文学部
K.G.

Daniel Gallimore 教授

シェイクスピア、翻訳、坪内逍遥

私の本来の研究は、シェイクスピア劇の日本語翻訳をめぐるものですが、この分野に含まれる翻訳理論・シェイクスピア研究・詩学・演劇研究などにも興味をもっています。特に、シェイクスピアの他者性(otherness)を日本語でどのように再現しているのかを検討しています。

博士論文では、シェイクスピア喜劇『夏の夜の夢』の四つの主要な日本語翻訳の詩学を扱いましたが、現在はシェイクスピア翻訳の先駆者であった坪内逍遥の業績を研究しています。現代イギリス詩(Philip Larkin など)やシェイクスピアの韓国における受容に関する論文も書いたことがあります。