優しさに何度も感動しました。何人かは私の名前を覚えくれて、次会った時に向こうから声を掛けてくれました。このように一般の人に話しかけるのはとても緊張しましたが、大体は優しく対応してもらえたため、臆することなくコミュニケーションが取れました。英語学習としてもいい機会になったと思います。道ですれ違う人と挨拶を交わしたり、バスの乗り降りの際に運転手さんと少し会話をしたり、思った以上にネイティブの人と話す機会は多かったです。なにより、人との何気ない交流が当たり前というのは日本にはあまりない暖かい文化だと感じました。

長山さん写真2

 しかし、バスの運行時間がルーズであったり、掃除や洗濯、サービス業の質が少し荒かったりなど、日本で生きる私たちにとって不便と感じる習慣もありました。最初はストレスを感じ、苦労をする場面もありましたが、慣れてしまえばこれが普通に思えてきて、今度は逆に、あまりに行き届いたサービスを当たり前に享受できる今の日本がおかしいのではないかなど、色々考える機会になったと思います。日本の外から、日本と他の国を比べることでたくさん気づくことがあって、日本という国がより好きになる一方で、疑問点も生じてきます。また、カナダは移民も多く、街にはさまざまな人種の人が共に暮らしています。カナダではそれが当然のことであり、実際、私がカナダにいる間もアジア人だからと珍しそうな目で見られたと感じることは一切なかったです。とても過ごしやすい国でした。