文学部
K.G.

楠本 紀代美 教授

形式意味論、時制、比較言語学

言語学とは、人間言語のさまざまな側面を科学的に分析する学問です。私の研究は、論理学・数学の方法をもとに言語の意味を解析していく、形式意味論という領域に属するものです。特に時制(現在、過去など)や相(進行形、完了形など)といった動詞の解釈に関連のある現象を中心に研究しています。

これらの現象が否定、量化、取り立てなどとどのように関わるのかも同時に研究しています。また、世界の言語を分類する類型論にも興味があり、英語や日本語だけでなくドイツ語、ロシア語、ヘブライ語などの比較研究を行っています。