文学部
K.G.

辻本 桜介 准教授

言語学、古代日本語、複合助詞、引用助詞

主に、古代日本語(11世紀ごろまでの日本語)の文法を研究しています。これは、中学・高校の国語の授業で勉強する古典文法にほぼ相当します。古文を読もうとすると、しばしば参考書を使ってもうまく訳せないことがありますが、そこには未解明の文法現象が関わっている可能性があります。古典文法は未知の部分が少なくないのです。

私は、現代日本語を対象とした文法研究の知見を援用し、これまで気付かれることの無かった古代の文法現象を記述することに力を入れています。